2020年6月15日月曜日
仙北市議会6月定例会の一般質問①
仙北市議会6月定例会は、今日から一般質問です。初日は武藤義彦議員(蒼生会)、髙橋豪議員(〃)、小木田隆議員(市民クラブ)、熊谷一夫議員の4人です。特徴的な質疑を概要版でお知らせします。
【武藤義彦議員(蒼生会)】
Q.コロナウイルスの世界的な感染拡大で、仙北市を訪れる多くのインバウンド(外国人の訪日)観光客が激減した。回復に要する時間や、今後の誘客施策をどう展開するか。
A.国際航空運輸協会の見立ては、航空旅客が2019年の水準に回復するには、国内線は2021年末、国際線は2023年末と見込んでいる。私はもっと必要と思っている。今は戦略的に事業を打ち出す新・観光ビジョンが必要で、既に「仙北ロードマップ(仮称)」立案に着手した。場当たりではない、様々に変化するフェーズや世論・世情に、時宜を間違わないで、しかも効果的にメニューを発動する準備を進める。
【髙橋豪議員(蒼生会)】
Q.市は県のプレミアム宿泊券事業に、さらにインセンティブを付けた誘客事業を考えていたが、その内容について伺う。また市独自のプレミアム付き商品券はどうなっているか。
A.県のプレミアム宿泊券は40万枚を発行予定だ。市はこの県の宿泊券1枚につきさらに3千円の値引きを追加する予定だ。県宿泊券2枚使用だと6千円、3枚だと9千円になる。県宿泊券1万枚に対応する。事業期間は7月から9月を予定している。市プレミアム付き商品券は、過去最高のプレミアム30%で総額3億円を予定している。市商工会や関係機関と調整中だが、販売は8月上旬のお盆前、使用期限は今年の12月末日までとしたい。
【小木田隆議員(市民クラブ)】
Q.市の財政状況は非情に厳しい。財産の売却などで歳入確保を図るべきだが進まない。その要因は何か。また観光協会に500万円の高額補助の必要性、今補助する理由は何か。
A.予算の財源調整に本当に難儀している。議員の指摘は私も同感だ。なかなか進まない理由としては、全体の公共施設の延床面積35%縮減目標はあるが、各施設の利活用計画が未定なこと。今年は市長・副市長が先頭に立って計画を作り上げる。また観光協会は約430事業所が結集した準公共団体。さらに規模が大きい市商工会と共に、経済団体としてコロナ対策に汗をかいている。現状では有効な観光政策を打ち出す財源が枯渇している。
【熊谷一夫議員】
Q.新型コロナ感染症に対応した医療体制の整備で、PCR検査態勢は万全か。また万が一の感染者の入院・受け入れ病床、医療スタッフ、患者移送体制はどうなっているか。
A.角館総合病院は自前でLANP法による検査態勢を導入済みだ。医療崩壊に繋がる院内感染にも大きな効果を発揮すると思う。また同病院の患者受け入れの現状は2床だが、先ごろ県の要請により、フェーズ5(蔓延期)では11床に増床することを報告した。現在は医療スタッフの人選などを大方終えた。必要な備品手配や通話対応型ナースコールの設置など施設改修を実施中だ。移送は患者搬送コーディネーターが調整の上、消防が行う。
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山車を作ってる町内があるとの事ですが
返信削除やる気なのですか?
中止にするなら早く発表して下さい。
お手紙をありがとうございます。昨日の実行委員会で中止が決まりました。記録が残る150年の間で初めての中止と聞いています。神明社さん、お薬師さん、実行委員会…、皆さん新型コロナウイルスから、市民、お客さまの命と健康を守る大局に立った判断をされたと思いました。
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