2018年9月30日日曜日

仙北市災害連絡室から②


  明日の朝、JR田沢湖線に運休の情報が入りましたのでお知らせします。現在のところ運休となる列車は以下の通りです。

 これはJR角館駅からの情報です。~明日は、田沢湖線大曲駅7時1分発上り列車と盛岡駅5時20分発下り列車は、刺巻ー大曲間が運休となります。そのため、田沢湖線下り普通列車田沢湖6時9分発大曲行きは、刺巻駅より先は運休となります。上り普通列車角館7時21分発盛岡行きは、大曲駅ー刺巻駅間が運休となります。上り盛岡行き刺巻発7時36分発は通常どおり運行します~。

※新幹線は今のところ通常運行です。
※市内8ヶ所に自主避難所を開設中です。
※市内の全小・中学校は明日は休校です。

仙北市災害連絡室から①



 いま仙北市内は小康状態です。しかし今夜9時ごろから台風の影響が強まり、日をまたいで明日の午前1時ごろから6時ごろまで大雨で、風も警報級の風速と見積もっています。そこで午後3時に災害連絡室を立ち上げ、自主避難所を開設しました。

 各機関との連絡と警戒態勢の強化を行っています。市内8ヶ所の自主避難所は次の通りです。
《角館地区》
・西長野交流センター・角館庁舎西側庁舎
《田沢湖地区》
・田沢湖総合開発センター・田沢出張所・神代出張所
《西木地区》
・西木総合開発センター・桧木内出張所・上桧木内出張所


※市教育委員会では、明日の市内全小・中学校を休校としました。
※傘に強風のイメージ写真。天気図は日本気象協会発表。台風の目の写真はISS宇宙飛行士のツイッター画像。

2018年9月29日土曜日

仙北市議会が閉会しました


 仙北市議会定例会が閉会しました。平成29年度決算は認定、総合給食センターの補正予算は減額修正となりました。以下は私の閉会時の発言です。~総合給食センター予算については何より給食を口にする児童・生徒を第一に考え…~。

 ~総合給食センター予算については、何より給食を口にする児童・生徒を第一に考え、この判断が事業の遅延を引き起こさないよう、影響を最小限に留める努力をしなければなりません~。~また数点について報告をします(以下箇条書き)~。

◎新・角館庁舎の工事説明会を10月16日18時30分から開催(角館交流センター)
◎仙北市のふるさと納税の返礼割合(現状31.9%)は既に改善作業に着手済み。
◎9月3日に梶山弘志内閣府特命大臣が市内で視察・意見交換を行った。
◎学校適正配置の意見交換会を西明寺中・角館小でも開催することとした。
◎仙北市農山村体験推進協議会が農山漁村振興交付金の交付団体に採択された。
◎いよいよ来週は新・秋田の行事が開催されるので、多数の参加をお願いする。
◎県内25市町村対抗の「ふるさとあきたラン」を来年は仙北市で開催したい。

 1ヶ月に及ぶ市議会でした。ご苦労様でした。

2018年9月28日金曜日

クイーンエリザベス号の仙北市〝入港〟をお待ちします



 来年の4月23日、秋田港にクイーンエリザベス号(英国船籍・乗客数2,081人)が初入港します。折よく仙北市はサクラ・ミズバショウ・カタクリが咲き誇る花紀行の季節を迎えていて…。


 そんな訳で、クイーンエリザベス号を所有・運営するキュナード・ライン社から、ティモシー・マシソン氏(寄港地観光商品開発部長)をお迎えし、仙北市の魅力をお伝えする機会をいただきました。同氏のお話しでは、クイーンエリザベス号は4月以降も5月と9月の秋田訪問が決定しています。私は「その度ごとに仙北市へお出でください。クイーンエリザベス号が仙北市へ〝入港〟する気持ちで皆さまをお迎えします」とお話しをしました。もちろん〝入港〟は船ではなくて、新幹線だったりバスだったりのジョークです。


 四季を通じて、多くのクルーズ船のお客さまをお迎えできるよう準備を進めます。

2018年9月27日木曜日

外国人宿泊者数は32,496人



 今日は「世界観光の日」。そこで仙北市の外国人観光客の現状をザックリお話しすると、市内の外国人宿泊者数は昨年で32,496人。一昨年比で11,521人の増加です。

 仙北市が秋田県の全体宿泊数に占める割合は、ここ数年間30%~50%と高率で推移しています。外国人観光客数が東北で最も少ない秋田県ですが、仙北市は各地の観光都市と比較しても見劣りしない現状です。その要因は色々と考えられます。確実なのは、丁寧に故郷の魅力を発信し続けた先達の努力が今に実ったと言うこと。今年の目標は4万人です。既に多くのプロモーションを実施(または実施予定)で、6月時点で約2万人にお泊まりをいただいていますから、何とか達成したいと考えています。

 さて、これから豪華客船クイーンエリザベス号の関係者と打合せです。頑張ります。

2018年9月25日火曜日

総合給食センター建設に減額修正案



 今日は仙北市議会予算常任委員会でした。午前の委員会で、委員から総合給食センター建設事業費(今年度予算約1億2800万円)の減額修正案が提案されました。


 総合給食センターは、老朽化した市内3ヶ所の地区給食センターの統合に向け、これまで基本構想・基本設計と作業を進め、実施設計は9月20日に完成しました。建設事業は今年度~来年度の予定です。しかし、真崎寿浩委員は、「先の田沢湖クニマス未来館の建設で、実施設計に違算があったことを重く見て、今回の実施設計に間違いがないか、それを十分に精査しなければならない」とし、他4名の委員と予算の修正案を提案したものです。


 明日の予算常任委員会で、この修正案を巡る議論が行われる予定です。修正案が可決となった場合は事業の再構築が必要です。
※26日午前に開催された予算常任委員会で、修正案が賛成多数で可決しました。

満月の夜、「食べる女」と卵かけご飯


 やはり満月には不思議な力がありそうです。おかげ様で封切り間もない映画「食べる女」が観れたし、満月と卵かけご飯の関係も…。

 今日は所用で盛岡市を2往復。夕方には小泉今日子さん主演の「食べる女」(筒井ともみ・原作脚本 生野慈朗・監督)を観ることができました。小泉さん演じる敦子の生き方がとても魅力的でした。映画のメッセージは、「何をするにも食事が基本」「気力は食事から」かな…。さらにラストシーンで、私が密かに思っていたことが映像になっていてビックリ。たぶん卵かけご飯の黄身は、お月様なのです。卵かけご飯は満月パワーを食べるようなものだと…。

 ちゃんとご飯を食べるって大切です。

2018年9月23日日曜日

生保内節全国大会で地主さん最優秀賞


 昨日と今日、仙北市民会館を会場に第33回生保内節全国大会を開催しました。心ゆくまで生保内節を楽しめた2日間でした。審査の結果は…。

 年少の部は、八郎潟町から参加の谷川未采さん(八郎潟中学校3年)が、また、一般の部では地元・仙北市から参加の地主和希さんが、それぞれ最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。

 今回も多くの皆さんにご支援をいただき、素晴らしい大会にすることができました。ありがとうございました。

100キロ走破にチャレンジ!


 2018北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソンは、今朝4時30分に仙北市角館交流センター前をスタートしました。皆さん応援をお願いします。

 私、今年もスターターをさせていただきました(毎回ドキドキです)。無事にスタートできて良かった!。さて、ランナーの皆さんは、沿道からの熱い声援に励まされ、また20ヶ所のエードステーションで栄養補給しながら、北秋田市鷹巣のゴールを目指して北上中です。エードステーションは、公式設営の他、各地で自主的にサービスをする方々もいて、今年はいったい何ヶ所になっているのやら…。

 何より安全に、頑張れ、頑張れ。

2018年9月21日金曜日

わらび座ミュージカル~浜田謹吾ものがたり~


 戊辰戦争で新政府軍についた佐竹藩。戦局が極めて劣勢の中、応援に駆けつけた大村藩326人の中に浜田謹吾少年(15歳)がいました。その謹吾少年を主人公に、わらび座ミュージカルが11月から始まります。今日はその制作発表会でした。

 この戊辰戦争をご縁に、長崎県大村市と旧角館町は昭和54年に友好都市となりました。これを仙北市が受け継ぎ、来年はいよいよ40周年を迎えます。そんなこともあり、ミュージカルは来年1月、大村市でも上演されます。
 さて、謹吾少年は隊の士気を高める太鼓たたき(鼓手)でした。それでミュージカルは「俺はサムライ・ドラマー!~浜田謹吾ものがたり~」と命名したそうです。脚本・演出は栗木宏さん。謹吾少年役は小山雄大さん、母親役には椿千代さん、さらに高田綾さん、佐々木亜美さんなど、わらび座スターが勢揃いです。

 記者会見の終盤、私は気がつきました。で、思わず口をついてしまいました。「あれっ?、山川さん(わらび座社長)、このミュージカルに私の出番はないんですか?」。慌てて栗木さんが「何とかしましょう」と。さ~て、どうなるんでしょうか…。

2018年9月20日木曜日

「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」



 昨日から月刊誌・新潮45の特集記事をめぐり、新潮社を創業した佐藤義亮(仙北市角館出身)の言葉がネット上を駆け巡っています。その言葉は「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」で…。


 これは、佐藤義亮が新潮社を立ち上げる際の社則3ヶ条の1つです。改めて3ヶ条を紹介すると、
1.良心に背く出版は、殺されてもせぬ事。
1.どんな場合でも借金をしない事。
1.決して約束手形を書かぬ事。
 だったと言います。



 今回の騒動は、新潮45の10月号に載った「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」への批判です。この記事に対し作家らもツイッターで続々と批判の声を上げ、新潮社の社内でも同誌への異論が噴出している現状です。同社のツイッターアカウントは「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」という佐藤義亮の言葉を紹介し、批判をリツイートしています。言論の自由を守りながらも、新潮社に流れる義亮イズムを強く感じます。

2018年9月19日水曜日

訪日観光客が地価上昇を引っ張る



 18日発表(国土交通省)の基準地価は、前年比で27年ぶりの上昇です。その要因として、「訪日観光客が地価上昇を引っ張っている」と、マスコミ各社が伝えています。秋田県は…。


 地方圏は平均して下落傾向ですが、下落率は縮小しています。しかし秋田県は全用途平均で前年比2.5%ダウンで、その下げ幅は13年連続全国最下位(下落は21年連続)です。東北では訪日観光客数が最も少なく、県内の基準地価トレンドはマスコミの論調と同軸上にありそうです。一方、札幌・仙台・広島・福岡の地方4都市の上昇率は3大都市圏を上回り、「全国を牽引している」(日本経済新聞)でした。訪日外国人の人気スポット都市の景況感を、周辺の町村に波及させる手法の洗い出しが必要です。
 注目ポイントは、スキー場で有名な北海道ニセコ観光圏地域。「倶知安町が上昇率で全国住宅地の上位3位を独占した」(産経新聞)と報じています。また香川県直島は「瀬戸内国際芸術祭の中心的な開催地。1%の上昇」(同紙)との報道でした。



 仙北市は、全国レベルでスポーツや芸術、自然体験に恵まれています。訪日外国人の動きも県内では一番です。今後のホテル進出も期待できることから、地価の推移を注視します。

2018年9月17日月曜日

田沢湖マラソン!


 第33回田沢湖マラソンを開催。フル(42.195キロ)、ハーフ(20キロ)、10キロ、ペアマラソン(3キロ)に4500人のランナーをお迎えしました。暑かった!。

 ゲストランナーの渋井陽子さんは、「素晴らしいロケーション。まるで外国にいるようなコースです。道路を整備したら日本のマラソンの聖地になれますよ」と。日本マラソン界を長年指導してきた佐々木秀幸さんは、「大会も33回を重ね、多くの国々から選手をお迎えしています。国際大会の冠をつける資格は十分です」と、田沢湖マラソンに太鼓判を押してくれました。また昨年から始まった台湾・高雄国際マラソンとの交流では、高雄市政府から5人の選手を派遣いただきました。「田沢湖は素晴らしい大会です。是非ともスポーツ交流を続けましょう」と、頼もしいお話しをいただきました。
 真夏のような暑さになった今大会でした。大勢の市民の皆さん、実行委員会、大会関係者に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

【成績】
男子フル総合優勝 伊藤育生 2・31・45(千葉県)
女子フル総合優勝 鈴木絵里 2・56・11(能代市)
男子20キロ総合優勝 井関 肇 1・10・32(能代市)
女子20キロ総合優勝 佐藤夏実 1・21・23(東京都)
男子10キロ総合優勝 板橋賢吾   32・07(鹿角市)
女子10キロ総合優勝 福田 葵   38・22(秋田市)
ペアマラソン優勝 千葉洸之介・大沼侃 20・47(仙北市)
※敬称省略

2018年9月15日土曜日

友情と笑顔と歌とホッターラ


 田沢湖と姉妹湖の台湾・澄清湖を管理する台湾政府自来水公司(水道局)から、郭董事長はじめ33人の皆さんをお迎えしています。

 自来水公司の皆さんは、都内で開催の〝世界水フォーラム〟に参加しています。さらに日本の水道事業を見たいと、昨年に続き仙北市を訪ねてくれました。昨日は西木町西明寺第2低区浄水場を訪ね、水道事業者同士で意見交換を行っています。そう言えば、先月お越しをいただいた台湾・台北市医師会の皆さんとの意見交換も専門的だった…。

 姉妹湖提携から始まった交流事業は、30年経って大きく広がっています。市民交流は教育交流を加速し、さらに各業界の交流に進展中です。未来には何が生まれるんでしょう。先ずは友情にホッターラ(台湾語で乾杯)!。

2018年9月14日金曜日

メディカル・サイエンスカフェ仙北でお待ちします



 医学や健康について、秋田大学の先生がお話しをする「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト仙北」を開催します。カフェですから…、軽食やドリンクを楽しみながらの会です。9月21日(金)13時30分~、西木町総合開発センターでお待ちします。


 サイエンスカフェ・マスターは、秋田大学医学部長の尾野恭一先生です。また、話題提供として秋田大学医学部の若狭正彦先生、それに同大学教育文化学部の渡邊和仁先生もお迎えします。皆さんからは「すぐにできる貯筋運動」や「元気をスポーツ科学の視点から」など、毎日を明るく元気に生きるヒントが盛りだくさんのお話しをいただきます。どうぞお楽しみに!!。


※会場の都合で入場に限界があります。出席の方はお知らせください(私でも市役所企画政策課でもOKです。企画政策課の電話番号は0187-43-1113です)。入らなくなりそうになった段階で受付を終了します。

2018年9月13日木曜日

コンビニで印鑑証明書などの発行を可能に…


 今日の市議会は、議案質疑、9月補正予算質疑、平成29年度決算質疑を行いました。それぞれの場面で特徴的な質疑答弁を紹介します。

○議案質疑
《髙久昭二議員》
Q 仙北市印鑑条例の一部改正は、印鑑登録証明書等の交付がコンビニでもできるよう改正するものだが、マイナンバーカードがないとコンビニ交付はできないか。
A 今回の条例改正は、コンビニ等で印鑑証明書等の発行(来年1月4日から実施予定)ができるように条例を改正するものだが、コンビニ交付のシステムはマイナンバーカードを持っていないとできない。同カードを所有していない方は従前通り市役所の各窓口での発行だ。

○9月補正予算質疑
《高橋輝彦議員》
Q 玉川温泉から取り出す水素活用が、今後は加速していくものと思う。今回の補正予算はどのような事を行う経費か。
A 今回の産業創造事業費1,250万円の追加は、農業Iotと水素利用の2分野を進める財源だ(事業費の半分は国庫補助)。農業分野はセンサーの設置やドローンなど先端技術の導入を進めるため、農業者の学習会と実証実験などを予定する。水素分野は市の地域新エネルギービジョンの改定、水素吸蔵金属への小規模な吸蔵実験、児童生徒の学習活用などを予定している。

○平成29年度決算質疑
《平岡裕子議員》
Q 玉川温泉の岩盤浴地安全対策検討調査業務594万円は、どのような成果をあげることができたか。
A 国の地方創生推進交付金を活用し、岩盤浴地の冬季利用再開に向け、今後の協議を国や県と行うための調査だった。岩盤浴地を年間通して安全に利用できる方法を模索した。その結果、ハード対策としての雪崩対策工の概略設計、ソフト対策としての運営管理マニュアルを作成した。これらを持参し、既に国や国会議員への説明を始めている。

2018年9月12日水曜日

長靴はいてクワもって麦わら帽子で…



 市議会一般質問の2日目です。今日は平岡裕子議員・阿部則比古議員、真崎寿浩議員、田口寿宜議員が登壇しました。特徴的な質疑応答は以下の通りです。

《平岡裕子議員》
Q 県は中学生の医療費無料化を決めた。仙北市は既に無料化しているが、窓口で上限1千円の負担をお願いしている。これを撤廃できないか。また高校生の無料化はどうか。
A 議員の提案は私の思いと同様。しかし財源を来年度以降も継続して確保できるかどうかだ。仙北市はこの数年で子育て支援が格段に充実し、県や他市町村で実施していない制度も多い。高校生の対応も同じだが、段階な対応(入院・歯科受診など)も検討したい。


《阿部則比古議員》
Q 昨年の6月議会で、市内にある森林資源のミズナラでウイスキー樽をつくってはどうかと提案したが、その後どうなっているか。
A あの直後から、市内の森林調査とウイスキーメーカーへの協議を数度にわたって行った。これは不調に終わった。しかし(株)ドリームリンクが取組む秋田県産ウイスキーづくりで、ウイスキー樽の原料を仙北市で調達してもらう結論に至っている。楽しみだ。


《真崎寿浩議員(蒼生会)》
Q 抱返り渓谷は、これまでの紅葉シーズンに留まらない観光スポットとして、集客力が高まっている。春や夏、冬も外国からの来訪者が多くい。安全対策と施設整備は万全か。
A この夏とても悲しい事故が起きた。安全対策にこれで良いと言うことはない。常の管理と改善に最大努力する。近年で渓谷入口の歩道勾配改修、舗装工事と防護柵設置、トンネル改修設計業務の発注(県)まで進み、今年は神社から神の岩橋までの街灯設置を行う。


《田口寿宜議員(蒼生会)》
Q SDGs未来都市に市が選定された。持続可能な社会づくりの視点で事業に取組むとしているが、市民の幸せづくりを進めることこそ、持続可能な開発ではないか。
A SDGsも特区もIot推進ラボも、言ってみれば市民のまちづくりの道具だ。例えば田畑を耕すために、玄関で長靴(特区)をはいて、畑を耕すクワ(SDGs)を持って、麦わら帽子(Iot推進ラボ)をかぶった
ようなもの。土を耕し種を蒔き収穫する作業まで手が届かなければ、市民の幸せづくりにはならない。

 明日の本会議議案質疑は、髙久昭二議員、熊谷一夫議員が行う予定です。その後、議案を委員会に付託し、本会議終了後に予算常任委員会(付託議質疑・分科会分担)の開会となる予定です。

2018年9月11日火曜日

法を守ると人が守れない矛盾…



 今日から市議会は本会議一般質問です。門脇晃幸議員、髙橋豪議員、小木田隆議員、熊谷一夫議員の4人が質問台に立ちました。特徴的な質疑応答は以下の通りです。

《門脇晃幸議員(蒼生会)》
Q 生活者に寄り添った施策、自然災害対策をしっかりと実行するには、市の裁量により執行できる予算枠をより多く確保する必要があるがどうか。
A その認識は議員も私も共通のものだ。今年度予算では各地域の振興事業費や再災害防止対策事業費などを予算化した。これに限らず生活者に寄り添う施策を実施し、同時に仙北市のあるべき将来像の実現に向けて、政策的経費の確保が何より重要だと思っている。


《髙橋豪議員(蒼生会)》
Q 旧角総合病院について、管理棟など全て解体後に用地の売却などを検討していると聞くが、単なる売却ではなく、今後のまちづくりを考えての判断が必要だと思うがどうか。A 複数案を検討した中、駐車場活用や公共施設建設用地としての利用を見送った。売却にあたって周辺地区の活性化やまちづくりの寄与等、より優れた提案を行う民間の事業者へ売却できるよう、公募型プロポーザル方式の売却も検討している。


《小木田隆議員》
Q 市の業務や事業の発注について、地元優先で行っているのか、今後はどのような見解を持っているか。
A 地元優先だ。ただし施工が特殊で市内業者ができない工事は除く。平成28年度では全発注件数110件で、市内102件・市外8件だ。平成29年度は全発注件数が120件で、市内113件・市外7件だ。今後も公平性を確保し地元優先発注を継続する。


《熊谷一夫議員》
Q 災害時、逃げない人を逃がす方策(自主防災組織や隣組などの充実)、また町内の要配慮者を、誰がどこにどう逃がすか等の具体の計画はあるのか。
A 自主防災組織は災害時の安全確保に有効だ。今後も計画に沿って組織立ち上げを支援する。要配慮者情報は個人情報保護法があって町内で共有できない。市社会福祉課の努力で個人から同意をいただき、一部が共有できる状況になったが、法律を守ると人が守れない矛盾を感じている。


 明日は一般質問の2日目です。平岡裕子議員、阿部則比古議員、真崎寿浩議員、田口寿宜議員が質問台に登壇します。どうぞ傍聴にお越しください。
※インターネット中継も行っています。


2018年9月10日月曜日

人気の五感楽農ツアーと移住・定住



 「住みたい街ランキング2018」(SUUMO駅名調査)で、1位は関東が横浜、関西は西宮北口でした。都市機能が充実し、オシャレ感があると言う理由が目立ちます。仙北市は都市機能では歯が立ちませんが、でもオシャレだと思うんです。それは…。


 住む場所を選ぶ行為は、人の生き方・価値観の具現化です。その前に、どんなライフスタイルを望むか、そしてその場所をどうやって見つけるか。仙北市がJR東日本と始めた「五感楽農ツアー」は、そんな思いにお答えできるツアーに成長を続けています。仙北市は大自然に恵まれていて、活火山があって温泉が豊富で、美しい伝説の湖があって、河川や沢の水は清らかで、全国に名前の知れた観光地も多数あって、伝統文化も芸能も多彩で、外国からのお客さまは県内随一で、夜は星がきれいで、冬は雪がたくさんで、春には花が一斉に咲き乱れて、農業が盛んで…。これって、やっぱりオシャレでしょ!。


 昨日、ツアー参加者との意見交換会にお越しをいただいた菊地正・JR秋田支社長は、「この商品は首都圏生活舎にとって非常に魅力的です。農業を体験しながら有名な観光地も楽しめます。新しい移住・定住事業に育って欲しいと思います」と話しています。

生ハムでお腹いっぱい!



 昨日は、待ちに待った第2回国産生ハムフェスティバル。場所は仙北市田沢湖のレストランKAEDE前広場です。雨模様でしたが、全国からのお客さまで大混雑でした。


 北は北海道、南は九州の生産者と自慢の生ハムが集合しました。ワインやビール、チーズ、パエリアもあって、食べて飲んで(私は仕事中で飲めなかった)。雨が降っても美味しいモノは美味しいと、当たり前のことを再認識して…。生ハムをお腹いっぱいに食べられるお祭り、何て贅沢なんでしょう。


 田沢湖高原のグランビア生ハム工房は、全国の生ハムファンにとって憧れの聖地です。東京赤坂のスペイン料理グランビア(金子裕二オーナーシェフ)は、昨年から市内高地で三元豚の放牧も始めました。国有林野内で木の実を食べさせての豚放牧も…。

2018年9月5日水曜日

いよいよ角館のお祭り



 角館のお祭りが明後日に迫りました。神明社の祭典(9月7日と8日)、薬師堂の祭典(9月8日と9日)で、お祭り期間は7日から9日の3日間です。

 正式名称は、国指定重要無形民俗文化財「角館祭りのやま行事」です。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。今年は武者人形や歌舞伎人形をのせた17台の曳山(ひきやま)が町内を巡行します。曳山には笛・大太鼓・小太鼓・鼓・摺り鉦・三味線等の奏者、そして美しい秋田おばこが乗り込んで、「お山囃子」(おやまばやし)を奏でながら艶やかに手踊りを披露します。激突(やまぶっつけ)は、曳山同士が通行権を主張し合う「交渉」が決裂した際の行為です。

 ぜひ皆さんお越しください。静と動堂々、雅さ、艶やかさに感動をお約束します。

 

2018年9月4日火曜日

台風21号にご注意ください



 台風21号は、今日の午後9時ごろから明日の午前中ごろまで、仙北市に影響をもたらすことが予測されます。雨の降り出しは早ければ午後6時ごろです。あわせて暴風による被害に注意が必要です。


 仙北市にも警報級(15m/S)の風を予測しています。また雨は累加雨量で100~200mmと予測しています。多いときで1時間あたり50mm程度、少ないときでも20mm程度と見積もっています。仙北市では、昨日から情報収集と対応を進めています。また台風の影響が夜半に及ぶことから、事前避難が重要との認識で、市内各地に自主避難所の開設準備も進めています。


 行政やマスコミ等の情報をお聞き逃しないよう、お気を付けください。不要不急の外出は控えてください。
※天気図は日本気象協会より。

2018年9月3日月曜日

梶山地方創生担当大臣をお迎えして



 今日の午前、梶山弘志・地方創生担当大臣(写真:左から2人目)をお迎えし、地方創生特区・近未来技術特区の指定で新ビジネスを展開する市民との懇談を行いました。梶山大臣からは多くのヒントをいただきました。


 懇談は、(株)メディカルファーム仙北、(有)田沢湖自然体験センター、欧風食堂Kaedeの3ヶ所。空き店舗を活用した農産物加工、地域限定旅行業の可能性、放牧豚のブランド化や生ハム製造などについて、それぞれの代表者と活発な意見交換を行いました。現状の規制緩和だけでは事業が進まないなど、率直な意見もありました。梶山大臣は、「地方創生×SDGsだったり、資金獲得の新たな仕掛けだったり、手法はまだまだ多彩にありそうです。今後もこの取組みをしっかり支援します」とお話しをいただきました。


 その他、具体の提案もいただきましたが、これは後ほどにします。若者が地域で事業を立ち上げる(地域で暮らし続ける)ハードルを、いくらでも低くすることができたらと思います。

2018年9月2日日曜日

優さん皆さんありがとう!


 高橋優さん主催の『秋田CARAVAN MUSIC FES 2018』が終わりました。高橋優さん、応援アーティストの皆さん、仙北市の皆さん、会場にお越しの皆さん、本当に素晴らしい2日間をありがとうございました。

 高橋優さんはお気遣いの人でした。私は2日間とも開会宣言の大役をいただいていましたが、ステージに上がる前、必ず話しかけてくれます。初日に私が「口にして良いこと、悪いことはありませんか?」と聞くと、「市長の好きなようしていいんですよ」と。それで開会宣言のステージ上で、大好きな〝明日はきっといい日になる〟を少し口ずさんでしまって…。そうしたら今朝の打合せで、優さんは「フェスを盛り上げてもらって、ありがとうございます。皆さん喜んでいましたよ。もっと長く歌ってください」と。

 高橋優さんの歌は応援歌です。秋田を思う気持ち、何かにチャレンジする人の背中を押す、そんなメッセージにあふれています。またご一緒しましょう。

2018年9月1日土曜日

皆さんをお待ちしています


 今日と明日、高橋優さん主催の『秋田CARAVAN MUSIC FES 2018』です。会場は仙北市田沢湖の生保内公園野球場。天気は晴れ。感動と出会いが皆さんをお待ちしています。

 会場周辺は混み合うことが予想されます。どうか時間に余裕を持って移動してください。皆さんのご協力でケガなどのない楽しい2日間としてください。そして仙北市の魅力もいっぱい堪能してください。
※特設サイトhttp://www.acmf.jp/2018/

 では気をつけて!
 楽しんで!