2015年8月28日金曜日

内閣府が区域会議の日程を発表

本日午前の閣議で、7地区の国家戦略特別区域会議の開催日時が決定しました。7地区とは、昨年指定した東京圏・関西圏・養父市・沖縄県と、新たに指定された仙北市・仙台市・愛知県です。

 今週25日の閣議で、仙北市が国家戦略特区法の正式な政令地域に指定された際、できるだけ早期に区域会議を開催したい旨のやり取りがありましたが、その日程について調整が終了し、今回の発表となりました。

 仙北市の区域会議は以下の通り。
1.日 時 9月7日(月)10時50分~11時20分
2.場 所 仙北市田沢湖庁舎第1会議室
3.議 題 1)仙北市国家戦略特別区域計画(案)について
            2)その他
4.取 材 会議は非公開。ただし会議冒頭、石破内閣府特命担当大臣
      あいさつ時のみカメラ撮り可(テレビ会議で出席)
5.会 見 会議終了後、同庁舎第4会議室で記者会見
※区域会議の主催者は内閣府
※写真はイメージ(ドローン実証実験時:左が小泉政務官、真ん中が平副大臣) 

2015年8月27日木曜日

ビリギャルに超感動!!


先週の台湾ミッションで、羽田~台北松山空港間のフライト中、ずっと機内映画を観ていました。しかも往復同じ映画を…。
 その映画は「ビリギャル」と言います。学年で最低成績のある女子高生が、学習塾の講師に励まされ、1年みっちりと勉強に励み、慶應義塾大学に合格したというサクセスストーリーです。モデルになったお話しがあったそうですが、これを小説にした原作「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」も、かなり売れたと聞きます。

 主演の有村架純さん、伊藤淳史さんも素晴らしいです。でも単純に目標に向かって、周囲の雑音を気にも止めない工藤さやか(主人公の名前)の生き方に、多くの皆さんは共鳴しているのだと思います。
 映画の中盤、順調に成績が上がっても、合格ラインがまだまだ高いところにあることを知った工藤さやかが、挫折心からノートに書いた「身の程知らず」の言葉には、自分もドッキリしました。

 ちょうど数日前、市議会の地方創生特別委員会で、「地方創生、地方創生と言うけれど、実は何の実態もない夢物語を語り、追っているのではないか。議会は、特別委員会は、もっと現実的な議論をする場所ではないのか」とのご指摘をいただきました。確かに現状では何もカタチニはなっていなくて、ご指摘にも一理あります。その時、自分が発言したことは、「昔、アメリカのケネディ大統領が、月まで人を運ぶアポロ計画を議会に提案したとき、同じように絵空事と批判した議員も大勢いたけれど、これを実現する過程で、文明がどれだけ進化したか、大きな夢を叶えるための努力は、その過程でも必ず何かを生み出すはずだ」と…。
 仙北市が「身の程知らず」かどうか、それは今後の取り組みで明らかになります。

 映画の中で工藤さやかは言います。「将来は、他人の人生を応援できる仕事につきたい」。今はまだまだでも、きっと近い将来、市役所は「市民の人生を応援できる存在」に、なれると思います。

2015年8月25日火曜日

仙北市の政令指定が正式決定

政府は今日午前の閣議で、仙北市を国家戦略特区の第2次指定地域に政令指定することを正式に発表しました。写真は、石破茂・地方創生担当大臣の記者会見の様子(秋田朝日放送のニュース報道画面です)です。なお2次指定地区は、仙北市の他、宮城県仙台市、愛知県の3自治体です。

 3月18日の閣議決定から約5ヶ月の間、石破大臣の現地視察、平副大臣・小泉政務官らに参加をいただいたドローン実証実験(会場は田沢湖スキー場)、地方創生シンポジウムなど、多くの局面があった後の正式指定です。法律的には政令指定は8月28日の公示です。また特区法の運用ができるのは、法的には9月1日からです。ただ区域会議を開催し、事業認可を受ける手続きがありますから、実態が見えるのは少し後になりそうです。その区域会議の開催日時などは、現在内閣府との調整です。
 そもそも区域会議は、原則的には大臣・自治体首長・民間の事業主体代表の参加が必要で、国会開会中の開催には相当な調整が必要です。ただ事業着手をできるだけ早くに行いたい思いもあり、9月上旬の線で調整協議を続けています。28日の公示の際に、内閣府の会見がありそうです。その時までは決まるかもしれません。

2015年8月21日金曜日

歓迎夕食会に参加して

写真奥手でスピーチしている方は、東元電気の会長で台湾経済界トップの黄茂雄さんです。佐竹知事とは大変親しい関係で、そんなご縁で昨晩は黄さんから台湾経済界の皆さんにお声かけをいただき、多くの方々が秋田県訪問団の歓迎夕食会を催してくれました。

 左手に写っている方は、元政府観光局長で現在は中華航空チェアマンの頼さん、その隣は秋田県観光文化スポーツ部の前川部長、その隣が日本テクノス会長の相田さん、写真には入っていませんが、その横に佐竹知事がいて、さらに元政府経済局長、台湾新幹線社長、台湾ジェトロ会長、台湾の各銀行頭取などが参加しています。自分も以前から黄さんとお付き合いをいただく一人です。先日は都内でもご一緒しました。仙北市内の情勢もよくご存知で、地方創生特区では台湾側の窓口的存在です。黄さんとのご縁から、都内企業の仙北市誘致のお話も進行中です。

 ところで自分は、もっぱら経済局長だった陳さん(現在は台湾大学教授)とお話をして歓迎会を過ごしました。陳さんから、「日本の国家戦略特区は、地方再生・国力再生に有益な政策なのですか?」との問いかけに、自分は「国自体で人口が減少し、生産力も消費力も下降している中では、地方の未利用資源を最大活用し、国力を高めようというアイディアも当然有効です。ただ、そのためには国一律の法律の運用ではない、地方が直面している課題を解決できる、特別な法体系の整備が必要でした。それが特区です。民間活動に障害となっている規制を撤廃・緩和して、経済活動のモデルをつくり、それを広域化していけば日本再生は叶うと信じます」とお話をさせていただきました。

 今回の台湾訪問は、観光客の誘客活動と同時進行で幾つもの情報収集を行っています。考えさせられることが多い出張です。

2015年8月20日木曜日

初めてVairを訪問しました

県ミッションの目的は、県知事を先頭に県経済界や市町村長などが連携し、総力で台湾観光客の誘客力強化を図ることにあります。そのために各航空会社等を訪問したり、旅行エージェントとの商品造成を行ったりの行程がギッチリと組まれています。

 そんな中、今回初めてお伺いするのがVair(ブイエアー・復興航空関連企業)です。割安感なチケット販売で人気が高く、台湾LCC業界では台風の目と言われています。他社と比べて明らかに違うことは、スタッフが若い!、さらに女性が大半!等です。つまり行動力や瞬発力など機動性が高く、繊細な心遣いや新たな価値観・創造性など、時代を拓く「武器」を持っていると評価されています。

 その通り、素晴らしくスピード感のある協議になりました。自分は「どんなに素晴らしい場所ですよと言っても、その商品を造成し販売する皆さんが、秋田に仙北に来たことがないと言うのではお客様も信用してはくれません。何より急がなければいけないことは、まず来て、実体験ができる機会をつくることですね」と。スタッフの皆さんからは、「近いうちに必ず行きましょう」のご返事をいただくことができました。

 皆さん本社の玄関口に出て、秋田からの一行をお見送りいただきました。バスが来る間、一番大事なお話ができたような気がします。「これだけの市町村が連携できたら、きっとオールシーズン通して観光に行きたくなるようなメニュー造成ができます。春も夏も秋も冬も…。自分のところだけ売り込んでも年間商品はできません。年間商品ができないところに定期便は飛ばせませんよ」。
 全くごもっともなお話です。

台湾に秋田の食を売り込め!

写真は、20日のお昼に行われた「秋田の食売り込み状況報告会」でのスナップです。場所は台北市内の大型レストラン「ポタジエガーデン」。それで写真の一番右が(株)あきた食彩プロデュース台湾駐在員事務所副所長の加藤陽介さん、真ん中はポタジエガーデン社長、柿崎直樹さん、左の方は食彩プロデュース台湾駐在所の李さんです。

 どうして食彩プロデュースが台湾進出をしたか…、それを加藤副所長は、「秋田は間違いなく食の宝庫です。この素晴らしい食を台湾の皆さんに認知してもらい、行く行くは食と出会うための秋田ツアーにつなげていきたいと思っています」とお話ししていました。また「台北では3度とも外食で済ませる習慣が一般的です。味付けも基本調味料は味噌だったり醤油だったり、主食はお米や麺です。つまり日本食と共通する要素も多いので、日本で好まれる食文化は、きっと台湾でも気に入ってもらえると思っています」と抱負を語っていました。

 また現状報告と言うことで、北秋田市出身で台北市内でラーメン店を経営している虻川厚さんも駆け付けてくれました。創業時の大変だったことなど、取り組んで分かったことは基調な情報です。「進出して良かったと思っています」の言葉を口にできるまで、多くのお話しできない苦労に立ち向かったんだろうなあと、グッときてしまいました。

エバー航空本社での協議結果

今日20日から、県のミッションに合流。午前の日程で大切な位置付けになっているのはエバー航空本社訪問です。エバーはこれまでも台北~秋田間のチャーター便を運航していて、秋田県はもちろん、仙北市にとっても大変お世話になっている航空会社です。

 9時30分から始まった協議では、佐竹知事からこれまでの御礼、また衆議院の富樫代議士、秋田商工会議所の三浦会頭からも秋田の現状などをお話しいただき、その後、各市町参加者が発言を行いました。
 今回、台湾ミッションに参加している首長は、北秋田市の津谷市長、横手市の高橋市長、男鹿市の渡部市長、大館市の福原市長、自分ですが、明日には三種町の三浦町長も一緒になる予定です。

 ところで仙北市は、毎年エバー航空を表敬しているので、お迎えいただいた会社のスタッフはだいたいのお顔は分かります。今回も経理の林さんなどが、熱心にお話に耳を傾けてくれました。自分は主にお伝えしたいことを4つ紹介しました。まず準備してきた台北国立師範大学附属高級中学と角館高校の姉妹校締結が間もないこと、また10月~11月に北投温泉で行われる温泉祭りにはブースを出展して観光PRを行うこと、また着実に台湾からの修学旅行が増加していること、さらにスキー修学旅行が実現できたこと…、です。

 林さんからは、「秋田との交流が深化していることを実感しています。実は桃園空港の滑走路改修などがあって、10月以降のチャーター便に大きな不安がありましたが、皆さんがこうして来るお話しを事前に聞き、何も成果を持ち帰れない状況になっては大変だと思いました。そこで政府と交渉を続け、先日やっと10月20日~11月5日の間に、4便の運行が決定できました。さらに定期便化について毎年お話をいただきますが、双方の乗客確保が課題です。子ども達の修学旅行や温泉交流など、どうかさらに進めるよう私からもお願いしておきます」とのお話をいただきました。

台北市のメディカルツーリズム

18日の夕方に上京し、19日から台湾台北市内で活動しています。青柳宗五郎・仙北市議会議長にも同行をいただき、昨日は台北市内の北投温泉を訪ねました。ここの温泉組合の相談役を務める周水美さんとは、北投温泉と玉川温泉の温泉提携(2011年8月)以来、ずっとご親交をいただいています。

 ところで台北市は、2007年に前述の周水美さんから提案された「温泉と観光と医療の連携企画」を議論してきて、2009年には政府としてこれを実現することを決定しました。それが今回視察した「北投健康管理医院」(写真)です。昨年の12月に完成し、この2月から業務を開始したそうです。台湾の医院は日本では総合病院のイメージです。整形外科や内科、美容科などの専門医30名が勤務しています。台湾では、美容と医療の距離感は、日本より相当近い感じです。もともと台湾では北投温泉の人気は高く、この地域資源を活用しての新たな拠点センター的位置付けになっていました。
 そんなわけで、この医院の特徴は2階から5階は医療機関ですが、6階から12階がホテルになっていることです。しかも建設予算は台北市が負担したんだそうで…。まさに市のメディカルツーリズムの具現化と言うことができます。

 これから県のミッションに合流しますが、合間を縫って、台湾の温泉療養の第一人者・陳家勉主任医師にお会いします。仙北市の地方創生特区のメニューに上げた「温泉と医療の連携による国際ツーリズム」の推進には、なくては成らない方との会談が楽しみです。

戸沢氏祭り・戸沢サミット盛会!

8月17日の第19回戸沢氏祭り、そして17日から18日にかけて開催した第3回戸沢サミットは、多くの皆さんのご協力で大いに盛り上がりました。心より感謝を申し上げます。

 岩手県雫石にその縁を興し、仙北の地に居城した兼盛から数えて20代、約400年にわたり仙北一帯を治めた戸沢家。その後は茨城県小美玉市・高萩市に居を変え、山形県の新庄城主となる波瀾万丈の一族ですが、仙北市内でも余り知られていない功績を、少しでも多くの皆さんにお伝えしながら、現代の上記5市町が連携を強め、新たなまちづくりに協力し合う、そんな願いも込めてのサミット開催でした。

 戸沢氏祭りを始めてご覧になり、「本当に感激しました。歴史の向こうに私どもの祖先の息遣いを感じました」と、戸沢当主の戸沢充さん・友子さんご夫妻。往時、家老職を務めていた家柄の皆さんの参加も多く、この後の展開がますます楽しみになりました。

 写真は、真山寺(西紀町小山田)境内での小山田ささら奉納の舞いのスナップです。サミットでは戸沢ささらにも参加をいただきました。西明寺中学校の時代演劇も大好評でした。

2015年8月18日火曜日

大きくなったなあ

お久しぶりの再会でした。写真に写っている皆さんは、平成24年の7月から約2年間仙北市の副市長を務めた田邊浩之さんご家族です。左から2人めが奥様のちぐささん、その右隣が娘さんの利那(りな)さん、そして清香(さやか)さんです。田邊元副市長は公務多忙で残念ながら同行できなかったそうで、残念…。

 田邊浩之さんは、農林水産省の若手エースでした。当時、東北農政局長だった佐藤則夫さんから「スゴイできるヤツがいる」とご紹介をいただき、何度か田邊さんとお会いして(お酒も酌み交わして)副市長をお願いしたことを思い出します。ご本人は随分と悩まれたようですが、着任後は「仙北市に骨を埋める」と言って、ご家族を千葉から生保内に呼び寄せた熱血漢でした。

 奥様のちぐささんは、ご近所や子ども達の父兄とのお付き合い、豪雪、豪雨災害などを経験し、今も多くの仙北市の皆さんと親交をいただいています。もちろん2人の子ども達も、たくさんの友達が市内にいて、今回は、そんな懐かしい皆さんに会う「お盆帰省」だったとのこと。
 それにしても、利那さん、清香さん、大きくなったなあ。

2015年8月13日木曜日

千秋公園の蓮の花を見て

お盆を迎えています。故郷に帰省した皆さん、お帰りなさい。ゆっくりと家族や友人との時間を楽しんでください。またお墓の掃除で汗だくになってしまったお父さんやお母さん、ご苦労様でした。毎日暑くて大変です。ご自愛ください。

 さて、写真は秋田市千秋公園のお堀の蓮の花です。ここ数日、秋田市内での会議が続き、合間を縫って美しく咲いた蓮の花を眺めたりしています。そんな気持ちになるのもお盆だからです。広報せんぼくの8月15日号にも書きましたが、「今、自分の存在があるのは累代にわたる命のリレーがあったから…。そのリレーも出会いがなかったら何も始まらなかったわけで、どれか1つでも欠けたら、居なかったんだよな~」と。まさに奇跡の連鎖です。

 そんな哲学的な思いと同様に、さらなる疑問が頭をもたげます。「この蓮の花の根っこはレンコンなんだよなあ~。どうして掘って食べないのかなあ~」。

 食べられない種類の蓮なのでしょうか…。どちら様かご存じの方はお知らせください。

2015年8月9日日曜日

秋田県総合防災訓練が仙北市で

今日は、仙北市全域で秋田県総合防災訓練が実施されました。訓練想定は、8月9日の午前8時30分に横手盆地・真昼山地を震源にM8.1の地震が発生し、仙北市では震度7を観測、家屋の倒壊・道路の損傷や火災に対応するため、住民主体の初期消火、及び要援護者の避難支援等が行われました…。またこの大地震の影響で、秋田駒ヶ岳の火山活動が活発化、噴火警戒レベルが5に引き上げられ、仙北市では直ちに避難指示を発令、関係機関と連携して大規模な住民避難を開始しました…。と言うダブル災害の対応です。

 この訓練には、カテゴリー分類では関係機関55団体・組織、さらに約1800人に及ぶ人員の参加をいただくことができました。市内全域と言うこともあり、大きく分けても角館地区では自主防災組織の避難訓練や災害ボランティアセンターの開設、倒壊家屋からの救助・電柱撤去、外国人観光客の避難誘導などが、田沢湖地区では災害対策本部の設置や火山対応訓練、田沢湖スキー場では登山制限訓練や被災者のヘリコプターヘのピックアップ作業が、西木地区では避難所開設訓練や炊き出し作業、赤十字奉仕団の講話などが、それぞれ行われました。

 写真は角館・西長野交流センターに開設された遺体安置開設所の訓練風景です。手前に写っている方は今回の訓練統監を務めた佐竹知事で、奥で数人の医師が対応していた遺体判別作業を見守っています。なお佐竹統監には、田沢の先達地区土石流災害現場で行われていた3回忌法要にも参加をいただきました。

 佐竹統監は、訓練終了にあたり、「仙北市の課題を織り込んでの訓練大会だった。参加の市民の皆さんに、対応のイメージを構築する機会となってもらえたら良い」との感想を述べました。自分は後に開催した記者会見で「2重災害を想定した訓練だったが、これだけの人員と組織が災害直後に確保できることは考えにくい。近隣の市町を連動した災害訓練も必要」とお話をさせていただきました。

 参加をいただいた皆さんに、心から感謝を申し上げます。

2015年8月4日火曜日

仙北市Walkerの発行で

仙北市の市政10周年を記念して、田沢湖・角館観光連盟では10月に「仙北市Walker(観光情報誌)」の発行を予定しています。この誌面企画として、観光大使の皆さんにお集まりをいただいての対談が行われました。

 会場は角川本社ビル(都内千代田区)。仙北市Walkerは角川と連携して制作が進行しています。さてこれまで、市が委嘱した観光大使は5人。その皆さん全員が集合するのは相当に大変なことです。でも、それぞれお忙しい中でも、「何とか調整しました」と、オールキャストが勢揃いです。古賀和則さん(株式会社バスクリン社長)、荒木田裕子さん(日本オリンピック委員会理事・東京オリンピックパラリンピック組織委員会理事)、西木正明さん(作家)、小櫻舞子さん(歌手)、haーjさん(作曲家・編曲家)、本当にありがとうございました。

 田沢湖・角館観光連盟の佐藤和志会長と自分は、ほぼ聞き役です。とても良い対談でした。多彩な皆さんのご意見ですから、ご提案の幅も思いっきり広くて、音楽など文化芸術の振興策、スポーツ交流の活性化、食の継承と掘り起こし、仙北言葉の伝承などなど…。どうぞ、皆さんも仙北市Walkerをお楽しみに!!。

2015年8月2日日曜日

内舘牧子さんの色紙

にかほ市の土田牧場で見つけました。
内舘牧子さんの色紙です。

二月の雪
三月の風
四月の雨が
輝く五月をつくる

 とあります。
良い言葉です。

公民大学陶芸学科が第7回作品展

開催中の仙北市公民大学陶芸学科「第7回学生作品展」の様子です。角館樺細工伝承館(第1研修室)で、8月1日(土)から8月3日(月)の3日間開催していて、陶芸学科の皆さんから楽しいお話もお聞きすることができます。

 展示してある作品の多彩な形状や色彩に驚いていると、人それぞれ、作り手の個性が良く表れるんだとか…。「今、学生さんは20人弱ぐらいです。上手い下手は関係ありません。芸術性を追求するのも結構ですし、生活陶器を狙うのも結構です。同好の仲間達とオシャベリを楽しむことももちろん結構です。好きなように自由に楽しんでいますよ。皆さんもお気軽に参加してください」とのことでした。

 同大学陶芸学科の皆さんからは、市の親子陶芸教室や大曲養護学校せんぼく分教室など、様々な場面で陶芸を指導いただいています。ありがとうございます。
※作品展は午前9時30分から午後4時まで。入場無料です。

玉川ダム交流会

玉川ダムって、どんな事に役立っているの?みたいな疑問に、全てお答えできる学習会が「玉川ダム交流会」です。昭和62年から続く夏休みの恒例行事で、流域の小学校4年生に参加してもらっています。この交流会が7月24日に開催されました。主催は仙北市や国土交通省、林野庁などで組織する実行委員会です。

 今年は仙北市の全ての小学校、大仙市は角間川小学校と藤木小学校、秋田市からは四ツ小屋小学校から総勢240名が集まってくれました。出身校に関係なく混ぜこぜで12班を編成し、ダム堤体内部や発電施設、周辺公園での森林学習など、賑やかな時間を過ごしました。各班の子ども達を指導いただいた大人隊員の皆さん、本当にありがとうございました。

 さて開会式のあいさつで、「玉川ダムが初めてと言う人は手をあげてくださ~い!」と尋ねたら、ほとんどの子ども達が手をあげました。なるほど、地元の子ども達も来たことがない場所になっていたのか…、一昔前はニホンオオクワガタを採取するために、子ども達と一緒にダム湖周辺を走り回る車がいましたが、最近はそんな家族も余りいないようです。ダム交流会を機に、仙北市の懐の深さを感じてもらえたらと思います。