2023年9月29日金曜日

月もその気も…


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“月もその気も、満ちたり欠けたり”です。今日は中秋の名月、十五夜、満月です。でも、お月さまだって満ちたり欠けたりするんです。

 今日のAmazon日本ストアは、佐藤勘六商店(にかほ市)のいちじくの甘露煮です。これ、本当に美味しいんです。お店がある大竹地区の栽培いちじくが高品質なこと、さらにお店の加工に絶対に秘密があるはず…、ああ知りたい。取材に行った田村アナは、思うようなお話しを引き出せなくて落ち込んでいましたが、大丈夫!。上手くいかないこともあります。人間ですから、元気も勇気もやる気も、いつもマックスなんて無理です。満ち欠けがあっていいんです。

 三見月と言う楽しみ方があります。十五夜(今年は9月29日)、十三夜(〃10月27日)、十日夜(〃11月22日)の月をみんな見ることができたら、きっと願いが叶うと…。十五夜は綺麗なお月さまを見たので好スタートです。

2023年9月28日木曜日

空とぶクジラ


 イオンモール秋田の隣、住宅資料館に建つクジラ看板(写真左)が大好きです。最近、ディズニープラスの連続ドラマ「アソーカ」に宇宙クジラが登場して…。

 アソーカはスター・ウォーズシリーズの短編ドラマ。新配信しているシリーズ(毎週水曜日に新作放映)は実写版です。位置づけとしては、エンドアの戦いで共和国軍が帝国軍に勝った後年…、でしょうか。しかし帝国軍も復権を狙い各銀河で反転攻勢を仕掛け、元ジェダイのアソーカ(写真右上)やサビーヌ(写真右中)が命がけの戦いを挑んで…。そんな物語の重要な役どころに、宇宙を旅するクジラ“パーギル”(写真右下)が登場します。

 小さな頃から、クジラはきっと空をとぶと思っていました。いえ、空に浮いたクジラを見たような記憶もあります。みんな同じことを考えるんだなと、こっそりニンマリしています。

2023年9月27日水曜日

伝説の夜這いこき地蔵


 このお地蔵さまが、「秋田の伝説」(長山幹丸著)で紹介された“夜這いこき地蔵”です。仙北市角館の某集落に祀られています。モノクロ写真でアップしましたが、実物は…。

 綺麗な着物を着ています。その着物も以前の写真とは違っていて、何着か枚数があるようです。地域の皆さんから大切に守られて来たのでしょう。この美形でオシャレなお地蔵さま、昔は毎晩のように夜這いに出歩いたと伝わっています。困った村人が懲らしめのために背中に釘を打ち、それでお地蔵さまの背中は真っ赤に染まっていると…。

 背中、覗いてみたいなぁ…。

2023年9月26日火曜日

女性は実に太陽であった


 平塚らいてう(女性解放運動家:1886〜1971)さんの言葉。今日は横手市交流センターで女性応援の会にお招きをいただき…、はい、思いっきり喋らせてもらいました!。

 正式には「地域の女性リーダー応援講座in横手市」です。冒頭の言葉は「元始、女性は実に太陽であった。今、女性は月である。他に依って生き、他の光に依って輝く、病人のような青白い顔の月である」と続きます。大正から昭和に時代は移ろう中、反戦の旗も上げ活動した平塚らいてうさんの女性権利獲得運動は、皮肉にもGHQの戦後改革で叶うことに…。

 ところで、私が公職を預かっていた時、男女共同参画社会の推進、職場の女性活躍支援、イクボス宣言、SDGsで持続社会への転換などに懸命に取組みました。でも実は…、それ以前から仙北市の女性は太陽のように輝いていました。今もです。女性・男性の別ではなく、「自身に正直に行動したか、やったか、それともやらなかったか」の違いではないかと思います。もしも女性だから行動できなかったと言う理由だとすれば、あなたが起こしたい行動の理解者を増やしましょう。先ず一番先の行動は声を上げることです。あなただけが抱える課題ではありません。

2023年9月25日月曜日

サンちゃん頑張れ!


 じっけん農場のバタフライピーが咲き続けています。と言うか…、暑さが一段落したら草勢はさらに増したように見えます。ジェラートの色素源やアンチエイジング茶として…。

 バタフライピーの栽培に取り組んで2年。完全無農薬・無消毒栽培のノウハウは何とか手にできましたが、加工の第1段階の乾燥作業は未知がいっぱいです。昨年も今年も夏はお陽さまがギンギンで、乾燥は何とか間に合っていました。でも、今年はこの後も咲き続けることが予測されます。そうなるとお陽さまパワーだけでは不安で(日干しが長くなるとカビが生えることが…)。写真のような小型のフード・ドライヤーを購入し、勝手にサンちゃんと命名しました。少し時間をかけて、花に最適な時間と温度を探り出したいと思います。

 ところで、説明書をめくったらドライフルーツもお手の物とあります(それが本業!)。これは面白いな、サンちゃん、柿の渋抜きもできるかな…。

2023年9月24日日曜日

挑戦者の後ろ姿


 早朝5時40分、100キロチャレンジマラソン第1エードステーション(仙北市西木町西明寺)です。ここは10キロポイント。一息ついて、また走り出すランナーの後ろ姿が…。

 若い方もお年寄りも、女性も男性も、それぞれ目標に向かって走っています。もちろん100キロを走り切ることが目標でしょうけれど、でも、それだけではないようで…。エードステーションでは、地元のボランティアスタッフが用意した水分や栄養を補給。一息ついて、また走り出すランナーの皆さん。素敵な挑戦者の後ろ姿です。

 皆さんの完走と、素晴らしい人生をお祈りします。

2023年9月23日土曜日

キツネ火


 秋田市内で秋田奇譚会。小松和彦さん(写真右下:秋田県)のラブコールに応え、黒木あるじさん(写真右上:山形県)、鶴乃大助さん(写真右中:青森県)が来秋。語った怖い話しは…。

 小松和彦さんは人形道祖神・郷土史研究家。黒木さん、鶴乃さんは文筆活動や講演など超多忙な方々で、以前からお名前を知る人気の研究者です。皆さんのお話しはどれも怖かったのですが…、印象深かったのは黒木さんが話した“キツネ火”のこと。山仕事に従事するお爺さんから聞いたそうです。お爺さんの話しでは…、「ずいぶん昔のこと。その日の仕事は山が深く、里に戻るころには暗くなりそうだった。それで山に入る前にお稲荷さんを参拝し、よくお願いしてから山に入った。帰りは思った通り暗くなってしまったが、里に続く道なりにキツネ火が灯って…、それで無事に家へ帰ることができた」と。

 他にも祟りのこと、辻々に潜む魔物、山の神…、怖いけれど考えさせられるお話しをたくさん教えてもらいました。次回開催が今から楽しみです。
※キツネ火(写真左)はイメージ。

少し頑張って


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“少し頑張って、ちゃんと秋を楽しもう”です。猛暑と大雨で苦しんだ夏。それは人間ばかりではなく、植物も動物も過酷で辛い…。

 作物は高温障害が多発しました。家畜も熱中症になりました。それでも生き抜いて稔ってくれて…、秋を迎えました。稔りは冬を越すため、春を迎えるための準備です。人間も自然の一部ですから同じこと。秋は旅も楽しみな季節ですが、遠くに出かけなくても、1本ちがう小路を歩いたり、一駅手前で降りて歩いたり、少し違う時間を過ごすだけでも転地作用は体験できます。

 時間や予算も工面も必要ですが、稔ってくれた食をいただいたり、読みたかった本を買ってみたり…。人間も冬を越す、春を待つ、いえ、人生を充実したものとするために、少し頑張って、ちゃんと秋を楽しむことが必要だと思います。

2023年9月22日金曜日

樹海ドームでドリカムの…


 大館市倫理法人会で「秋田100%プロジェクト〜伝説編〜」のお話し。あぁ楽しかった!。その後は、ニプロハチ公ドーム (樹海ドーム)でドリカムの…。

 大館は街も人もパワフルで大好きです。それに八郎太郎の一族は比内独鈷の大日堂が始まりと言われていて、とても重要な場所。ここでお話しをするからには、中途半端なことはできません。改めて資料を読み直し、田沢湖の龍神たつことの関係を再精査して臨みました。私は楽しかったのですが、皆さんいかがだったでしょう。

 会を終えニプロハチ公ドーム(樹海ドーム)に移動。実は直前に電話でお聞きしたら、「今日は日中は他の予約がないので、はい、お貸しできます。1時間あたり160円です」と。「え〜?、あのTRFが、あのB'zが、あのSMAPが、あのKinki Kidsが、そしてDREAMS COME TRUE(リハーサル)が立った場所に、オレも1時間160円で立てるのか…」。で、窓口で使用願いを書いて2時間分(320円)をお支払いし、1人でSMAPやドリカムの歌を口ずさみながらウォーキング。これは贅沢だ!。

2023年9月21日木曜日

魔物が湖面に踊る


 月夜の晩、魔物が湖面に踊るお話し(田沢湖の面箱石伝説)で、ハイライトシーンをビジュアル化してもらいました。デザイナーは由利本荘市の東海林結花さんです。

 面箱石伝説は、田沢湖の大沢集落で語り継がれてきました。月夜の晩になると、魔物が裏山の祠から翁面を持ち出し、顔につけて湖面に飛んで行って…、ダミ声で唄い朝まで舞い続けると言うもの。村人はこの狂宴を恐れ、魔物が翁面を手にできないよう、巨大な石で封印したのが面箱石です。今回、東海林さんに描いてもらった場面は、まさに物語のハイライトシーン、月光を映す湖面で舞う魔物です。

 曖昧な頭の中のイメージをお伝えしただけで、こんな絵が描けるなんてビックリです。思い通りに場面再現ができました。ありがとうございました。

2023年9月19日火曜日

ひまわりの笑顔で…


 秋田内陸縦貫鉄道の八津駅横に咲くひまわり。24日は秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンですが、早朝の国道105号に立ち、ひまわりに負けない笑顔で…。

 現体制での100キロチャレンジマラソンは、今年ファイナルになることが決まっています。初回が1989年ですから、あれから34年が経ちました。当時は…、内陸線の応援や内陸線沿線の町村の連携、地域おこし、いろんな思いがありました。たしかトライアスロンを模索したことも…。以来、本当に多くのランナー、地元の皆さん、関係団体が汗を流し、共に作り上げたマラソン大会でした。

 マラソン当日、ひまわりに負けない笑顔でランナーや関係の皆さんをお迎えしようと思います。


2023年9月18日月曜日

狐の窓


 やっと遠野市立博物館の「遠野物語と呪術」へ。呪術は神仏や精霊など神秘的な力を借りて、願望を叶えようとする行為です。現代でもけっこう普通に行われていて…。

 受験の合格祈願、住宅の棟上げで行う餅まき、トイレの神様への感謝などなど…、身近なところで日常的に呪術(おまじない)は受け継がれています。一方でオドロオドロしい呪術はワラ人形などを使った呪詛ですが、この呪詛に対抗する呪術(呪詛返し)もあります。興味津々の展示物の中で、特に気になっていたのが「狐の窓」(写真右上)でした。怪しいモノと出会ったら、この絵のように指を組み「化生(けしょう)のものか魔性のものか、正体を現せ」と3回唱えて覗くのです。

 そうすれば異界や異界のモノを見ることができます。でも…、見てしまったことで厄介が起こることも多数あるそうで…。

2023年9月17日日曜日

クマ対策の根本


 連日のクマ被害・クマ目撃情報で、野外作業を躊躇している皆さんも多いと思います。原因はさまざま考えられますが、クマ対策の根本は豊かな森づくりが一番だと…。

 私の周辺にいるクマはツキノワグマで、自然界には天敵がいないと言われている猛獣です。クマは雑食性ですが、もともとは肉食獣ですから本能的に動物を襲います。進化の中で木の実や植物を食べるようになったと…。一方で森林の今昔を考えると、スギ人工林の拡大から伐期の到来、国産材の低迷と高値安定、さらには異常気象と自然災害の多発…。山の様子が一変していることは、たまに山歩きをする私でも一目瞭然です。ましてクマの生息環境は、きっと大きな変化が起きているはずです。

 有害鳥獣の駆除対策は、人員確保がさらに難しくなります。時間はかかりますが、クマが人里におりて来なくても食糧を確保できるよう、豊かな森づくりが一番の対策だと思います。

2023年9月16日土曜日

違うこと


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“もっと自由に心のままに、みんな違ってみんないい”です。だって、あなたは世界にたった1人の存在で…。

 番組の特集で紹介したのは、ラーメンAo、ハンバーガーとパスタのAce、町酒場ペッシバル。3人のアナウンサーの食レポも楽しかった…。お店はどこも個性的で本当に美味しそう。この個性、どことも違う、誰とも違うことが重要です。個性的なお店が増えれば、その町はもっと魅力的になります。個性的な人が暮らす町は素敵です。

 後半の“みんな違ってみんないい”は、大好きな金子みすゞさんの詞です。これ以上の言葉を知りません。


2023年9月14日木曜日

じっけん農場の現状


 写真左はウコン(ターメリック)、右は甜菜(砂糖大根)です。あきた100%プロジェクトに欠かせない原料で、門脇じっけん農場の目玉作物でしたが…。 

 ウコンは秋田カレーに欠かせません。11月にハウス食品さんと開催予定のスパイス・カレッジでも使用します。でも成長が思ったより遅く、秋以降も土の中で成熟を続けた方が良いかも…。今のままだとクルクミンの含有量が不安です。甜菜は畑が水浸しになったり日照りになったり、除草も手が回らず終いで可哀想なことをしました。これから根に糖分を蓄える時期ですが、切ってみたら中が空洞で…。あきた100%プロジェクトのジャムづくり、砂糖がどれだけ作れるかにかかっています。

 今年は大雨と異常高温で、農家の皆さんも大変な一年でした。これからできること、あとは何かなあ…。


2023年9月13日水曜日

走るなメロス


 飯島塾(野中和郎塾頭)公開講座では、たくさんの皆さんにお話しをお聞きいただきました。その中で過去の評価は見方で変わることをお伝えしたいと思い、「走るなメロス」を…。

 「走れメロス」は、最も健康的で人間愛に満ちた太宰小説の代表作品です。この傑作をユーモアあふれる新解釈で評論したTBSの安住紳一郎アナ。SNSの動画などを見ると、安住アナの結論は「走れメロス」ではなく、「走るなメロス」になっています(すぐに検索できるのでご覧ください。素晴らしい理論展開で最高に面白いです)。過去の評価だって変わるんです。自分が苦々しく思っていた過去の失敗は、いつまでも失敗だとは限りません…、とお話しをしました。

 公開講座の終わり際、カッパは本当にいるんですか?と質問をいただいて…。嬉しかったなあ。

2023年9月12日火曜日

時間は未来から過去に流れる


 明日、秋田市の飯島塾(野中和郎塾頭)の公開講座でお話しをします。内容は3部構成で、1部が「未来から現在を見る」。実は最近「時間は未来から過去に流れる」と感じていて…。

 ずっと「過去は変えられない」に違和感を感じていました。例えば失敗だと思っていた過去の取組みが、今になって思うと反対に成功だった、あの時の意味付けが今は正反対になっている…、そんなことは少なくありません。未来の事実が成立した時、過去の評価は一変します。「過去は変わる」のです。むしろ過去に拘泥しない、明確に望ましい未来をイメージして、そこから現在の行動を組み立てる…。これって、時間は未来から過去に流れることではないでしょうか。

 第2部は「あきた100%プロジェクト」、第3部は「伝説の向こう」です。会場は秋田市飯島のコミュニテイセンター、時間は14時から16時まで(入場自由・無料)。お時間のある方はどうぞ。

2023年9月11日月曜日

鈴とお菓子を持って


 この数日間、周囲は熊の目撃情報でいっぱいです。朝夕の農作業や散歩などは十分に注意を!との呼びかけに従い、今日から鈴とお菓子を持ってウォーキングに出ていますが…。

 隣の地区で人身被害が起こりました。もう農村部でも都市部でもかまわず熊は出没します。安全地帯はありません。できる限り視界が利く場所で、暗くない時間帯でのウォーキングに切り替えました。また鈴が熊よけには有効とのことで、今日から持って歩いています。でも…、この鈴、魔除け鈴(まよけすず)です。自称・妖怪トラベラーが魔除け鈴を持ち歩くのは如何なものかと思い、携帯を躊躇していました。“く”が足りませんが音が良いので“苦”になりません。

 お菓子は、熊と遭遇したときに差し出そうと…。今日は東ハト製菓のオールレーズンです。昔、埼玉県の工場でバイトしていて、焼き立てが美味しくて美味しくて、今も大好きなお菓子です。今日は熊に出会わなかったので、食べながら帰りました。明日は…。

2023年9月10日日曜日

武道教室と沖縄ランチと…


 由利本荘市岩野目沢で充実の一日。武道教室で“力を抜く秘伝”を教わり、沖縄ランチでソーキそばを堪能し、地域の偉人・岡田藤九郎の紙芝居を見て…。結ま〜る、大好き!。

 企画は沖縄カフェ結ま〜るの東海林あゆ美さん。私たちも田沢湖ジェラート結ま〜る店を開店し、田沢湖シアターをお楽しみいただきました。武道教室で教わった“力を抜く秘伝”こそ、頑張り過ぎる日常に必要な知識・テクニックだと確信しました。私、明日から力が抜けてフニャフニャになっていると思います。岡田藤九郎の紙芝居も素晴らしく…、東海林さんは直系の子孫にあたります。納得です!。

 パワー充填の日曜日、休日はこうでなくちゃ…。

2023年9月9日土曜日

畏怖畏敬の物語


 AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた。この前、能代市と男鹿市で収録した怖〜いお話し、オンエアになりました。能代市は湯殿山龍泉寺の生面、男鹿市は封蛇石です。

 詳しくは4日のブログをご覧ください。それにしても…、あのロケを素材に特殊編集も行って、手前味噌と言われそうですが見応えのあるVTRでした。明日から龍泉寺では生面の公開を行うそうです。稀有な物語は県内には結構あります。秋田は昔から自然の恵みで暮らしを立てて来ました。自然が豊富な分、お話しの種もバリエーションも多彩です。

 その根底は自然や理解できない現象、見えない異界に対する畏怖畏敬ではないかと思います。そんな物語が埋もれかかっています。掘り出さないと…。

2023年9月8日金曜日

ごしゃぐな


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“まんじ(づ)ごしゃぐな、おもしぇぐおもしぇぐ”です。秋田弁です。()書きは地域で違う語尾を表記しました。意味はと言うと…。

 まんじ(づ)は“まあ”とか“本当に”とか、軽い感嘆や接続詞のような使い方をします。全体の意味は…、“まあ怒らないで、面白く面白く”的なニュアンスでしょうか。酒井アナが特集で訪ねた湯沢市は、ご登場いただいた川連塗り職人の阿部さん、釣り堀の菊池さんや沼倉さん、稲庭うどんを作る東海林さん、同社社員で自販機部門代表の高倉さん…、皆さんの地域愛、ユーモア、生き様に感動しました。湯沢市は食べ物・飲み物、伝統工芸、人も魅力なんだと。特に東海林さんが着ていたTシャツに、“ごしゃぐな”のバックプリント。これです!。

 腹立たしいことが多い世の中ですが、怒りにまかせて不満をまき散らかすか、受け止めて改善まで楽しむか…、素晴らしい先輩方にお会いした思いです。

2023年9月7日木曜日

角館のお祭りが始まりました


 角館のお祭り(角館祭りのやま行事)が始まりました。9日まで。角館総鎮守神明社と勝楽山成就院薬師堂の祭典に合わせて行われます。この間、町は祭り一色に染まり…。

 400年以上の歴史を誇ります。武者人形や歌舞伎人形をのせた曳山には、笛や太鼓の奏者、手踊りの秋田おばこも乗り込み、おやま囃子を披露しながら丁内を巡航します。本当に優美な祭りです。一方、神明社や薬師堂への参拝を終えた曳山同士で、狭い道路の通行権を争った交渉が決裂すると激突(やまぶっつけ)になります。あまりに力強く激しく…。日本の祭りの原点、エッセンスを今に伝えるお祭りです。

 1991年に国指定重要無形無形民俗文化財、2016年にユネスコ無形文化遺産に指定されました。3日間の主な動きは、7日は各曳山の神明社参拝、8日は各曳山の佐竹北家ご上覧、おやま囃子コンクール、観光山ぶっつけなど、8・9日は各曳山の薬師堂参拝…などです。皆さまのお越しをお待ちします。

2023年9月6日水曜日

ワンダーで武家まん


 明日からお祭りが始まる角館、今日は前夜祭で賑わっています。その町内のワンダーモール・タカヤナギ店で、武家まんの販売が始まったと聞き行ってみました。あった!。

 アイスと一緒に壁側フリーザーに入っています。パックは西長野の自動販売機と同じで2個入り(冷凍)です。武家まんパックを手に写真を撮る挙動不審男を横目に、続けて2パック売れました。武家まんファンのお母さんにしたら、お祭りで帰ってきた息子に武家まんを食べさせたかったんだろうなあ…。

 有限会社ゆかり堂製菓さん、ワンダーモールはきっと売れます。

2023年9月5日火曜日

お面の不思議な物語


 AKT秋田テレビの取材チームに同行。能代市の湯殿山龍泉寺で、二の舞い翁面と舞楽の嫗面を見せていただきました。お面には不思議で恐ろしい物語が…。

 木村祥泉住職や旦那様のお話しは、残暑も忘れる恐ろしいもの。お面は秋田の昔話に登場する羽鳥沼の生面(いきめん)で、美しい年頃の女に化けて人々を惑わせたそうです。退治された時の武士の刀傷が痛々しく残っています。さらに…。男鹿市では霊蛇を閉じ込めた封蛇石を取材。蛇は1000年生きると龍になり、その時、世の中に災いを起こすと言われています。これを阻止しようと徳善禅師がやって来て…。

 続きは今週の土曜LIVE!あきたをご覧ください。心臓が弱い方は気をつけて…。

2023年9月4日月曜日

宮沢海岸を歩く


 秋田県立大学大潟キャンパスで打ち合わせ。新築の牛舎も見せてもらいました。その後、宮沢海岸をウォーキング。学生時代はお腹が減ったらハマグリを…。

 よく宮沢海岸でハマグリを採って食べました。素足の裏に意識を集中し、波打ち際を行ったり来たり…。殻も多いのですが結構たくさん採れました。寮に帰って砂抜きをして、あとは鍋にしたりご飯と一緒に炊いたり…。宮沢海岸は当時からデートスポットで、あこがれの場所でした。足の裏でハマグリを探しながら、頭の中でオフコースの「汐風のなかで」が流れて…。

 そんな思い出の宮沢海岸を歩いてみました。そうか、あれから40年の時間が流れたんだ…。

2023年9月3日日曜日

ススキ野を歩く


 札幌のナイト・ウォークではありません。秋を感じたくて、記憶にある各地のススキ野を訪ねました。でも先々で熊が怖くて…。

 最近は「熊は山にはいない。里にいる」から、「熊は里にはいない。家にいる」事案も発生して、全く笑えません。これだけ暑かった夏は経験がなく、きっと山の中でもこれまでとは違う変化が起きています。さらにあの豪雨です。いつも行く山菜ポイントが無事か、そこに辿り着けるか、そもそも山菜が生えるか…。細心の注意で出かけないと危険です。

 ススキも何だか少ないなあ…。


2023年9月2日土曜日

おばけ屋敷を作ろうか…


 小さい頃、角館のお祭り(9月7日〜9日)にはおばけ屋敷(小屋)が建ちました。入りたくても怖くて決心できず、入り口の前を行ったり来たりで…。

 今年の夏、近隣数か所のおばけ屋敷を事前リサーチし、ソロ活でおばけ屋敷のハシゴをしようと計画していました。でも1ヶ所も訪ねることなくシーズンは終了。残念です。こうなったら、来年はおばけ屋敷を作ろうかと…。市内には未利用の空き家が何軒もあるし、その地域に伝わる怖いお話も多彩です。

 キャストを引き受けてくれる人、いるかなあ。

2023年9月1日金曜日

夢しゃべれ・心ひらげ


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“夢しゃべれ・心ひらげ”です。秋田県人が寡黙だと言うイメージは全国で定着した県民性ですが…。

 その要因の1つと言われた寒さ(寒くて口を開けられない…、本当?)ですが、この夏の猛暑と言ったら殺人的でした。さらに温暖化が続くので暖冬傾向は否めない現状です。首都圏などで秋田弁を封印する人も多数ですが、生まれ故郷の方言を隠してどうするんですか。それで上手に共通語が話せないから無口になってしまう…、その悪循環を今すぐに断ち切りましょう。方言で良いから心をひらいて思いを語るのです。以心伝心なんてありませんよ。

 特集で紹介した笑点(秋田県収録版:この後2週連続放送予定)で、楽屋に突撃インタビューした関向良子アナとお師匠さん達の軽妙な掛け合い…。言霊は人を楽しく幸せにするお話しにこそ宿っています。

2023年8月31日木曜日

エアマックスの修繕


 NIKEのエアマックスコマンドです。中古店で見つけて愛用していました。でもエアクッションに穴があいて中に小石が入り、まるで鈴が鳴る子どものズックみたいにカラコロ音が…。

 それはそれで楽しいのですが、自称アース・ウォーカーとしては如何なものかと…。靴底が摩耗してエアーが抜けてしまったエアマックスは、もうエアマックスではない、怪我や故障の原因にもなるので買い替えるしかない…、などなどSNSでは厳しい書き込みばかりでした。それでも愛着があって捨てられません。シューグーを詰め込もうかとも思いましたが、ダメ元で靴ピタボンドで穴を修繕してみました。

 あれっ?、思ったより上手くいったような…。機能に期待しないで普段履きをしてみます。

2023年8月30日水曜日

大沼のカッパ


 夕方、大沼の近くを走っていて、フッと思い出しました。もう20年も前のことです。「子どもたちとバス釣りに来て、沼でカッパと出会ったんだ」…。

 この時のお話しは、広報せんぼく・まちづくり日記(2019年8月16日号)にも掲載しています。〜その日は夕方まで頑張って、それでも1匹も釣れなくて、諦めて帰り支度を始めた時です。水のはねる音がしたので沼中のヨシ原に目をやると、そこに小さな人影が見えました。人影はこちらを伺っているような様子で数秒動かず、次の瞬間には水に消えました〜。

 あれ以来です。おばけや妖怪など異界の存在が気になって、今では妖怪トラベラーを自称しています。それにしても、どうして今日に限って思い出したのか。それで車を停めて沼の畔に立ってみました。カッパのほうが会いたくなったかな…。
※写真は今日の大沼。

2023年8月29日火曜日

君の未来


 それは今朝のウォーキング中に起こりました。自転車で横を通った近所のおばさんが、畑で収穫したナスをカゴから1つ落として走り去り…。あぁナスさん、君の未来は急展開だぞ…。

 何でもそうですが、周辺の状況変化に気づかないと痛い目にあいます。ナスさん、君はおばさんの家で冷たい地下水で洗われて、例えば煮びたし、味噌炒め、生姜焼き、含め煮、麻婆茄子、もしかしたらお味噌汁なんかに入って…、おじさんやお婆さんに美味しい美味しいと食べてもらえる、そんな未来を思い描いていたはず。でも、君の現状はかなり危機的です。おばさんの家に辿り着けないばかりか、さっきから朝仕事で往来する軽トラックにひかれて、ペシャンコになっちゃう可能性のほうが高いんだから…。

 それで辺りを見回して君を拾い、短パンのポケットに入れて1万歩を一緒に歩いた仲だから、もう運命共同体だよ。1〜2日はぬか床の中で休んでね。

2023年8月28日月曜日

置山の前で


 角館を歩いていると、よく外国人観光客に話しかけられます。例えば「これ(写真)は何ですか?」と聞かれたら、どう答えたら良いでしょう。「これは山です」と言っても…。

 きっと意味が通じません。This is a mountain、いえ置山ですからPut mountain?、何か適切な英訳があったような気がするなあ。作業中の立町の置山を見ながら、あれこれ考えて妙案を思いつきました。「角館のお祭りのシンボルと言ったら分かりやすいかも。江戸時代から明治までは、こんな大きな山を大勢で担いで町内を練り歩いたんです」と、時代の変遷も加えて説明してみようかな…。

 角館のお祭りは来月7日〜9日です。皆さまのお越しをお待ちします。
※背景は夕日です。


2023年8月27日日曜日

人生の夏休み


 田沢湖ジェラート夏休み店の営業を終了しました。改めて皆さまに感謝を申し上げます。この1ヶ月は、私たちにとっても人生の夏休みみたいな期間でした。キラキラ光る…。

 皆さまの夏の思い出づくりにお手伝いできたとしたら…、そんな嬉しいことはありません。私たちも田沢湖が大好きです。その湖畔でキラキラ光る夏休みを過ごした、そんな気分です。田沢湖ブルーを再現したジェラートづくり、物語性を高めた太郎のクッキースプーン、さらに田沢湖シアター…。ああ、楽しかった!。

 その田沢湖シアター(たつこと太郎の伝説を語る会)は、期間中152回公演で600人以上の皆さまに参加をいただきました。記念の150回目公演は、由利本荘市からお越しの門脇さんご夫妻です。偶然ですが…、息子夫婦でした。

2023年8月26日土曜日

いよいよ27日が最終日


 ご愛顧いただいた田沢湖ジェラート夏休み店は、いよいよ27日が最終日です。閉店を惜しむお話し等ありがとうございます。明日も普段通りに皆さまをお待ちしたいと思います。

 7月22日に開店し、途中で2日間のスタッフ夏休みをいただきながら、1ヶ月以上にわたる営業期間になりました。岩手県雫石町のジェラート専門店・松ぼっくりと共同開発した高品質なジェラート、田沢湖の龍神たつこと八郎潟の太郎をモチーフに、私たちの菓子工房で手焼きしたクッキースプーン、そして5人のたつことクニマスキャンペーン…、高い技術と多彩なアイディアに支えられ、いよいよ最終日を迎えます。

 田沢湖シアターは今日で145回公演です。明日で何とか目標の150回公演は達成できそう…。こちらのご用命もお待ちしています。
※写真は今日午後のお店前。
 

2023年8月25日金曜日

何を生み出すか…


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“未来のヒントは過去にある”です。こうやって喋っている現在も、一瞬で過去になります。私のお話しに未来のヒントがあるかは…。

 甚だ疑問です。でもAmazon日本ストアで紹介した「かわつらカレー」(湯沢市:川連運送)は、それまでの同社と地域の親密性、時間の経緯があって誕生したヒット商品。まさに過去があっての未来です。農家の皆さんが差し入れしてくれた野菜を使い、ドライバーの皆さんの賄い料理でカレーを作ったら評判になって…。新商品開発の必要な要素が全部つまったお手本です。未来に何を生み出すかは、やはり今をどう生きるかで決まります。

 コロナ禍を経て、多くの企業が異業種への進出を検討していると聞きます。青臭いですが、時間や地域や人との繋がりが大切だと思います。

2023年8月24日木曜日

たつこさんの水浴び


 「この暑さは辛いでしょう」と、洗面器から手で水をすくい浴びせる鈴木達朗・一社理事。たつこさんの水浴び写真…、レアです。看板娘の仕事もあと3日、頑張れたつこさん!。

 田沢湖シアターは今日で139回の公演を数えました。お客さまから教えてもらうことも多く、たつこ伝説で知らなかったお話をお聞きして…。それは「たつこは母さんの病気を治すため、観音さまから聞いた霊泉の水を汲みに行き、その泉に引き込まれて龍に化身した」と言うもの。通説と共通するのは、やはり観音さまの意志です。

 明日も明後日も厳しい暑さが予想されます。どうか体調など崩されませんように。

2023年8月23日水曜日

巡る季節


 クソ暑かった夏も、この数日の朝夕は少し遠慮ぎみです。田沢湖ジェラート夏休み店の営業は、残すところ4日間になりました。駆け込みでお出でいただく皆さまに…。

 最後の力を振り絞ってジェラートを練り、田沢湖シアターを上演しています。たつこ伝説はお客さまから興味深い㊙情報もあり、どちらかと言うと私の方が楽しんでいるかも…。これだからライブ公演はやめられません。

 写真は帰りに立ち寄った潟尻のたつこ像。歩道フェンスにトンボが…。季節は巡ります。

2023年8月22日火曜日

元気を出して


 田沢湖ジェラート夏休み店、おかげさまで開店1ヶ月が経ちました。そして今週がラストウィークです。それで先日からお店にCDプレーヤーを持ち込み、竹内まりやさんの…。

 さまざまなお客さまをお迎えしています。家族連れ、若いカップル、お婆ちゃんサークル、サイクリスト、一人旅の女性、元気いっぱいの子どもたち、少し疲れ気味の大人…、などなど。偶然に立ち寄って食べた田沢湖ジェラートが、皆さまの日常に喜びの彩りを添えたり、あと1歩を踏み出すきっかけになれたら、こんな嬉しいことはありません。私たち自身も毎日が試行錯誤です。最近はお店に音楽を流そうと思い、竹内まりやさんのベストアルバムをBGMがわりに使っています。気づかれるお客さまもいて、「お好きなんですか」と聞かれたりします。いえ、たまたま車に乗っていたCDです。でも“元気を出して”を聞くと、「大丈夫、大丈夫!」みたいな気持ちになれます。特に好きなフレーズは…。

 幸せになりたい気持ちがあるなら
 明日を見つけることはとても簡単
 人生はあなたが思うほど悪くない
 早く元気だしてあの笑顔を見せて

 はい、同感です。田沢湖ジェラート食べて一息ついて、元気を出して…。あっ、この曲のエンディングには、山下達郎さんと薬師丸ひろ子さんがバックコーラスで参加しています。贅沢な1曲です。

2023年8月21日月曜日

武家まん見つけた!


 田沢湖ジェラート夏休み店は27日まで。皆さんのご来店をお待ちします。ところで写真は武家まんの自動販売機。やっと見つけた!。

 武家まんは有限会社ゆかり堂製菓の大ヒット商品。大判焼きとか今川焼きとか呼ぶ地方もありますが、角館周辺の皆さんは武家まんです。少し前、ユーマートの駐車場にあった販売所が閉店してからご無沙汰していました。それが先日、ゆかり堂製菓西長野工場売店の自動販売機で再会できて…、嬉しいです。

 自動販売機の武家まんは冷凍です。電子レンジでチンして食べてください。でも私は、凍ったままアイスのようにガリガリ食べるのも好きです。

2023年8月20日日曜日

バタフライピーの夏


 春(4月10日)に種をまいたバタフライピーが、暑さも手伝って素晴らしい花を咲かせています。この花の色素で田沢湖ジェラートの青が実現しました。それにしても…。

 毎日バケツで2個以上、時間にして1時間かけて花を収穫します。朝仕事とは言え気温は30度を超えていて、毎日が汗だくの作業です。原産国のタイでは年間を通じて花を咲かせるそうで、365日ずっと収穫する人のことを思うと…、何だか気の毒です。

 門脇じっけん農場のバタフライピーは、きっと秋田にいることを忘れて咲いています。

2023年8月19日土曜日

寄り添う2人


 田沢湖ジェラート夏休み店は、夏休みを終え今日から再開しています。写真はお客さまにお出しする直前のジェラートですが、まるで太郎とたつこが寄り添うように見えて…。

 さっとスマホで撮影した1枚です。お客さまは2人の関係を知らないようで、不思議な顔をしています。「この2人は伝説の人物で恋人同士なんですよ。ジェラートのクッキースプーンになっても寄り添っているように見えて、つい写真を撮ってしまいました」と。お客さまも顔を見合わせて喜んでくれました。

 田沢湖は恋愛成就の湖として、海外のお客さまにも広く認知されるようになりました。太郎とたつこの伝説がベースです。もしもこの2人、本当に実在した男女だとしたら…。

2023年8月18日金曜日

愛は時空を超えて


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“愛は時空を超えて”です。お盆と言えば、あちらの世界とこちらの世界の交流週間。さらに酒井アナが田沢湖で…。

 ウチはうっかり迎え火を焚きそびれ、送り火だけのお盆になってしまいました(お迎えしていないのに早く帰れと言わんばかり😁)。そんな無礼者にもご先祖さまは愛(慈悲)を注いでくれて…、まさに愛は時空を超えています。番組で酒井アナが訪ねた田沢湖では、初挑戦のサップを指導してくれた角田大さん、ライブハウスでピアノを引いてくれた地域おこし協力隊員の溝口真矢さん、田沢湖ジェラートの一社・市民活動あきたも、みんなみんな酒井アナに喜んでもらいたい一心で…。これ愛と言わずに何と言うでしょう。

 たつこと太郎の愛こそ時空を超えた物語です。2人のプロフィール、どうやって出会えたのか、愛の伝説の実態は…、が知りたい方は田沢湖ジェラート隣の田沢湖シアターでお待ちします。

2023年8月17日木曜日

駄菓子屋さんで大人買い



 夏休みでソロ活を再開。今日は駄菓子屋さんで大人買いをしてみました。カゴいっぱいの駄菓子が嬉しくて嬉しくて…。店員さんにお願いして記念写真も撮ってもらいました。

 一人で買い物ができません。それでソロ活で訓練をしようと駄菓子屋さんに飛び込みました。これはスゴいお店です。目移りが止まりません。よっちゃんイカは6種類に増えているし、モロッコヨーグルは普通サイズとジャンボサイズがあります…。ええぃ、大人買いです。さらにニンジンライス、花串カステラ、超怖い話しガム、わなげチョコ、ロールキャンディ、味カレー、えび小丸、ニコニコラムネ…、合わせて1500円。店員さんに「楽しそうですね」と声をかけてもらいました。

 素晴らしい体験でした。今日のお買い物は、19日に再スタートの田沢湖ジェラート夏休み店で、ご来店の皆さまにご馳走します。
※お店は「だがし夢や」(イオンモール盛岡南店)


2023年8月16日水曜日

夏休み店の夏休み


 田沢湖ジェラート夏休み店(運営:一般社団法人・市民活動あきた)からのお知らせです。今年は記録的な猛暑になっていますが、私たちは暑い夏を最後まで熱く走り切るため、夏休み店の夏休みをいただき…。

 元気回復・パワーアップ大作戦に入ります。夏休み期間は8月17日(木)から18日(金)の2日間。この間に資材調達や新企画の準備などを進めます。どうぞ皆さまにはご理解をお願いします。休み明けは19日です。田沢湖シアターの再開も同日からです。少しの間お待ちください。

 なお18日のえび☆ステ(ABS秋田放送)で、お店の映像が紹介される予定です。ご期待を…。

2023年8月15日火曜日

祖父が誘ってくれた旅


 今日は終戦の日。田沢湖ジェラート夏休み店でお店番をしながら、祖父や戦没者の皆さまを思い合掌しました。祖父は終戦の前に旧ソ連軍の捕虜となり…。

 シベリア鉄道の建設に携わりました。ほとんど食べ物もなく、極寒の環境下で強制労働が続いたようです。その末にウスリー州のウオロシロフ収容所で亡くなったと聞きました。遺骨は帰って来ません。もう終戦から80年近くなりますが、私も戦争遺族として8月15日は特別な思いがあります。

 27歳の時、そのシベリア鉄道に乗って一人旅をしました。西ヨーロッパにも足を伸ばし、世界中の若者と語り合い、人生の意味を考える時間になりました。そうか…、あれは祖父が誘ってくれた旅だったんだ…。

2023年8月13日日曜日

碧峰くんに3匹のクニマス


 田沢湖ジェラート夏休み店「5人のたつこさんを探せ!」フォトラリー。今日の午前に地元の三浦碧峰くん(2歳)がご両親とお店にやって来て…。

 5人のたつこさんと撮ったツーショット写真を見せてくました。碧峰くん、この夏だけ5人いる湖畔のたつこさんと一緒に、しかも本当に楽しそうな笑顔とポーズで写っています。これはコンプリートです。と言うことで…、たつこさんの足元に3匹のクニマスクッキーを泳がせました(写真)。

 皆さんも5人のたつこさんとツーショット写真を撮って、夏休み店の店頭で写真をご提示ください。ご注文のジェラートにご要望の数だけクニマスを…。

2023年8月12日土曜日

手数(てかず)が勝負


 AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた拡大版。県内を襲った記録的な大雨から、間もなく1ヶ月になります。見えてきた課題を探ると…。

 私は、「災害対策は手数(てかず)が勝負」だとお話しをしました。手数をどれだけ確保できるかで、減災対策も復旧対策もスピード感が全く違ってくる…と。仮に10年前と同じ時間あたりの降水量が今回あったとして、前回と同じ対応をすれば同レベルの災害で済むと考えても、そこに同様の手数はありません。今回の大雨災害でも、地域の人口減少と高齢化をつくづく思い知ったと言う声を多数聞きます。

 だったら、10年前とは違う手法で手数を確保するしかありません。もちろん遠方からのボランティアは有り難い存在ですが、秋田県や県内市町村職員、市町村民と連携し合う県内支援体制の強化が一番だと思うのですが…。※写真左から、竹島知郁アナ、渡邊一也コメンテーター(秋田大学大学院准教授)、私、菅原咲子アナ

2023年8月11日金曜日

物語は夏に始まる


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“物語は夏に始まる”です。特集の山のはちみつ屋さん(仙北市:西村隆作社長)、各地の夏祭り、そして4年ぶりの帰省など…。

 その後の人生で忘れられない物語が、この夏に始まりますようにとの思いを込めました。山のはちみつ屋さんの採蜜作業は、花が咲く春から夏にかけて行われます。蜜を集めお客さまに食べてもらい、笑顔を見ることが私の喜びだと西村社長。夏の行楽シーズンになれば、それまで準備した商品がお客さまの物語になります。素敵です。各地の夏祭りも同様で、きっと自身のルーツにも繋がる貴重な体験になるはず…。

 地元の子どもたち、おじいちゃん・おばあちゃんの家に帰省した皆さまには、スイカ割りや花火線香、水遊び、小さな冒険旅行…、そんな生涯の思い出になる体験に取り組んで欲しいと思います。それができるのが夏です。
※写真右は今日着ていたTシャツ。たつこLOVEです。

2023年8月10日木曜日

祝100回公演!


 田沢湖シアター(田沢湖ジェラート夏休み店併設)が、開館20日目で100回公演を達成してしまいました。約400人の皆さまに太郎とたつこのお話しをお伝えして…。

 語り部・門脇は大満足です。今日の100回公演にお付き合いをいただいたのは、神奈川からお越しの高瀬さんご家族。「お話し楽しかったです。それに田沢湖が本当に綺麗で、また来ます」と。お気遣いの感想に気を良くした語り部・門脇は、「ね、ね、楽しかったでしょ。よ〜し、お店と体力の続く限りシャベリまくるぞ!」と…。

 田沢湖シアターは、太郎とたつこの出生の秘密、二人を引き合わせたのは誰か、恋の行方と時代背景、もしかして二人は実在の?…など資料映像をモニターに映し出し、お話しを進行します。所要時間は15分、無料です。ご来館をお待ちします。

2023年8月9日水曜日

祈りの日


 8月9日は祈りの日です。10年前の今日、仙北市田沢湖の供養佛に起きた土石流災害で、私は6人の皆さんの命を救うことができませんでした。

 あの日、朝から仙北市西木町の上桧木内で強い雨が降っていました。すでに市職員や消防団は巡回を行い、警戒態勢に入っていました。私は仙北市角館町にある交流センターで、市の追悼式に出席、角館では青空も見える天気で…。この式典中に災害の第1報を入電。大雨は上桧木内に隣接する田沢地区に移り、供養佛を流れる先達川が氾濫したとの情報でした。この対応で式典を途中退席し、災害対応で田沢湖庁舎へ戻りました。その後の記憶は余りありません。

 以来、あの朝の雨で土石流をイメージできたら、そして市民に避難指示を出していたら、6人の皆さんを救えたのではないか…、その思いが消えません。

2023年8月7日月曜日

初めてのワンオペ


 田沢湖ジェラート夏休み店のお店番で、初めてワンオペを経験しました。レモンソーダのお客さま、レモンを入れ忘れました。お釣りの計算に手間取りました。スミマセン…。

 お盆が近づいています。一般社団法人・市民活動あきたの面々も忙しくなってきて、この後ヒマな私が一人でお店番をする場面が増えそうです。憧れのワンオペレーションです。田沢湖シアターで公演活動を行っている間は、写真のような「右のシアターにおります」(下ノ畑二居リマス…宮沢賢治の真似)の張り紙をしますので、シアターの方にお声かけください。

 ドキドキですが楽しいです。お客さまの優しさに甘えながら頑張ります。