2023年5月31日水曜日

巡る季節



 田んぼに苗が植わり、スーパーの店先で青梅を見つけ、西日本の一部は梅雨に入ったとの報道。私は…。

 今日は畑で土をいじり、草をむしったりバジルを植えたり、夕方は一粒ひとつぶ摘んだ苺でジャムを作り、明日の朝、このジャムでパンを食べよう…、などと考えて眠くなっています。

 こんな風に季節は巡ります。



 

 

2023年5月30日火曜日

津軽の鬼コ


 青森の友人から津軽の鬼伝説を聞き、弘前市と平川市で“鳥居の鬼コ”を訪ねました。この辺りには鳥居に鎮座する鬼コが40体以上いると言われていて…。

 鬼コは水害が多かった岩木川流域の神社に多いようです。鬼と呼ばれているので悪の権化を想像しますが、津軽の鬼は厳しさと恵みを合わせ持つ神のような存在。災いや疫病が集落に入らないように見守っている…、人々は今もそう信じています。さらに他の場所の鬼と違う点は、鬼コの体色が多彩なこと。そして表情も本当に豊かです。

 写真は右上が月夜見神社(弘前市)の赤い鬼コ、右中が三社神社(平川市)の青い鬼コ、右下が撫牛子八幡宮(弘前市)の緑の鬼コです。

2023年5月29日月曜日

摘みたて苺のスムージー


 雨の晴れ間を見て、今シーズン初めて苺を摘みました。まずは生で食べて季節を味わい、残りはスムージーでいただくことに…。

 本当はお日さまの下で収穫したかったのですが、苺が大好きなカラスと争奪戦で悔しい思いもあり…、今年は先手必勝で臨む覚悟を示しました!。摘みたては本当にみずみずしくて甘くて少しすっぱくて、この季節の栽培農家の楽しみです。スムージーは牛乳とヨーグルト、甘味には北海道産のてんさい糖を加えました。秋になれば自家生産のてんさい糖でスムージーもジャムも食べられるはず…。

 さて今日は、大仙保健所を訪ねジャム製造業や製茶業についてお話しをお聞きしました。こりゃ今年は忙しいぞ…。

2023年5月28日日曜日

出版記念のミニ講演会で


 「行こう!八郎太郎ウォーク」(発行者:はちろうプロジェクト)が完成し、仙北市のかたくり館で記念のミニ講演会。たくさんの皆さんのご参加ありがとうございました。

 同書はこばやしたけしさんが漫画・デザインし、㈱くまがい印刷さんが印刷・製本した38頁のマンガ冊子です。2021年11月、八郎潟から田沢湖まで太郎の宿を訪ね歩いた太郎ウォークを題材に、太郎とたつこの伝説の継承、八郎潟や田沢湖の環境学習等に活用しようと編集されました。クラウドファンディングで出版事業に参加いただいた皆さん、学校、公共団体などには無料配布の予定ですが、欲しい方には有料で販売もします。詳しくはNPO法人はちろうプロジェクトにお問い合わせください。

 今日は、はちろうプロジェクトの鎌田洋平事務局長、同プロ役員で八郎太郎研究家の天野荘平理事、歩いた門脇光浩(私)が、太郎とたつこのことや環境再生についてお話しをしました。天野さんのお話し、もっと聞きたかった…。

2023年5月27日土曜日

忘れてはいけない記憶


 AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた65分拡大版。〜日本海中部地震から40年〜の生放送。私はスタジオに入る前、男鹿市加茂青砂の殉難の碑を訪ねて…。

 あの年、西木村役場から秋田県庁に出向し、地方課(現・市町村課)で69市町村の財政サポートをしていました。でも大地震で業務は激変し、以降しばらく被災市町村の対応で徹夜が続いたことを覚えています。今日は加茂青砂の殉難の碑に献花し、13人の子ども達、そして遺族の皆さんに思いを寄せました。あれから40年の時間が経ったことが信じられません。目を海に向けると、いつもの美しい男鹿の海が広がっています。

 忘れなければ辛すぎることもあります。でも…、日本海中部地震の記憶は風化させてはいけません。語り継ぐことが命を守る行為です。
※同じくコメンテーターに、秋田赤十字病院の宮下正弘・名誉院長。

2023年5月26日金曜日

芝居こんにゃく芋かぼちゃ


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“芝居こんにゃく芋かぼちゃ”です。江戸時代に流行った言葉ですが、新たなヒット商品のヒントが見え隠れしていて…。

 この言葉、もともとは女性が大好きなものを語呂よく連ねたもの。現代も芝居はもちろん、こんにゃくも芋もかぼちゃも、変わらず女性から絶大な指示を集める食材です。今日はそのかぼちゃを使ったお菓子、大潟村のパンプキンパイを紹介・試食しました。県民だったら誰もが知っている超有名お菓子ですが、開発のきっかけは転作で導入したかぼちゃの消費拡大だったとか…。課題解決に努力した結果、大ヒット商品に成長したパンプキンパイ。昔からのお馴染み食材が、新たなアイディアと技術力で高付加価値化した成功事例です。

 身の回りには、次代で大化けしそうな素材がまだまだ多数ありそうです。重要なことは女性が好きなものへの着目。だって世のトレンドはいつも女性がつくりますから…。

2023年5月25日木曜日

小さい小さい


 気持ち良い青空。そこでお昼休み、凍らせたお茶をザックに入れてリフレッシュ・ウォーク。里山林道を深呼吸しながら歩きました。なんて贅沢な時間の過ごし方…。

 でも、林の奥からカサカサ音が聞こえるだけで身構えます。クマには会いたくありません。また道路に細長いものが横たわっていたら、体が硬直して一歩も進めなくなります。きっと子年生まれの性です。そんなドキドキを差し引いても、この季節の林間ウォークは魅力的です。木々の緑が溶け出した空気、圧倒的なボリュームの大自然…。

 人のすること、成功、失敗、苦悩…、小さい小さい。

2023年5月24日水曜日

初めてのサイン会


 太郎ウォークが漫画になりました。今日はクラウドファンディングでご支援いただいた皆さんに、返礼サインを缶詰状態で1時間みっちりと頑張りました。むふふ、何だか芸能人…。

 また、出版記念でミニ講演会も開催します。5月28日(日)10時から、仙北市のかたくり館が会場です。出版プロジェクトの鎌田さん、八郎太郎研究者の天野さん、実際にウォーキングした私があれこれお話しをします。誰でも参加できます。入場も無料です。すぐ近くには太郎が田沢湖に到着する前夜に宿をとった赤坂家跡があって…。きっと楽しいお話会になると思います。

 先日の太郎サイクリング報告もします。お時間のある方はどうぞ。

2023年5月23日火曜日

武器提供で戦争は終わるか


 この数日、農作業をしながら先進7ヵ国首脳会議(G7)を注視して来ました。事件なく安全に閉幕できて本当に良かった。一方で成果報道の中に違和感を感じた幾つかがあって…。

 一番のモヤモヤはロシアのウクライナ侵攻への対応です。米国のバイデン大統領は会議に参加したウクライナのゼレンスキー大統領に、F16戦闘機の提供や経済的・人道的・軍事的な支援を続けると約束しました。イギリスは巡航ミサイルと戦車、ドイツは戦車と戦闘車、フランスは装甲車、カナダとイタリアは地対空ミサイル、日本は自衛隊車両と建機を提供するとの発表です。武器提供の報道を被爆地・広島の皆さんはどう受け止めたでしょう。これで戦争は終わるのか、終わるどころか逆に戦火の拡大に繋がらないのか、心配になった人も多かったのではないでしょうか…。

 米中問題、グローバルサウストとの連携、そして核軍縮の再起動…、どれも会議メンバーではないロシアや中国の動向で事態は変化します。東西の主義・主張を超えた議論の場はどこにあるのか…。
※写真は2023年5月20日〜23日の秋田魁新報


2023年5月22日月曜日

ジーマーミ豆腐づくり


 さあ今年も始まりました。畑で育てた落花生でジーマーミ豆腐をつくります。昨年の反省点はバッチリ改善して、皆さんに「美味しい〜っ」て言ってもらいましょ!。

 栽培上の反省点は、子房柄が土に入る時期を見逃してマルチ除去が遅れたこと。そこで今年は最初からマルチ栽培をやめました。我ながら素晴らしい解決策です。調理上の反省点は、凝固用に使った片栗粉の分量。思ったような舌触りやモチモチ感が出せなくて…、それで今年はタピオカ粉を試すことにしました。むふふ…、タピオカ粉は既に入手済みです。

 早く食べたい!。

2023年5月21日日曜日

すごいなあ…


 たざわこクラフト市でジャムを買いました。美しくてオリジナリティが高くて、素材の力を信じた商品づくりに強い拘りを感じます。すごいなあ…。

 このジャム職人さん、青森県八戸の方です。青森の食材が一番と言っていました。…私はいま実験農場で甜菜(てんさい)を栽培しています。砂糖大根を収穫して甜菜糖を作って、その砂糖でいちごジャムを作る…。ささやかな取り組みですが、私も秋田100%の美味しさをお届けできたらと思っています。

 ガンバレ秋田、乞うご期待!。

2023年5月20日土曜日

天狗を追って


 天狗は神かそれとも妖怪か…。様々な物語が伝わる湯沢市で天狗伝説を辿る一人旅。最後は秘湯・泥湯でまったりと…。

 湯沢市には複数の天狗伝説が伝わっています。中でも有名な話しは六日町の八幡様にあった大杉の天狗伝説。ここが天狗の棲家と言われてきました。近くの藤平さんに聞くと、根元付近が腐り穴が空いたことから、随分前に地域で相談して伐倒したとのこと。切り株を計測(写真)したら幹周りで7m以上ありました。ここから泥湯まで天狗だったらひとっ飛びだったかも。その泥湯の天狗伝説は…。昔、病に苦しむ美しい乙女が温泉で療養しようとした時、湯が透明で恥ずかしくて浸かることができませんでした。すると天狗が現れ透明な温泉を白く濁らせてくれた、そんな物語です。

 泥湯の露天風呂に浸かりながら考えました。「その乙女がオレだったら、天狗様はやっぱり温泉を白く濁らせてくれたかなあ」…。
※天狗の写真はイメージ。泥湯の入浴写真は湯沢市の観光写真から。


2023年5月19日金曜日

ちょっと違う◯◯


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“いつもとはちょっと違う◯◯”です。この◯◯に、皆さんの非日常を書き込んでみてください。例えば…。

 あきたnowでは、JR男鹿駅前で21日に開催されるイベントをお知らせしました。イベント自体が非日常で、誰と行こうか、服装はどうしようか、何を食べようかと、いつもと違うことを考えるだけでワクワクするはず…。特集では県内3ケ所の自動販売機を取材しましたが、例えば仙北市の熊の肉を販売する自販機は特殊です。いつもは食べない熊の肉は、その鍋の味付け、肉のホロホロ感、脂肪の効用…、食べなければ語れません。それは大仙市の昆虫食を販売する自販機も同様で、クモとかコオロギとか日頃は食べませんが、これを食べたら…。

 大げさなことばかりではなく、通勤・通学の道順を別にしたり、夕飯の買い出しのお店を変えてみたり、いつもの醤油味を味噌味で食べたり…、これでなければいけないをヤメて、これはどうかなをタメすと楽しいですよと、今日はそんな思いのひとことでした。

2023年5月18日木曜日

笑うブルドック


 本当だ!、あのブルドックが笑ってる!。

 農業体験の子ども達から聞き、スーパーに行って確認してみると…。本当だ!。あのブルドッグソース社(東京都中央区)の強面キャラクター、ブルドッグ犬が歯を出して笑ってる…。どうしてと思い検索したら、すぐに答えに辿り着きました。同社の創業120周年を記念したスマイルロゴシールなんだそうです。

 キャップを開けようと容器を持った途端、笑うブルドックが目に入り楽しい気持ちになる…、最高に小技の効いた販売戦略です。こう言うの、好きだなあ。

2023年5月17日水曜日

いちご畑で皮算用


 朝、結実が進むいちごを見ながら除草作業。あと2周間もすれば写真のようにバケツいっぱいの…。

 いちごが収穫できます。昨年は採れたてをジャムにして自家消費しました。今年は冷凍保存して、自家製てんさい糖で「あきた100%いちごジャム」を試作しようと考えています。砂糖大根が収穫できた10月以降、さらに製糖作業が上手く行けばの皮算用ですが…。

 メープルシロップの時のように、皆さんに試食してもらえる会も開催したいなあ。

2023年5月16日火曜日

学生さんの率直な質問


 関東学院大学経済学部(横浜市)の島澤ゼミ生16人は、この春から仙北市の調査活動を行っています。今日は第1回web会議でしたが、学生さんの率直な質問に…。

 ゼミの島澤愉教授は財政学が専門で、秋田大学で教鞭をとっていた頃からご親交をいただく経済学者です。秋田魁新聞などで厳しい指摘を記憶している方も多いかと…。そんな島澤教授のゼミですから、学生さんたちの質問も鋭い角度で本質を突いてきます。今日の一番の質問は、「こんなに観光資源が豊富で、食べ物も温泉も町並みも素晴らしくて、行政も市民も相当な取り組みがあるのに、どうして若者は定着しないんですか?」…。

 次の会議予定は来月です。私たち一般社団法人・市民活動あきたの面々だけでお聞きするのは、余りにもったいない内容なので…。

2023年5月15日月曜日

ありがとがんす


 先日、映画館で「銀河鉄道の父」を鑑賞。エンドロールで編集者:阿部亙英(あべひろひで)の名前を見ることが目的でした。でも、本編に感動しすぎて文字が涙でかすみ…。  

 彼は角館高校の同級生です。日本アカデミー賞の最優秀編集賞を2度受賞している映画編集者で、日本映画大学の教授として活躍した時期もあります。これまで編集した映画は、「バトル・ロワイヤル」「ラジオの時間」「写楽」「佐賀のがばいばあちゃん」「西の魔女が死んだ」など。私は宮沢賢治と角館のご縁を大切にしたいと思い、以前から花巻で宮沢家のお墓参りをしたり、賢治記念館を訪ねたり研究本を読んだり…。今回も原作(門井慶喜:講談社文庫)は読んでいたので、映画はさらっと流す程度で十分だと思っていました。が…、とんでもない!、映画が良かった!、本当に良かった!。

 映画(監督:成島出)は、宮沢賢治(菅田将暉)の作品は自分の孫だと言った父・宮沢政次郎(役所広司)が主人公。今や世界に読者がいる宮沢賢治も、当時は全く世間に受け入れられていません。賢治が亡くなった後も、父を中心に宮沢家が作品の出版を続けます。それが今日の評価に繋がったのです。映画は128分の長編ですがアッという間です。亙英、良い映画ありがとがんす。皆さんもぜひご覧ください。
※ありがとがんすは、岩手県の方言でありがとうございますの意。

2023年5月14日日曜日

田沢湖から八郎潟へ②


 八郎太郎サイクリング2日目。雨予報で秋田市内・潟上市内に伝わる太郎の宿への立ち寄りを断念。塩口の足洗の井戸(潟上市)とゴールの八龍神社(男鹿市)へ向かうことにして…。

 秋田市臨海のダイユーエイトからスタート。秋田男鹿自転車道で潟上市を目指しました。このサイクリングロード、日本海の汐の香りを満喫して走ることができます。もしかしたら八郎太郎はこの砂浜を歩いたかも知れません。だって田沢湖で待つたつこへのお土産話しになりますから…。それぐらい気持ちが良い場所でした。

 雨雲から逃げるように30kmを走り、男鹿市船越の八龍神社に到着しました。ここは龍神・八郎太郎を八龍権現として祀っています。近所に八郎太郎が住んでいたと言うお話しも聞きました。無事にサイクリングを終え、2年ぶりに実家に帰ったような気持ちです。サポートの皆さんに心から感謝を申し上げます。

2023年5月13日土曜日

田沢湖から八郎潟へ①


 今日と明日は八郎太郎サイクリング。今朝は田沢湖を出発し、八郎太郎の宿を訪ねながら雄物川沿いを走り日本海に。移動距離100kmの本格的なサイクリングは初めてで…。

 2021年11月1日、私は八郎潟から田沢湖まで130kmを歩く旅(太郎ウォーク)に出ました。伝説の八郎太郎がたつこと共に冬を過ごすため、田沢湖への旅で泊まった太郎の宿を探し歩く1周間の旅でした。さらに伝説では、太郎は翌年の春彼岸に八郎潟に戻る旅に出ます。太郎を知りたくて八郎潟から田沢湖に旅をした私としては、田沢湖から八郎潟への復路も経験しないと太郎ウォークは完結しませんでした。

 ロング・サイクリングには多彩なテクニックが必要なこと、角館ゲストハウス・シューの皆さん(写真)から教わりました。明日もよろしくお願いします。

2023年5月12日金曜日

大人を見せよう


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“秋田に暮らす楽しさを伝えよう、夢を追う大人を見せよう”です。誰に?、はい、秋田の子ども達にです。

 番組に登場いただいた秋田市の石塚さん(家具工房)、大石さん(Cafe)、佐藤さん(猫雑貨店)、羽後町の阿部さん( Cafe兼農家民宿)、皆さんが自身の好きを大切に、それを職業にして活き活きと魅力的でした。思い描く暮らしが秋田で実現できることを子ども達に伝えたり、夢を追う大人の生き様を間近に見てもらったり…、そんな取組みが定住対策の始まりだと思っています。

 社長さんや上司の皆さん、学校や教育関係の皆さんには、もっともっと子ども達に働く大人の姿を見てもらえるようご配慮をお願いします。

2023年5月11日木曜日

みず


 季節が早くて可哀想な気もしましたが…。小さなウワバミソウ(みず)を採ってたたいて、白いご飯の上に乗せて食べました。この食べ方は誰もが認める美味しさで…。

 みずトロロと呼ぶ地域もあると聞きました。ウワバミソウは沢沿いや水辺のどこにでも自生しています。秋口まで食べられるお馴染みの山菜ですが、夏の暑い時期にサバ缶と煮たみずカヤギは絶品で、しかも野外で食べたりしたらビールが止まりません。

 今日は田沢湖の周回道路から沢に入って採りました。最強のパワースポットで育った山菜の初モノをいただき、さあ明日も頑張るぞ!。

2023年5月10日水曜日

鉈と鉞と斧


 野外活動で煮炊きに使う薪づくり。道具は写真左から鉈(なた)、鉞(まさかり)、斧(おの)です。でも実は薪割りは薪割り台が重要で…。

 これまでは厚手の板を敷いていました。でも安定感がなく力も吸収される感触で、薪がパリッと気持ちよく割れてくれません。それで重い枕木を2本使ってみました。これ良いです。未熟を補ってくれます。先ず乾燥した丸木を斧や鉞で割って、それを鉈で細くします。木の品種、乾燥度合い、節のあるなしでも割れ方が違います。

 薪は思ったように割れてくれません。だから余計に面白いのかも…。

2023年5月9日火曜日

ねっ、楽しいでしょ


 仙台市立南小泉中学校の皆さんと。黒豆100%の味噌仕込み、薪割り、山菜採り、畑起こし、種まき、きりたんぽづくり…。ねっ、楽しいでしょ。

 2年男子4人は本当に働き者です。味噌仕込みは薪ストーブの火起こしから全部やってもらいました。薪割りは皆さんハマったようで…。大鍋のフタ製作は古板から8角のフタを切り出し、角の端材で取手を付けるアイディア、う〜ん見事です。耕うん機の運転も初めだったと思いますが上手でした。心配して声をかけたら、「楽しい〜!」と。

 はい、農業・農村は「楽しい〜!」んです。もっと楽しめるよう私も腕を磨かないと…。
※写真左上は育苗ハウスで健苗選び。左下は耕うん機の畝立て作業。右上はアイディアが光った大鍋フタ製作。右中は黒豆100%の味噌玉。右下は囲炉裏できりたんぽづくり。

2023年5月8日月曜日

カマを研ぐ


 雨で畑仕事ができなかったので、砥石で草刈りカマを研いでみました。初めての作業でしたが、シュッ、シュッと言う音が気持ち良くなって…。

 何本もないブルーベリーの下草刈りは、手作業でやりたいと思っていました。今日たまたま砥石と年季の入った草刈りカマを見つけて、それで試しに研いでみることに…。最初は刃と砥石の角度が正しいのか、刃の裏面に出るバリの処理など不安でした。でも時間が経つにつれ、気持ち良い音がすれば刃先も整うことが分かりました。

 この作業ハマります。音、リズム、好きかも…。

2023年5月7日日曜日

平将門の娘・滝子の祠前で


 中生保内神社の高橋弥生宮司と一緒に姫塚公園(仙北市田沢湖)。今年の春先に周辺の樹木が伐採されて、平将門の娘・滝子が眠る小高い塚が駐車場からも良く見えます。

 秋田郷土史物語(和泉竜一著:県南民報社発行)には、「平将門の娘・滝子は、父の仇を取ろうと夜叉(鬼神)となり戦った。しかし一説には…、滝子は田沢湖に逃れて将門の家来と夫婦になり、生まれた5人の子はそれぞれ生保内、田沢、潟、坂下(いづれも仙北市)、橋場(岩手県雫石町)を拓いて村祖となった。田口姓や坂本姓は滝子の血流と記されています。

 滝子の姫塚には小さな祠が建っていて、鏡や櫛、鈴、飴玉、飲み物等が供えてあります。1000年の時が流れても、故郷を拓いた滝子への信仰心、感謝の思いは受け継がれていました。

2023年5月6日土曜日

雨の日は…


 雨の日は、こんなこともあんなことも…。

 カッパ着て長靴はいて早朝ウォーキングに出発。いつもの歩道が川になっていました。こんな時は…、わざとバチャバチャ歩きましょう。綺麗な水しぶきが上がって楽しいんです。雨の日でなければできません。もう一つ、注意深く新緑の葉を観察して歩きました。カタツムリとの出会いには未だ少し早いようです。次の雨の日の楽しみにとっておきます。

 どうか降り過ぎて災害など起こりませんように…。


2023年5月5日金曜日

皆さんに感謝!


 皆さん本当にありがとうございます。おかげ様で、ブログが200万アクセスを超えました。

 ブログ開設は2009年8月。以来、市長時代は市の動きを、退任後は一社のまちづくり活動や日々の思いをメモ代わりに書き続けています。思い出せないことが記録されていて、ブログを読み返した経験も度々です。この後も、皆さんに読んでいただき、ワクワクしたりホッとしたり…、そんな“みんな元気にな〜れ日記”を目指します。

 どうぞ末永いお付き合いをお願いします。
※今日のABS秋田放送えび☆ステは、石川県能登地方で発生の地震報道で中止となりました。

2023年5月4日木曜日

2個いっても大丈夫?!


 ミスタードーナツのフレンチクルーラーが大好きです。でも…、いつも食べてから後悔していました。ところが心配だったカロリーは意外に低くて(赤いアンダーラインに注目!)…。

 あれっ?、これだと2個いっても大丈夫?!…。ちなみに他のお菓子とカロリーを比較してみると、一般的な大きさのお饅頭が1個130キロカロリー、シュークリームが160キロカロリー、塩おにぎりは170キロカロリーです。最近ハマっているコンビニの麦チョコが1袋350キロカロリーですから、フレンチクルーラー2個の方が麦チョコ1袋より健康的で、むふふ…、罪悪感も小さくて済みそう。

 2万歩ウォーキングで、毎日約900キロカロリーを消費しています。チャラにする覚悟があれば6個は食べられます。
※写真の書籍は「ドーナツのしあわせ」(溝呂木一美著:イースト・プレス発行)、ドーナツはミスタードーナツのフレンチクルーラー。

2023年5月3日水曜日

いまサクラが満開です


 仙北市の玉川温泉エリアは、半月遅れでサクラが満開です。途中の水没林、ブナの新芽も美しくて…。

 水没林は新玉川大橋の上から撮影しました。この水量は今だけで、田植えが始まる頃には水没林はただの林に戻ります。サクラはプレイパーク戸瀬です。全国のサクラ・ハンターには名前が知れていて、毎年ここを訪れる常連さんもいるとか…。野外活動にも便利な場所で、いつかサクラを見ながらキャンプしたいと考えています。

 本当に気持ちの良い季節です。連休後半は玉川もお忘れなく…。

2023年5月2日火曜日

間違っていたかも…


 一社法人・日本セルフケア研究会(千代田区神保町)の赤間敏孝代表と。医療・福祉・経済・まちづくりなど広範な分野で意見交換。あぁ、私は間違っていたかも知れません…。

 滞在型観光は通過型に比べて約3倍の消費額があると言われています。以前、北海道の函館市を滞在型観光の成功事例として調査研究しました。なぜ函館市には宿泊者が多いのか、分析では宿泊施設の充実、豊富な文化資源等もありましたが、函館山からの夜景を見なければ函館観光ではないから、だから宿泊が必要条件になっているとの分析結果でした。でも今日、赤間代表とお話しをしていて、他にも大事な要因があったことに気付きました。食です。北海道の海産物や大地の恵み、さらに料理人の確かな腕、他では味わえない食の楽しみが、一定数の観光客の宿泊動機になっている…。そこにもっと着目が必要でした。

 赤間代表から、全国ではシェフ等の招へいで美味しいまちづくりの取り組みが始まっていること、また人気の料理レシピを共有して腕を競い合い、それがリピーターを引き寄せている事例などお聞きしました。郷土食をさらに磨き上げたら…、他にはない無二の武器になるはずです。
※意見交換は鹿角市八幡平の風間代表別荘。

2023年5月1日月曜日

可能性しか感じません


 IT企業2社のトップ、社員、社員候補の皆さんと夕食交流会。秋田・仙北の印象を聞くと、「可能性しか感じません」と。いいぞ!。

 限界も国境もない、最先端の情報通信業界で活躍する経営者と若いエンジニア…。そんな面々が自然や文化・伝統、小さなコミュニティに着目し、ICTを駆使して新たな価値創造に取り組もうとしています。秋田が日本を変えるコンテンツと言い切る情熱、多様なネットワーク…、思い描く未来はきっと実現します。

 皆さんカッコいいです。面白くなってきたぞ!。