中生保内神社の高橋弥生宮司と一緒に姫塚公園(仙北市田沢湖)。今年の春先に周辺の樹木が伐採されて、平将門の娘・滝子が眠る小高い塚が駐車場からも良く見えます。
秋田郷土史物語(和泉竜一著:県南民報社発行)には、「平将門の娘・滝子は、父の仇を取ろうと夜叉(鬼神)となり戦った。しかし一説には…、滝子は田沢湖に逃れて将門の家来と夫婦になり、生まれた5人の子はそれぞれ生保内、田沢、潟、坂下(いづれも仙北市)、橋場(岩手県雫石町)を拓いて村祖となった。田口姓や坂本姓は滝子の血流と記されています。
滝子の姫塚には小さな祠が建っていて、鏡や櫛、鈴、飴玉、飲み物等が供えてあります。1000年の時が流れても、故郷を拓いた滝子への信仰心、感謝の思いは受け継がれていました。
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