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2025年8月7日木曜日

やまだのきみ


 秋田内陸縦貫鉄道の大野台駅ちかく、やまだ農園やまだのきみ直売所を訪ねました。お目当ては、やまだのきみ(山田市右ェ門さんと奥さんが育てたとうもろこし)です。美味さのレベルが違います。

 テレビ番組の取材でお伺いして以来、毎年この時期になると会いたくて食べたくて…。私はお昼前に着きましたが、大きいサイズのきびは既に売り切れでした(なんたって行列ができる直売所です。午前の早い時間に行くことをオススメします)。お父さんに「今年は天気が続いて大変だったな」と言うと、「雨が降らなくて大変だった。アライグマも悪さしてな」と。そんな苦労の結実を一刻も早く食べたくて、「母さん、まだ茹でたきみあるが?」と聞くと、「まだあるある」と茹でたてのきびを出してもらって…。

 ああ美味い!。

2025年5月12日月曜日

すご腕の人


 義父が亡くなってから、しばらく納屋で眠っていたトラクター。この義父の愛車を町内のすご腕整備士さんが見事に再生してくれました。今日は小雨の中も軽快なエンジン音で…。

 昨年、日常使いしていたトラクターに致命的な故障が見つかって、やむなく廃車にしました。もう今年の畑仕事は耕運機で頑張るしかないかと思っていました。でも昔お世話になった人を思い出し、試しに連絡してみた後は事態が一変します。その人は小さな工具箱を持って来て、薄暗い納屋でバラして部品の制動チェックをし、死んでいる部品は後日に入れ替えをして…、みごとに義父のトラクターを生き返らせてくれました。

 格好いいなあ…。


2023年6月4日日曜日

大好きな与五郎さん


 「夢が人生つくるのさ」が口癖の辻田与五郎さん(横手市雄物川)。今春、秋田魁新報で連載された「時代を語る」が一冊の本になり、漫談45周年も兼ねた出版記念公演会があって…。

 雄物川コミュニティセンターは満場の来場者で大賑わいです。すごいなあ…。私が初めて与五郎さんの血液型漫談をお聞きしたのは、もう20年以上も前のこと。その後も行く先々で選挙漫談を聞いて大笑いして…。熱心な農業者だと知ったのは、つい最近です。与五郎さんが美味しいスイカをつくっていると言うウワサを耳にして、最初は人違いだと思いました。今では毎年スイカ欲しさに与五郎さん宅に通い、何かとご迷惑をおかけしています。

 大好きな与五郎さん、今日はますます格好良かった。本当におめでとうございます。

2022年9月11日日曜日

あきた牧場と武藤さんの挑戦


 あきた牧場を開設した武藤達未さん(25歳)を訪ねました。秋田県立大学に在学中からご縁があった秋田市岩見の小平岱で、うさぎと羊とヤギの世話に奮闘中です。

 現在の飼育頭数や将来像を聞くと、「出荷だったり分娩だったりで増減しますが、うさぎが100羽、羊は40匹、ヤギは2匹です。将来的には観光やクラフト、教育分野にも活用できればと思います。でも今は食用肉生産牧場としての基盤の確立です。飼育規模の拡大はスタッフの増員も必要です。今は一人で全部やっていますから…」と話してくれました。

 また、「北海道の実家も羊の牧場を営んでいます。羊で北海道と秋田を結びたいと思います」と。さらに「ジビエに興味があって猟友会にも参加しています」と。本当にパワフルです。武藤さん頑張れ!。

2022年8月11日木曜日

是山和尚の不思議な力


 由利本荘市赤田の長谷寺を開山した是山和尚(是山泰覚禅師)。幼い頃から不思議な力で人々を救ったお話しが多数伝わっています。さらに和尚は瞳を二つ持つ異相で、常人には見えない鬼が見えたと…。

 日本怪異妖怪事典(笠間書院)によると、「~妖狐や龍神とは交友関係にあったとされ、特に龍神とは親しく、たびたび和尚の元に龍が遊びに来ていたようである~」と。さらに「人を困らせる化け蟹や竜馬、天狗、木霊、亡霊などの妖怪たちと相対した逸話も多いが、和尚はこれらを退治はせず、交渉や説得などの手段でおとなしくさせたと言う」(以上、戦狐さん著)とあります。この姿勢は確かに妖怪ネゴシエーターです。

 大仏殿では龍が和尚を訪ねる絵(写真)を見ることもできます。通い続けたら、いつか和尚とお会いできるかなぁ…。

2022年8月8日月曜日

きみ・ししとう・えだまめの一日


 秋田テレビ・土曜LIVE!あきた65分拡大SP(8月13日の午後5時55分スタート)のロケで、北秋田市と大館市を訪問。自慢の夏野菜を生・調理・加工で存分に堪能して…、ああ何て贅沢な一日!。

 もちろん、菅原咲子アナに同行して、ただ食べまくったのではありません。北秋田市では開店前から行列ができる「やまだ農園」で、汗だくでトウモロコシを売ったり採ったり、道の駅たかのすで、特産のシシトウが原料の加工食品を学んだり、大館市ではエダマメ畑で農機具を操縦し、畑をバックに野外調理をサポートしたり…。そのご褒美がお腹いっぱいのご馳走でした。これが美味い、本当に美味い。

 トウモロコシの山田市右衛門さん、シシトウ加工の笹木俊雄さん、エダマメの小畑公悦さん、ありがとうございました。皆さんの生き方、魅力的です。放送を乞うご期待!。

2022年8月4日木曜日

与五郎さんちのスイカ


 辻田与五郎さん(横手市雄物川町)ちのスイカ、分けてもらいました!。

 与五郎さんは真面目な農業人ですが、研究を極めた成功哲学、血液型と人間関係、ニンニク健康法、選挙漫談などでもご活躍で、こっちの与五郎さんをご存知の皆さんが多いかも…。毎年この季節になると与五郎さんちのスイカが食べたくなります。今日は手づくり赤スモモのジャムをお土産に、ひょっこりお伺いしました。

 膝の上のスイカ、17.4kgあるそうです。スイカ農家は重労働です。有り難くいただきます。

2021年12月20日月曜日

土俵を変える・ルールを変える


 島澤諭さん(写真右)は、中部圏社会経済研究所の研究部長でご活躍です。現状の打開策を問うと、「土俵を変えること、ルールを変えること、かなあ…」と。

 初めてお目にかかったのは県議時代。島澤さんは秋田大学で経済論や財政学を研究していました。率直で刺激的な政策提案が多いのに、ご本人はいたって穏やかな研究者で…。現在は複数の大学で教鞭を執りながら、財務省はじめ各省庁の政策研究にも携わっています。そんなお忙しい方ですが、一昨年は市役所で「自治体の地域力指数と人口バランスの指標づくり」をご指導いただきました。今回はその続編「地域の持続可能性を評価する新たな指標研究」について、秋田市内の喫茶店で1時間30分お話しをいただきました。

 間もなく設立する一般社団法人や、まちづくりの方向性について助言を求めると、前述のアドバイス「土俵を変えること、ルールを変えること、かなあ…」と。なるほど。


2021年12月2日木曜日

阿部亙英(ひろひで)さんと


 阿部亙英さんは角館高校の同級生。彼は日本を代表する映画人で、日本アカデミー賞の最優秀編集賞を2度受賞しています。久しぶりに楽しい懇談が叶いました。

 旧協和町(大仙市)出身。角館高校には自宅から40分かけてのバス通学でした。荒川書店で本を買い、バス移動中に多くの本を読んだと言います。たまたま同級生の親戚に黒澤明監督がいて(これも凄いお話しですが)、サインをもらったことも映画界に進むきっかけの1つだったと…。今村昌平さんにお世話になったご縁で、日本映画大学の教授として若手育成に取り組んだ時期がありました。市川崑さんや深作欣二さんなど、多くの名監督の下で映画づくりに携わってきたことも、素晴らしい受賞歴も、何も自慢することなく職人気質で映画に向き合ってきた姿は、私から見ても本当に魅力的です。

 彼が携わった映画は、「バトル・ロワイヤル」、「ラジオの時間」、「写楽」、「佐賀のがばいばあちゃん」、「西の魔女が死んだ」など多数。ほとんど観ています、だってファンですから。

田口三昭先輩と


 写真は、市長の退任祝いをしてくれた角館高校山岳部の先輩・田口三昭さん(株式会社バンダイナムコホールディングス取締役会長)です。そのお話しが楽しくて楽しくて…。

 在任中に何度か会社を訪ね、甘えて様々なご相談をしていました。今晩は都内で会食までセットいただいて恐縮でした。とにかく話題の領域が豊富で、ふるさと旧太田町(大仙市)のこと、ご家族のこと、会社のこと、世界のエンターティメント、どのお話しも目からウロコです。ガンダムの話題がクールジャパン戦略に飛び、手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄らが過ごしたトキワ荘での宇宙観が、現在の世界のアニメの原動力の1つと話していました。これはガレージから世界企業に成長したGAFAに通じます。

 今度は登山や野外活動でご一緒させてください。本当にありがとうございました。

2020年8月19日水曜日

タベルスキ・マイケルさんと


 おとなり大仙市には、とっても美味しいソーセージやウインナーを製造販売する(株)IMIポルミートがあります。今日は代表のタベルスキ・マイケルさんを訪ね、今後の連係のお話や工場視察をしました。

 タベルスキさんとは、先日の駐日ポーランド大使パヴェウ・ミレフスキさんを囲む会以来です。今日はポーランドの産業の現状、特に農業・建築・IT技術などのお話で、その技術水準の高さと低価格の理由を教えてもらいました。これを日本に導入すれば、もっともっと自動化・オートメーション化を進めることができそうです。また空き家対策についても素晴らしいアイディアをお持ちでした。具体のプランはきっと後日お知らせできると思います。工場視察は本当に勉強になりました。タベルスキさんの思いがギュッとつまった手づくり工場でした。

 タベルスキさんは、「これから私がやりたいことは、秋田の産業のハイブリット化です。大きな可能性があります」と話していました。
※タベルスキ・マイケルさん:1982年ポーランド共和国生まれ。国立大学で物理学を学び2003年来日。妻の郷里・大仙市で、県産豚肉を使用したポーランド産ソーセージを製造販売。近年は県内外スーパーで急速に取扱いを増やしている。(株)IMIポルミート代表取締役社長。

2019年8月4日日曜日

与五郎さんちのスイカ


 朝、横手市雄物川の辻田与五郎さんち。 今シーズンのスイカ収穫作業を終え、少しホッとしている様子。でも重労働で4キロ痩せたそうです。ご苦労に感謝していただきま~す!。

 お話しを聞くと、今年は病害虫や鳥害がなく、天気にも恵まれて良い出来だったそうです。反面、大消費地の関東や関西では雨天が続き、安価になっていて豊作貧乏だと言っていました。Facebookでは、それでも夫婦が健康で働けて、たくさんスイカもとれたんだから幸せだよと。本当です。

 与五郎さんは、スイカづくりなど熱心な農業者ですが、成功哲学や血液型研究、ニンニク健康法などもライフワークで、選挙漫談では全国から引き合いが絶えないエンターティナーです。美味しいし面白いし…、忙しい人です。

2016年12月6日火曜日

角館にお住まいの木村リウさん(99歳)を訪ねて

 今日12月6日は、仙北市角館にお住まいの木村リウさんのお誕生日です。99歳になりました。市の敬老祝い事業で駆けつけましたが、玄関口から「わざわざ済みません」と言ってお出迎えをいただき、「お茶のご用意を」と周囲に促していた方が、まさかリウさんご本人とは思わず…。

 大変な失礼をしました。客間で少し待機した後、立派な茶室に導かれ、お茶を点てていただき、楽しいお話をお聞きしました。「お花は昭和12年から池坊に、お茶は最近で昭和30年から裏千家に学んでおります」と。私は「リウさん、私は昭和35年生まれですから、最近でもないと思いますよ」と答えると、「あらお若いんですねぇ」。茶室にはお花とお茶のお弟子さんも大勢集まっていてくれて、中には日頃からお世話になる方々もお出でです。数年前までは地元高校で指導されていたんだそうです。

 8人兄弟の3番目のリウさん。孫・曽孫は何人ですかと聞くと「数え切れません」。では長寿の秘訣はと尋ねたら「しっかりと食べ、しっかり寝て、好き嫌いなく、毎日楽しく過ごしていたら今日でした」。
 何だか恥ずかしくなりました。リウさん、益々のご活躍を!

2014年8月13日水曜日

あっちこっちでガモウ・ガモウ

写真は、銀座・博品館劇場のロビー風景。2014秋田国民文化祭あきた首都圏祭りで上演された「ガモウ戦記(西木正明原作・内舘牧子脚本)が終わり、お見送りをしている役者さんや、ずうっと奥手の方には西木正明さんがいます。分かるかなあ…。

 そのガモウ戦記、とっても愉快なお芝居でした。パンフレットには「終戦、復員して絶望の淵を見た蒲生太郎。新天地秋田の豪快な風土と女に揉まれ…」とあります。舞台は終戦後の角館で、その頃の大らかな秋田人の表情が随所に出てきます。ガモウ戦記の“ガモウ”は、主人公の蒲生太郎のガモウですが、お芝居の中では別の意味(男根:オチンチン)の方言として使われていて、あんな公の場で(国民文化祭の首都圏祭りですよ)、あっちでもガモウ、こっちでもガモウ、男も女もガモウガモウの連発でした。打ち上げの時、女優さんに「一番心に残る台詞は何でしたか」とお聞きしたら、「ガモウ」と即答で、これには大笑い。

 お芝居を見ていて、これは西木正明さんの少年期の思い出、原点の世界なんだと、つくづく感じました。劇中の金木令吉医師は、鈴木正弘先生(西木先生のお父さんでお医者さん)そのもので、「金のない患者は山菜やドブロクが診療代・薬代だ」とお父さんの言葉が台詞になっていました。同じように劇中の江川岩男は、西木正明さんの実家の数軒隣の○○さんに違いありません。お芝居で重要なシーンになっている年中行事「コニャウチ」は、今も西木の西明寺地区で行われている「飴っこもらい(ハロウィーンのようなお祭り)」です。そう言えば、カミさんの実家のお爺さんも「飴っこもらい」を「コニャウチ」と言っていました。

 自分は、西木正明さんの隣に座って観劇していましたが、たまに横を見ると、西木さんが顔をクシャクシャにして喜んだり涙ぐんだり…。きっとお芝居の中で、亡くなったお父さんやお母さんに会っているのでしょう。懐かしい友人たちと一緒に遊んでいるのでしょう。

2014年7月27日日曜日

三浦雄一郎さんのお話

先週、「大仙・仙北・美郷北都会」で三浦雄一郎さんのお話しを聞く機会に恵まれました。70歳になってからエベレストに登り、75歳、80歳と山頂に立った三浦さんの、登山に至るまでのお話が本当に素晴らしく、勇気をいただいた思いです。少しご紹介します。

 ~青森県で生まれました。大学は札幌(北海道大学)でしたから、スキーばっかりやってました。東北・北海道のスキー場はほとんど滑っています。たざわ湖スキー場にはよく来ていますよ。鳥海山には登ったことがなくて、いつか必ずと思っています。先ずスキーのことからお話を始めますが、アマチュア競技スキーで、いくら頑張っても一番になれませんでした。別の道を一生懸命に考え、プロスキーヤーとして頑張ったら、これが世界8位になったり。スピード滑走でギネスブックに載ったり…。世界7大陸最高峰全峰から、スキー滑降を全部成功させました。

 ところが全部終わったら、目標がなくなってしまって。しばらく怠惰な生活をしました。結果、体重は90kg近くなり、血圧は200、不整脈も出ました。心臓が良くなかった。それで3回心臓の手術をしました。
 父の敬三もスキーをしたり山に登ったりする人で、その父が99歳でモンブラン氷河の滑降に挑戦をする姿や息子達をみて、65歳の時に5年後の70歳でエベレストの山頂に立つ目標を定めました。最初は裏山にも登れなかったくらい体力はなかったのですが、外出時には両足に重りを付け、重りを入れたリュックを背負うトレーニングをずっと続けました。目標はしっかり70歳で達成し、世界最高齢ということでギネスブックにも載りました。3度目のエベレストの山頂で、もう来ることはないのかなと思って、1時間近く留まっていました。酸素ボンベがなければ生きていられない世界で、そんな長い時間居いたものだから、下山の体力を消耗し切って、ベースキャンプのテントを貼りっぱなしにしていなかったら、僕は皆さんにお会いできていなかった。神様に助けてもらいました。~

 講演会の後の懇親会にも、三浦雄一郎さんは出席してくれました。席順に恵まれ、自分は隣に座り、続けてたくさんのお話をお聞きすることができました。

 「ご覧の通りメタボです。三浦さんの両足ウエイトトレーニングやってみようかな」とお話をすると、「あれは調整がなかなか難しくてね。でも靴の底に重しの入った靴が販売されているから、それを買った方がイイ」。「それ何処で売ってるんですか」。「後で自分の事務所から連絡を入れよう」。

 懇親会の半ばでお帰りになる少し前、秋田のお酒を気に入って呑んでくれた三浦雄一郎さんに、「人には明日を生きる理由が必要なんですね」と尋ねると、にっこり「そう」と一言。
 魅力的な人でした。

2013年12月25日水曜日

荒木田裕子さんをお迎えして

日本オリンピック委員会理事の荒木田裕子さんをお迎えし、「スポーツの力・オリンピックの魅力」と題した講演会を開催しました。会場の市民会館は、市内小中学生と一般参加者で満席でした。

 荒木田裕子さんは仙北市田沢湖出身で、長く日本バレー界を牽引してきた方。バレーとの出会いは神代中学校から始まりました。角館南高校では全国大会準優勝、その後現日立に入社、全日本チームのメンバーとして世界3大タイトル(世界選手権・モントリオールオリンピック・ワールドカップ)を獲得。またヨーロッパを中心に指導者として選手の育成にあたり、今回の2020東京オリンピック・パラリンピック招致団の一員としても大活躍でした。

 勇気や元気をいただけた本当に素晴らしい講演内容でした。特別な人しかオリンピックには出場できないと思っていた少女が、現実としてオリンピックのメダリストになれたのは、チームを信じて世界一の練習をしたから…とのお話しは、聞いていた子ども達を奮い立たせるに十分な体験談です。2020東京オリンピック・パラリンピックは、都内を中心に開催されるけれど、選手としての参加以外でも、例えば通訳だったり、選手村の運営ボランティアだったり、また各地での強化合宿のサポートだったり、オリンピックに参加する方法は幾らでもあるとのお話しも、子ども達にとっては興味津々な様子でした。たぶん英語をもう少し頑張ろうかなと思った人は相当いたと思います。

 講演終了後、仙北市観光大使を任命させていただきました。「仙北市がスポーツ・ツーリズムのメッカになれるよう、どうかご協力をお願いします」とお願いしました。いやあ、魅力的な方でした。

2013年2月6日水曜日

岩田公雄さんの講話


 読売テレビ報道局特別解説委員の岩田公雄さんです。昨晩、角館北都会(会長:安藤恭蔵さん)が主催した新春講演会・懇親会の講師として来市されました。安倍総理と近く、国際政治にも太いパイプをお持ちの方です。出身は北海道の旭川市ですが、ルーツは富山県の利賀村(現在は南砺市)なんだそうです。利賀村は過疎からの脱却策に演劇を選び、世界演劇祭を開催して全国に有名です。自分も随分勉強させてもらった思いがあって、岩田さんが急に近い人に思えて来たりして(勝手な錯覚ですが)…、懇親会では話が弾みました。それに日頃からお世話になっている橋本五郎さんは、岩田さんの2つ先輩だとか。仙北のお酒はうまいと褒めてくれるし、美人が多いねと嬉しい言葉もいただいて、ああ、本当に魅力的な方でした。テレビで見るよりもずっとずっと素敵です。

 さて講演の内容を。ググッとまとめて紹介します。「2013年を展望する~日本の進路を読む~」と題した講話の前半は、直接担当したグリコ森永事件、マニラ支局勤務時代に起こった三井物産若王子事件、中国天安門事件などなど…。特に天安門事件では「実際にその現場に立たなければ伝えることができない」と、命がけの取材だったそうです。その気持ちよく理解できます。後半の内政、特に安倍政権については、「7月の参議院議員選挙まで経済で高揚感を実利のあるものにして、その後、憲法改正に向かうのではないか」と話していました。さらに、「日本は自動車輸出でバッシングを受け、その後はバブル崩壊で国際社会からパッシングされ、空白の20年と称した時代の中でナッシング、あとは自信も何もかも失ってミッシング…。そんな流れがあった。でもトータルで考えると日本は再生できる力を持っている。これからはジャパン・ライジングだ」と結びました。

※講演会だったので、講話中の写真撮影を遠慮しました。アップした写真は会が終わり、お辞儀して演壇から降りようとしている岩田さんです。少し腰が曲がっているのはそのセイです。

2011年9月5日月曜日

自信と勇気と誇り


 写真は溝畑宏観光庁長官です。昨日9月4日、たざわこ芸術村での講演会スナップ。溝畑長官は、観光はまちづくりで、その底流には地域に対する自信と勇気と誇りが大切とお話しくださいました。

 田沢湖・角館観光連盟主催の「溝畑宏観光庁長官講演会」は、連盟が設立したタイミングでの開催を計画していましたが、東日本大震災後に、長官自ら全国を行脚していて、日程が延び延びになっていました。市内観光関係者120名に加え、佐竹知事、伊藤仙北地域振興局長もおいでいたくことができました。

 溝畑長官は午前に秋田空港に到着後、角館・西木・田沢湖を視察。角館ではJR角館駅前に設置されている置山(角館のお祭りは9月7日~9日)前で、横浜からの旅行グループと記念撮影をしたり、武家屋敷に出入りする観光客と立ち話をしたり…。武家屋敷通りを「セクシーな街並み」、また西木のむらっこ物産館で働く農家の皆さんを「秋田美人の宝庫」、ルリ色の田沢湖を「神秘的で尊厳を感じる湖」と、それぞれ溝畑流の言葉で表現していました。

 講演会では、震災後の国内観光の動向、なぜ国際交流が必要かなどを丁寧に分析。幼少期にヨーロッパで暮らした経験から、「ドイツなどでは普通の家々が、窓辺に花を飾ったり人形を置いたり、訪問者を楽しませる工夫と努力を徹底して行っています。日本もまず住んでいる土地に愛着を持つことから観光は始まります。住民全てが観光に携わっているという意識が大切です。観光はまさに総合的な知的戦略産業ということができます」と話していました。

 溝畑長官、お忙しい中お越しくださり、本当にありがとうございました。

※観光庁のホームページに今回の仙北市訪問記をアップすると話していました。皆さん、のぞいてみましょう。

2011年8月11日木曜日

駒形での一時


 角館高校の先輩、田口三昭さんと会食の機会をいただき、田口先輩の務める台東区駒形の本社ビル(会社は日本有数の玩具メーカーで、先輩は取締役副社長です)を訪ねました。ビル前には仮面ライダー(写真)やドラえもん、アンパンマンなどの立体像が幾つもあって、自分などはこれだけでもハイテンションになってしまいます。

 さて田口先輩、生まれは旧太田町三本扇、角館高校は自分が入学したときに卒業したぐらいの年の差です。今回初めてお会いしましたが、本当に素晴らしい方でした。実は重要案件をご相談に伺ったのですが、自分の考えの浅さを自戒する結果に…。時間がないからと言って、すぐにできる目先のアイディアよりも、本質的な取り組みの重要性を優しく、温かく諭してくれました。この後は協働作戦も展開できそうです。その成り行きは確かに楽しみですが、それを理由に田口先輩またお会いできることが、何よりも嬉しく感じています。

 秋田は、人物を輩出していることを再認識しました。
 

2011年2月11日金曜日

角館草履の職人・千葉さん


 写真の男性は、西宮家の中で創作履物の実演販売を行っている千葉清美さん。魅力的な方です。蔵伝2からおやま囃子芸能発表会に向かうため、可愛いお土産品や物産が並ぶ西宮家の中をショートカットで移動中、お久しぶりに遭遇。

 「しかし角館草履だば綺麗だなあ。はぐのモッテニャくらいだぁ」、「てんど(指先が器用で技術力が高いこと)違う」、「土踏まずある草履の方がエエんだがぁ」、「女の人は冷え性が多いがら、好評だぁ」、「あど、先ツボ(鼻緒の部分)が足のツボを刺激して、肩こりの人はホントにエエって言ってもらってるぅ」。だそうです。

 分からない人はメールください。共通語に翻訳します。