2024年12月31日火曜日

ぬるっぽ#14配信!


 ポットキャスト「門脇さんと多可さんのぬるっぽ」は、1月1日から#14の配信をスタート。話題は〝金萬LOVEと新年のお話し〟です。さあ2025年は、ぬるっぽでスタートしましょう!。

 秋田には本当に美味しいものがたくさんです。そんな中で金萬は秋田を代表する銘菓の一つ。昔からテレビに流れるコマーシャルも超人気です。その金萬のあれこれ、お正月のご馳走、さらに2025年の抱負など、いつもに増して賑やかな掛け合いです。皆さんお聞きください。

 YouTubeは、https://youtu.be/Jmw5zzZc610 またSpotify、Apple Podcastは、「門脇さんと多可さんのぬるっぽ」で検索できます。配信開始予定は10時です。

2024年12月30日月曜日

大福餅


 鏡餅をつくったついでに大福餅づくり。特にお餅が好きと言うわけではありませんが、大福餅は食べたら福を取り込めそうな気がして…。鏡餅は年神さまに、甘い大福餅は自分用です。

 数年前まで臼と杵でついていました。今日は子どもたちもいないので、餅つき機でサッサとついちゃいました(どうしてこの機械でお餅がつけるんだろう…)。大福餅はつきたての熱いお餅で皮を整形し、あんこ玉を包めば出来上がりです。あんこが大好きなので、自然にあんこ玉は大きくなりがちで…。でも度を越すと包めません。

 美味い!。身体の中に◯個の大福を取り込んで、「さあ来い大晦日!」。

2024年12月29日日曜日

幸運の鳥セキレイと


 近所の無人精米所でセキレイと遊びました。そうだね、食べ物が見つからない冬でも、ここなら袋からこぼれた米粒がきっとあるよ。こんな近くに寄って怖くない?。賢いね。

 セキレイはすぐ私の足元です。こんな風に信じられると悪戯する気も起きません。そこで…、あまり良いことではないでしょうが、つきたての新米を一つまみご馳走しました。彼女は雪のタイヤ痕にその米粒を見つけ、私の顔を見上げてついばみ、また見上げてついばみ…、可愛い仕草を何度も繰り返します。

 セキレイは幸運を運んでくる、喜びを予兆する鳥と言われています。はて、年末ジャンボ宝くじは買えなかったし、腰の痛みは消えたし…、何?。

2024年12月28日土曜日

魔法のおやつ


 そりゃ疲れて気持ちが落ちる時もあります。私がラッキーだったのは、自分のご機嫌を上げる魔法のおやつを知っていたこと…。今年もたくさんお世話になりました。

 いくつかあります。麦チョコ、JAVA TEAストレート、ポッキー極細、たい焼き、パピコ…。でも一番はミスタードーナツのフレンチクルーラーでしょうか。カロリーはおにぎり1個とだいたい一緒。他のドーナツと比べたら半分だから…、みたいな思いで食べてました。暑い日はコーラがベストマッチです。

 いえ、お昼ご飯にもしていたので、おやつの範疇におさまらない好物です。心より感謝を申し上げます。

2024年12月27日金曜日

美味しいをありがとう


 ABS秋田放送「えび☆ステ」は、今日が今年最後の放送でした。番組内で特集したシバタ焼肉のたれ(横手市)に舌鼓を打ち、手づくり料理を当たり前と思う傲慢を反省し、作り手に感謝を…。

 したらどうですかと、そうお話しをしました。たぶん皆さんも、毎日何かを食べて生きています。その食べ物を作った人に、ありがとうを伝えることができる距離感だったら、感謝と労いの言葉をかけても良いのでは…、そんなふうに感じました。それは家族も同じこと。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄さん、お姉さん、私…、町に出たら食堂やレストランの厨房スタッフの皆さん…、自分に美味しいをくれる人、そして生かしてくれる方々に、美味しいをありがとうって言ってください、そうお話しをしました。

 今日は御用納めの職場も多いと思います。でも…、ご飯の支度に御用納めはありません。9日間の連休もありません。


2024年12月26日木曜日

フルーツしめ飾りでお迎え


 フルーツしめ飾りで年神さまをお迎えしよう、そう決めて準備にかかって2週間、やっと完成しました。平面だと果物は置くことができますが、その配置でしめ飾りにして玄関先に吊るすとなると…。

 使った果物は、運気が上がると評判の高い8種類(洋梨、いちじく、リンゴ、ブドウ、ミカン、レモン、柿、栗)。さて、これらをしめ飾りにして吊るすにはどうしたら良いのか…。最初は果物に穴を開け、テグス糸でしめ縄に固定しようかと考えましたが、やはり食べ物に針やドリルで穴を開けるのは抵抗があります。それで次の作戦で、ネット袋に入れて本体から吊るしてはどうかと考えました。これは果物がいっぱい入るし通気性も良くて行けそうでした。でも何だか見た目が異様で、あまり有り難くありません。

 試行錯誤の結果、写真のようにラップ巻きに落ち着きました。鳥の餌になってくれたら、それはそれで嬉しいです。

2024年12月25日水曜日

聖夜のイルミネーション


 子どもたちにプレゼントしようと、浜辺で拾ったシーグラスを材料にディスクランプを作っていることは前にお話ししました。これを試しに雪の中に置いてみたら…、何て綺麗なんでしょう。

 50個ぐらい作り置きできていたら、手づくりイルミネーションで聖夜を飾れたのに…、残念です。さまざまな色のシーグラスから、さまざまな色の光が放射されて、周囲の雪を淡く染めています。

 鬼の笑い声が聞こえて来そうですが、来年と言うことで…。メリークリスマス!。


2024年12月24日火曜日

ぬるっぽ#13配信!


 ポットキャスト「門脇さんと多可さんのぬるっぽ」は、25日から#13の配信をスタート!。話題は〝クリスマス〟です。聖なる夜、男女の外泊理由はスキーでした。このブームが去って人口減少が…。

 クリスマスにはいろんなことが起こります。若い頃、お付き合いをしていた森吉の青年会から、◯◯万円相当のクリスマス・イルミネーションをお借りして…。室内用とは知らず屋外の街路樹に飾って一晩でダメにしたお話し。また当時のスキーブームはどんな意味があったのか、さらにブームが去った後、顕在化する人口減少との関係など賑やかな掛け合いです。どうぞお聞きください。

 YouTubeは、https://youtu.be/76fYfE571p0 またSpotify、Apple Podcastは、「門脇さんと多可さんのぬるっぽ」で検索できます。配信開始予定は10時です。

2024年12月23日月曜日

ご冥福をお祈りします


 大好きだった千田謙蔵さんが亡くなりました。著書「小さくともキラリと」(ぎょうせい1〜3)は私にとって地方自治のバイブルでした。千田さんはお会いする度、いつも激励してくれて…。

 ある会合で千田さんを見つけ、テーブルを訪ねてあれこれお話しをしていた時も、「あなたを独り占めして他の参加者に申し訳ないね」と…。そんなお気遣いをされる方でした。その後も何度かお会いする機会がありましたが、ある時は「いいから、いいから」みたいなアイコンタクトをくれたりで、それに甘えて不調法を重ねてしまいました。ごめんなさい。

 住民が町をつくる…、地方自治の主役は住民です。その基本を教えてくれた千田謙蔵さん。心よりのご冥福をお祈りします。


2024年12月22日日曜日

寂庵にて


 二戸市浄法寺町の天台寺・寂庵にて。ここが瀬戸内寂聴さんの住居と仕事部屋でした。飛行機や新幹線で駆けつけて青空法話をして…。今も玄関の引き戸が開いて、ひょっこりお顔を出して…。

 くれそうな佇まいです。もしそうなったら…、どんなご挨拶をしようか、何をお話ししようか、いろんな事を考えて玄関先に立ちました。いえ、私などより大変な思いを抱え、ここを訪ねた方々がたくさんいます。その一人ひとりのお話に、寂聴さんは耳を傾けたと聞きました。

 寂聴さんの言葉で忘れられない一言。「悲しい顔をしていたら悲しいことが寄ってきます。朗らかに笑顔でいたら良いことが寄ってきます」。これ本当ですよ。ぜひ皆さんも!。

冬至の妖怪トラベラー


 私たち妖怪トラベラーは冬至をとても大切にします。冬至は一年で最も夜が長く、くら闇に隠れた異界が勢いづく日。恐ろしい魔物から地域や自身を守るため、あらゆる魔除け・厄除けを…。

 行いました。例えば魔除けカラーの黄色に拘り、黄色い花がプリントされたパンツをはき、黄色の柄のドライバーでネジを回し、黄色いカバーの単行本を立ち読みし、かぼちゃカレーを食べながらビールを飲んだり、基本の小豆粥、ゆず湯、こんにゃくもクリアしました。さらに今年は“ん”のつく食べ物を探しまくり、最強の運気アップに努めました。ベーコンでご飯、人参ジャムのパン、うどん、ラーメン、担々麺…。

 そのおかげで体調を崩しそうで…。

2024年12月20日金曜日

あなたのよろこびが…


 現在、教会公認のサンタクロースは世界で200人ぐらいと聞きました。そのほとんどがボランティアで、子ども達が笑顔になれるよう通年活動をしています。あなたの横にもサンタさんが…。

 います。今日の「えび☆ステ」(ABS秋田放送)の特集に登場いただいた、にかほ市象潟の相馬雅彦さんもその一人かなあと思いました。お父さん(善作さん)が始めたモミの木イルミネーションを、雅彦さんが33年間守り続けました。雅彦さんの弟(敏彦さん)が亡くなって始めたイルミネーションでしたが、今では地域恒例のイベントになっています。古い記録映像の中で善作さんが言います。「イルミネーションは綺麗だからね、みんな喜ぶんだ。その顔を見ると私も嬉しくなるんだよ」と。本当です。プレゼントはもらった人、あげた人、どっちも嬉しいんです。

 北米航空宇宙防衛司令部のレーダー追跡で、サンタさんの動きが明らかになっています。贈り物の届け順は、南太平洋の国々を皮切りに、ニュージーランド、オーストラリア、日本、アジア各国、アフリカ、西ヨーロッパ、カナダ、アメリカ、メキシコ…と続くんだとか。ただし順番は天候次第です。

2024年12月19日木曜日

たつこさん&雪だるま


 マイナス10℃の田沢湖。これくらい気温が下がると雪がサラサラで、なかなか雪だるまもカタチになりません。やっと握って赤いマフラーを巻いてあげました。たつこさんは寒そう…。

 昨晩から降雪がなく、今朝は雪かきも不要でした。そこで青空が広がる田沢湖で雪だるまプロジェクト。写真右向こうに見える秋田駒ケ岳は、山頂上空にレンズ雲がかかっています。湖面からは蒸気霧(けあらし)が立ち上がって…。いよいよ本格的な冬の到来を感じた朝になりました。

 ところで写真を撮った直後に雪だるまは湖に落ちて…。 雪だるまと赤いマフラー、たつこさんに届いたかな。

2024年12月18日水曜日

フルーツしめ飾りづくり


 自作しめ飾りで年神さまをお迎えする準備を進めています。この数日でミカン、柿、レモン、ブドウ、リンゴ、イチジク、銀杏、クルミ等を調達。はい、目標はフルーツしめ飾りです。

 もちろん、しめ縄、紙垂(しで)、ゆずり葉なども装飾しますが、今年はフルーツバスケットみたいなしめ飾りが目標です。美味しくておめでたい果物がいっぱい付いていたら、年神さまもきっと喜んでくれると思います。問題は制作途中のつまみ食い。ブドウは追加で今日また買いに行きました。

 早く完成させないと…。

2024年12月17日火曜日

ぬるっぽ#12配信!


 ポットキャスト番組「門脇さんと多可さんのぬるっぽ」は、18日から#12の配信をスタート。話題は“あいさつと発酵”です。世界のある地域では、相手のおチン◯◯を握って…。

 元気を確認し合う不思議な習俗があったり、天気を踏み台に延々話し込めるオバちゃん会話など、あいさつの不思議をお話しします。また発酵では、秋田の発酵文化は世界に誇る食品を生み出していること、最近のマイブームは柿酢づくりだったこと、などなど賑やかな掛け合いです。どうぞお聞きください。

 YouTubeは https://youtu.be/Q_9FJC_S3-g またSpotifyやApple Podcasteは「門脇さんと多可さんのぬるっぽ」で検索ください。配信開始は10時です。


2024年12月16日月曜日

道祖神さま&雪だるま


 “楽しい一年になりますように”とお願いをした、大仙市・小曽野の道祖神さま。おかげで活き活きと歩き回ることができました。それで御礼に緑のマフラーの雪だるまを奉納して…。

 雪だるまプロジェクトにも参加をいただきました。周辺には他にも大好きな道祖神さまがいますが、ほとんどの祠は既に雪囲いでお顔を拝見できず、小曽野の道祖神さまが代表と言うことでご容赦をいただきました。いつもどおり凛々しい真っ赤なお顔です。冬の赤は見るだけで元気になれます。

 ありがたいことに、雪だるまを作る私に声をかけてくれた方がいて…。ご近所に住む木元さんですが、共通の知人もたくさんでアレコレお話しができました。木元さんがいなければ、私は地域で不審者あつかいだったと思います。木元さん、ありがとうございました。

2024年12月15日日曜日

サトウキビの初体験


 雪に横たわったサトウキビ。私も隣りに寝転んで記念撮影です。たぶん…、雪中栽培はサトウキビにとって初体験だったと思います。そして狙い通り、秋の試食時と比べ糖度は格段に…。

 繊維質の茎を噛めば口の中に甘さが広がります。50日前は青臭さが強く甘味はずっと奥に隠れていました。今日は青臭さも感じません。秋田の冬がサトウキビを甘くしたと言って良いと思います(次回の実験まで糖度計を用意しないと…)。今回のサトウキビ栽培は、温暖化の影響で暑さを増す夏の秋田と、一方で豪雪の冬に新たな付加価値を作り出す、両極にらみの実験でした。結果として秋田でのサトウキビ栽培は、暖地より収穫までの期間を短縮できる可能性があること、そうなれば秋田で製糖産業の立ち上げも夢ではない、そんな感触を手にすることができました。

 今後もじっけん農場で作業を続けます。

2024年12月14日土曜日

これが好きです


 スノーダンプは雪国の必需品です。小さな除雪機械もありますが、できるだけ人力除雪をしたいと思っています。今朝は雪かき作業に1時間少しかかりました。雪かきは有酸素運動で…。

 ウォーキング以上のエネルギー消費量があると言われています。今朝の作業で6000歩を歩きましたから、計算上は500キロカロリー程度を消費したことになります。そうでなくても冬は基礎代謝が増えるなど、体重を落としたい人にとっては勝負の季節です。いえ、実はもっと単純に、スノーダンプで雪をかき出す作業が好きなのかも知れません。辺りは未だ暗く、キンキンと凍った空気の中で、何も考えずに身体を動かすことが全く苦にならなくて…。

 さあ、明日も楽しみましょう。


2024年12月13日金曜日

宿志を取り戻せ


 小さい時に思い描いた夢、若い頃に目指した生き方…、そんな宿志を今こそ思い出してください。大丈夫、実現も無理ではありません。実際に動き出している皆さんはたくさんいます。

 ABS秋田放送「えび☆ステ」今週のひとこと。特集で紹介したマタギスナイパーズは、60歳以上のプレイヤーで編成された、日本初のシニア・プロゲーミング集団です。主にヴァロラント(シューティングゲーム)で世界の選手と戦っています。孫に格好いいと言ってもらいたくて始めた…、そんな言いぶりですが、何か長く胸の奥でフツフツくすぶっていた火種、宿志に自ら火をつけて新たな価値感を手にしたんだと思います。素敵です。

 秋田県の高齢化比率は全国で最も高い約40%です。でも…、世間体や既成概に拘泥しない熟年がその経験値・ネットワークで夢を追いかけ始めたら、秋田は本当にすごいことになりますよ。そんな予感がマタギスナイパーズからプンプンしました。


2024年12月12日木曜日

この美味い燻製たまごは…


 自作した燻製器で、燻製たまごとスモークチーズを作りました。チップはサクラと横手市大雄産の田村根っこ(ピート)です。配合比は8:1、これ黄金比かも…、かなり美味しいです。

 初めての作業で課題も多いのですが、田村根っこは燃料以外にも様々な可能性があると感じました。もちろん独特の香りは好き好きでしょう。先日、オンリーワンの商品開発を研究する皆さんから、燻製食品に着目している話しをお聞きしました。だったら使うチップもストーリーにあふれた、ジャパンピートの田村根っこは無二の存在です。

 今回使用したサクラチップは市販品でしたが、県内のサクラの名所では剪定作業が毎年行われていますから…。その枝でスモークチップをつくり、田村根っこで燻した食品(いぶりがっこもやりた〜い!)は、秋田100%食品で付加価値は絶大かと…。


2024年12月11日水曜日

ぬるっぽ#11配信!


 ポットキャスト番組・門脇さんと多可さんの「ぬるっぽ」は、今日から#11の配信をスタート。今回は“温かいものを食べたら…”のお話しです。これ、必聴です。どこで聴けるか…。

 今回のお話しは、例えば温かいお鍋を一緒に食べた男女は恋に落ちやすい、例えばホットコーヒーを飲みながらの商談はまとまりやすい…、そんな身体が温まると心がヒートアップしたと錯覚する脳の生理現象を、したたかに利用しようと言う提案です。これだと、寒ければ寒いほど2者の距離感は短時間で接近できますから、これも秋田県の環境を逆手にとった有利性だとお話ししています。

●YouTubeは音声のみです。アドレスは、https://youtu.be/ycJiy0Qc_Xw?si=D19clZC1UU3CkrqF
●Spotifyのアドレスは、
https://open.spotify.com/episode/3OmxggwgxzGq7Lh5GZMD21
●Apple Podcastのアドレスは、podcast/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%AA%E7%A7%8B%E7%94%B0presents-%E9%96%80%E8%84%87%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E5%A4%9A%E5%8F%AF%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE-%E3%81%AC%E3%82%8B%E3%81%A3%E3%81%BD/id1751474941?i=1000679956292

2024年12月10日火曜日

泥炭の温もり


 横手市大雄の鈴木さんから分けてもらった田村根っこ(泥炭)、今日やっと火をつけてみました。木材と違いフツフツと静かに燃えます。手をかざすと何だか優しい温もりで…。

 じんわり肌にしみ込む感じ。小さな炎もずっと見ていられます。それに…、燃焼する匂いが何だか懐かしくて、豆炭こたつを思い出しました。スピードや効率を優先する時代の燃料ではないかも知れません。でも田村根っこ、魅力的です。

 泥炭は、海外ではウイスキーの製造や燻製にも使われています。田村根っこが燻製チップになるか、次回はそんな実験をしてみようと思います。


2024年12月9日月曜日

スカイドームDE雪だるま


 所要でAIU(秋田国際教養大学)。終わって帰ろうとしたら、巨大屋根からの落雪が目にとまり…。雪だるまプロジェクトを始動しました。スカイドームに出入りする子どもたちからも…。

 声援をもらって元気百倍です。素早く雪だるまを造形し、いつも車に積んでいる赤と緑の布を首にまき、目と手は現地調達で済ませ2体の雪だるまを制作しました。5分もかかっていないと思います。雪だるまプロジェクトは県内の行く先々で雪だるまを作り、偶然それを見た人に何だか楽しい気持ちになってもらえたら…、の全く場当たり・勝手連のゲリラ大作戦です。

 一歩まちがえば不審者です。それが心配です。

2024年12月8日日曜日

合掌土偶の祈り



 おとなの社会科勉強会、最後の訪問先は是川縄文館(八戸市埋蔵文化財センター)です。ガイドの市澤さんにお願いして、国宝・合掌土偶の説明をいただきました。手を合わせた祈りは…。

 約3500年前に作られた土偶は、誰に何を祈っていたのでしょうか。さらに手の指が6本ある理由は…、など今となっては推察するしかありません。一説には座産のポーズ、また一説には埋葬のポーズと考える専門家もいます。指が6本の理由については議論の方向性もまちまちです。豊臣秀吉が右手の親指が2本だったことを引き合いに出して、「天下人の証」と言い切る研究者もいます。

 縄文時代から人間の精神性はあまり変わっていないようです。日常に沸き立つ不安を鎮めるには、現代もご先祖さまか神さまにすがる以外の方法を思いつきません。

八戸ブックセンターで



 一般社団法人・市民活動あきた恒例の「おとなの社会科勉強会」。今回は青森八戸市を訪ねています。八戸ブックセンターは“本のまち八戸”の象徴的な施設で、本好きの市民を増やそうと…。

 市の戦略プロジェクトで建設されました。書籍はセンターが選んだもの、つまりセレクトショップという位置づけもユニーク。市民に手にしてもらいたい、巡り会って欲しい本がズラリと並び、もちろん気に入ったら購入もできます。センター内には本棚に囲まれた椅子、ハンモック、文机部屋、読書室、ワーキングルームなど、多様な環境で本に親しむ工夫も…。

 私たちの本屋さん構想にとても参考になりました。説明をしてくれた太田さん、お忙しい中ありがとうございました。


2024年12月6日金曜日

近所の未知へ…



 フリップの意味は、「近所に住む未知ばあちゃんに会いに行こう」ではありません。近くにいてもご近所は知らないことばかり…。いっそのこと、こちらから情報をとりに行ったら…。

 きっと新しい発見がありますよと、そんな思いのひとことです。今日のえび☆ステ特集も、関円花アナの突撃食レポは地域情報が生命線でした。少し前、コロナ時代に星野リゾートの星野佳路さんが言っていたマイクロツーリズム、あの考え方は地域の資源や人や文化に光をあてる着想でした。外国のお客さまをお迎えするにも、地域周辺からリピーターを育成するにも、やっぱり地域の掘り起こし、意味づけ・価値づけが基本です。

 私もご近所の情報収集で、周辺にたくさんの妖怪がいることを知りました。ばけ石、1つ目入道、小豆とぎ、カッパ、垣根ゆすり、ベトベトさん、もっともっと知りたいです。でも…、一番に知らなければいけないのは、実は自分自身のことだったりするんです。


2024年12月5日木曜日

ナイスのおはぎ


 昨晩、ナイスのおはぎが如何に美味しいかを書いて…、今日は我慢できず買いに走りましたよ。さらにポットキャストを聞いた皆さまから、同様のご質問をいただきました。それは…。

 11店舗すべてで話題のおはぎは販売しているのか、だとして…、おはぎは全店舗でそれぞれ製造しているのか、もし仮にそうだとしたら、店舗ごとに味にバラツキなど出ないのか…。これはもうナイスさんに聞くしかナイス…、うまい!。

 皆さま、少しの間お待ちください。
※写真はナイス山手台さんで購入したおはぎ。やっぱり美味い!。


2024年12月4日水曜日

ぬるっぽ#10配信!



 ポットキャスト番組・門脇さんと多可さんの「ぬるっぽ」は、今日から#10の配信をスタート。今回は“そのおはぎを作るのは誰だ”のお話しです。YouTubeはhttps://youtu.be/SE8zxlaf15gで。

 6月に始めたインターネット配信番組も、#10まで回を重ねることができました。本当に皆さまのおかけです。ありがとうございます。今回は“そのおはぎを作るのは誰だ”のお話しです。多可さんが大好きなナイスのおはぎを差し入れしてくれました。食べたら、まあ美味しくて美味しくて…。あんこの甘味の塩梅、絶妙な半殺しのお餅、そしてボリューム感、これは100点満点です。ナイスのお店スタッフが店内製造しているそうですが、どんな人が作っているのでしょう。会いたい!。

 ところで、写真はおはぎ作りの様子ですが、この手は…、私です。

2024年12月3日火曜日

真山のショウキサマ




 大仙市には多くの人形道祖神がいます。払田城跡で有名な真山は、江戸時代の紀行家・菅江真澄さんも訪ねた記録が残っていて…。きっとショウキサマ(写真)に会ったと思います。

 真山のショウキサマと呼ばれる人形道祖神は、真っ赤な口をカッと開き、今も山道を登ってくる者を睨みつけています。大人でも恐怖を感じる迫力の形相です。記録ではこの辺りにもう1体いると思うのですが、なかなか見つかりません。雨は降るし暗くなるし怖いし…、諦めて帰りました。

 さて、菅江真澄さんは現在の愛知県の出身。旅を続ける中で秋田に長居して…、1829年8月18日、仙北市内で永眠しました。それだけで勝手にご縁を感じています。


2024年12月2日月曜日

手作りこんにゃく


 宮城県内の直売所でこんにゃく芋を買い、こんにゃくを手作りしてみました。お手本はクックパッド先生です。

 実は4年前にも芋を買いましたが、この時は凝固剤が準備できなくて諦めました。今回は直売所のお母さんが炭酸ナトリウムを分けてくれて…。さっそく家に帰り、芋を洗って裁断して皮をむいて、鍋で煮てフードプロセッサーにかけて、凝固剤を混ぜて型に流し入れて、冷やして固めて出来上がり。これは楽しい作業です。

 明日からしばらくは…、こんにゃく三昧のご飯になります。

2024年12月1日日曜日

頑張った妖怪トラベラー


 宮城県川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園。ここで開催中の「みちのく妖怪めぐり」に秋田代表で参加。8軒の古民家に潜む妖怪32体を探し出すゲームで…。はい、全問クリアです。

 今年もさまざまイベントに参加しましたが、今日が一番最高に興奮した1日になりました。東北各県に伝わる妖怪(秋田の場合は、なまはげ、三吉鬼、ぬらりひょん、小豆砥ぎ、五匹の鬼…)などが、それぞれ公園内の古民家に隠れています。その家々を訪ね五感を働かせて妖怪を探し出すゲーム。日頃から妖怪トラベラーを自称する身としては、面目躍如!の思いです。それにしてもこの競技、アレンジしたら地元でも開催できそう。例えば角館の町中で、妖怪や民話の主人公を探し出す“まち歩き”とか…。面白そう!。

 全問正解で妖怪カレンダーをいただきました。超ウレシイです。会期は来年の2月27日まで。ぜひ皆さんも挑戦してください。


2024年11月30日土曜日

雪だるまプロジェクト


 今シーズン初の雪だるまです。黒い育苗ポットをかぶり、赤い靴下をマフラーに、キャベツ畑で記念撮影。さあ今年もいろんなところで雪だるまを作りますよ。雪だるまプロジェクトは…。

 皆さんの周りの人を思い、疫病退散と幸せを願う雪だるまを作って、お地蔵さまか道祖神さまのように鎮座してもらう…、まったく勝手連なプロジェクトです。今日から始まりました。いつでもどこでも、気に入った雪を見かけたら雪だるまを作ってください。ルールは特別な準備はしないこと、周辺の素材、作り手が身につけていたものだけで、雪だるまを完成させてください。

 雪だるまプロジェクトに賛同の雪だるまは、できればSNSでお知らせいただけたら幸いです。

2024年11月29日金曜日

脇役が主役になる時


 産学官連携で生まれたクラフト・ジン。秋田杉の葉を使った爽やかなフレーバーが人気で、在庫がないお店も多いとを聞きました。試飲で感動したのは、その美味しさ、そして脇役が主役に…。

 先ず杉の葉が持つ清涼感、爽快感がこのジンの特徴です。甘くなく消費者に媚びないスタンスも共鳴できます。秋田の森林は日本の宝だと言われていていますが、清浄な水や空気を生み出し、それがコメや作物・魚類を育てて、豊かな食文化が多くの美人を輩出してきました。杉自体は建材として活用されてナンボです。でも…、今日いただいた秋田杉GINは、葉を使って商品性を高めていました。何と言うか、脇役が主役になったような、そんな存在意義を確認できたような爽快感です。

 秋田は、生活にも文化にも日常にも、美がよく似合います。


2024年11月28日木曜日

柿酢を育てています


 渋柿を使って柿酢を育てています。柿100%の柿酢です。昨年は室内に置いて数日ごとに撹拌していましたが、今年は作場場に置きっ放しで…。それが良かったのか順調です。

 柿酢は昔から健康に良いと言われて来ました。特に高血圧や脳卒中の予防、血行促進、老化防止、肥満防止などに効果があると…。作り方も超簡単(ブログ・Facebookで11月2日に紹介)です。まだ各地の柿の木は実をつけているので、これからの仕込みでも十分間に合いますよ。

 樽の中の柿酢はまだまだ熟成途中でした。味見してみてましたが、キリッと酸っぱい輪郭が見え始めた段階です。この成長スピードだと、濾過はやっぱり春になってからかな…。

2024年11月27日水曜日

好きっ!から始めましょう


 秋田市社会福祉大会(会場:あきた芸術劇場ミルハス)でお話し会。本番に入って突然に映像が出なくなってドキドキ…。皆さんにご迷惑をおかけしました。でも、ああ楽しかったあ。

 演題は「好きっ!から始めましょう」です。例えば好きなオカズは最後までとっておく人がいますが、その前に肉団子を食べて喉をつまらせて死んじゃったら、好きなオカズは口にできないことになりますよ。例えば他人の生き方に惑わされたり、お付き合いで嫌いな人と出かけたりしたら、一番に大切で誰より愛したい、そんな自分がおろそかになってしまいますよ。人生は思ったよりずっと短いんです。だから優先順位は好きっ!から始めましょうね、と、大体そんなお話しです。

 瀬戸内寂聴さんは、「努力しなくても続いていることは、きっと好きなことですよ。それがその人の天分、才能です。何にもならないことを一生懸命にやっている人、たまに見かけますよね。それはそのままやらせておけばいいんです。だってその人は楽しいと思っているんだから。人の楽しみなんて人の数だけありますから」と。はい、本当です。皆さんも自分の好きを止めないでくださいね。

2024年11月26日火曜日

落ち葉のハート


 ウォーキング先で落ち葉のハートづくり。今朝は真っ赤なもみじです。でも、これ以外に難しくて…。

 少し厚みのある立体ハートをつくったら、朝日で影が伸びて思うような写真が撮れません。風が吹いてカタチが崩れるし…。ハートに見えますか?。

 今日は、明日のお話し会のパワーポイント作成で終わりそう。


2024年11月25日月曜日

本堂城跡のショウキサマ


 美郷町本堂城跡のショウキサマ。あちこち県内の道祖神を訪ね歩いていますが、大名の居城跡を守る藁人形は初めてです。でも少し調べてみると、昔は別の場所に立っていて…。

 まん丸に目を見開き、前面を正視するお顔が好きです。頭から伸びた2本の角も立派。何より大きな身体が迫力満点で頼りがいがあります。このショウキサマ、昔は館間集落の入口にある橋のたもとに立っていたとのこと。でも矢島川の氾濫で度々流されて、可愛そうに思った地元の皆さんが城跡に連れてきたんだそうです。

 春、田植えの後に行われる作り変え作業を見てみたいなあ。

2024年11月24日日曜日

ミルハスでお待ちします


 11月27日(水)は、秋田市社会福祉大会(あきた芸術劇場ミル)でお話し会です。ご来場の皆さんに喜んでいただけるよう、一生懸命お話しをさせていただきます。ぜひお越しください。

 演題は「好きっ!から始めましょう」。毎日は決して楽しいことばかりではありません。でも工夫次第で日常を気持ち良く過ごすことができます。どうして好き!から始めた方が良いのか、心が楽になる裏技、人生の先輩の言葉、そして太郎とたつこの物語、ほか伝説が今に語ること等々、だいたい1時間のお話しになりそうです。

 ご来場をお待ちします。


2024年11月23日土曜日

その情報は真実か…


 AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた。さらに公共施設の建て替えは難しくなりそうです。円安、資材高騰、人手不足…。でも一番の心配は日曜日に投開票があった兵庫県知事選挙で…。

 番組は今週一週間の振り返りからスタート。月曜日の報道だった横手市民会館新築計画の一時中断、火曜日の報道だった新立体育館の事業費増額(火)…。直し直し使っても建物は老朽化するし、建て替えを計画したら建築コストは計画当初に比べて倍増していて、本当に大変な行政課題です。2024年に建築業界へ拡大した働き方改革の各法適用、2025年には高齢者雇用安定法の施行で65歳社会の到来ですが、建築業界の現状に法律が追いついていません。来年度は熟練の職人さんの大量退職も予測されています。どれもが事業主体や施設利用者の思いの外にある要因です。

 さらに困惑を感じた出来事が、先の日曜日に投開票を行った兵庫県知事選挙です。全国放送のニュースやワイドショーの報道内容と全く別の情報が、選挙期間中に様々なSNSで発信されて、それが有権者の投票行為に直結したと言われています。立候補者の近くにいて人柄や政策を知る人はごくごく一部で、これまで、その他の大多数は街頭演説や選挙広報、情報媒体などを通じて知る以外に方法はありませんでした。でも最近はSNSです。媒体が増えることは歓迎できますが、その情報の精度はどうだったか、公職選挙法に抵触はしなかったか、当落とは別の心配が残った事案でした。と、そんな思いを番組でコメントしました。

2024年11月22日金曜日

あたまで考えるな


 リー先生と連名できる日が来るなんて…。初めて先生にお会いして50年が経ちましたが、先生の教え「考えるな、感じろ」を忘れた日はありません。今日のABS秋田放送えび☆ステで…。

 番組の特集で、能代市出身の総合格闘家・斎藤裕さんに登場いただきました。斎藤さんは初代RIZINフェザー級チャンピオンです。すんごい人なんです。そんなこれまでの闘いっぷりを思い出し、さらに今回の秋田市内・猫舌ラーメンレポートを拝見して、一瞬でリー先生を思い出しました。その姿はまさに「考えるな、感じろ」でした。秋田はもうじき降雪の続く冬がやってきます。この時季の体調不良は外気温の低下と日照も要因で、おなかに温かな食べ物や飲み物を入れると、症状が改善されたとの報告があります。頭で考えるのではなく、おなかで感じることが大切です。

 写真左はリー先生。右上は20歳の私。右下は今日の私。諸行無常です…。

2024年11月21日木曜日

感情はお腹から生まれる


 横手市の金沢孔城館でお話し会。メンタルヘルスサポーター・ひだまり(石田裕美子会長)からお声かけをいただき、お話し、歌、意見交換で2時間があっと言う間に過ぎて…。楽しかった!。

 今回のお話しは脳と腸の関係からスタート。最近さかんに言われている脳腸相関についてです。感情は上半身(脳とか目とか…)の情報で左右されると思っている皆さん、実は感情は身体全体の情報で起伏する、そんなレポートが世界中で着目されています。足の親指を深爪したら不快、すね毛の処理をミスったらスカートは履けない、お腹が空いては戦ができぬ…。特に腸は第2の脳と言われていますから、毎日を快適に過ごすには腸内環境を整えることが大切ですよと、そんなお話しから横手市に伝わる伝説、たつこと太郎のラブロマンスや新解釈などなどであっちへ行ったり、こっちへ来たり…。

 リクエストにお応えして…、スター誕生(46年前の秋田オーディション)で歌った「アニメ宝島のテーマ」を熱唱させていただき、私的には大満足のお話し会でした。そのスタ誕で一緒だった柳葉敏郎さん、あの時「どっちが合格しても落ちても、お互いを引っ張り合って芸能界で頑張ろう!」と言ってくれて…。でも今回も映画出演のお誘いがありませんでした。次回作かな。

2024年11月20日水曜日

噂の丸いたい焼き


 たい焼き研究家を自称しています。そんな私に信じられない噂が聞こえて来ました。盛岡に丸いたい焼きがあった…。えっ?、丸いたい焼き?、大判焼きの間違いでしょうと思いながら…。

 大通3丁目のクロステラス2階、えびすそばさんに駆け込んで…。はい、ありました。固定概念をあっさり飛び越えた丸いたい焼きです。これだとシッポまであんこが入っている・入っていない問題は、そもそも起こりようがありません。あんこは大人の粒あんで甘さ控えめ、さすがお蕎麦屋さんのアダルトなデザートです。もちろん、たい焼きだけ買って帰る皆さんも多数いるそうです。

 いかにも縁起が良さそうなフォルム、願掛けしたい疫病退散や縁結び、商売繁盛や試験などはもちろん、日常の細やかな幸せもそっと演出してくれそうです。
※写真の一部はネットからお借りしました。

2024年11月19日火曜日

泥炭の可能性


 鈴木長悦さん(横手市大雄字福島)が持っているのが田村根っこです。根っこは泥炭のことで草などが時間をかけて炭化した燃料。10年ほど前、有志がこの根っこ掘りを復活させ…。

 地域内の交流促進に泥炭を活用した活動をスタート。これが全国でも着目されて問い合わせが何件もあったそうです。様々な事情で、現在は泥炭の掘り出しができていないとのことですが、お話しを聞けば聞くほど、泥炭にはすごい可能性があると感じます。例えばウイスキーづくり。スコッチウイスキーの本場スコットランドでは泥炭はピートと呼ばれ、発芽した大麦麦芽を乾燥する時の燃料に使用されます。ピートを燃焼した時の煙香が、ウイスキーの品質を左右する重要なファクターです。

 昔は風呂やストーブの燃料として使われ、近隣集落にも販売していたとのこと。小さい頃、父母と泥炭掘りをした時のお話しもしてくれて…。泥炭はとろとろと優しい燃え方で、身体も心も底から温まったそうです。魅力的なお話しです。
※突然のお伺いでしたが、鈴木さんからいろんなお話しをいただき、その上サンプルの泥炭と黒ニンニクをお土産に頂戴しました。この泥炭でご飯を炊こうかと思います。黒ニンニクはまるでゼリーです。すごく美味しい!。ありがとうございました。
※写真の一部は、あきた元気ムラなどネットからお借りしました。
※泥炭発見には、諸国を行脚中の弘法大師さまが深く関わっていた…、この件は後日のお話しとします。

2024年11月18日月曜日

母の柿漬け


 初雪の時季は大根の柿漬け作業です。今年も母の手伝いで漬け込みを始めました。昨年と違うことは、自宅の柿の木がスズナリで全量を調達できたこと、あとは母の永遠のレシピで…。

 大根40キログラムが基本単位です。柿は大根の半分ですが、以前は1:1だったそうで(毎年おなじ話しを聞きます)。砂糖は各種混合で2キログラム、塩2キログラム、酢1リットル、焼酎は35度720ミリリットル。初めに柿と調味料を別樽で合わせ馴染ませておきます。馴染んだら漬け込み用の樽底に敷き、その上に大根を敷き、またその上に柿を敷き…、この繰り返しで1樽を仕上げます。

 今からもう食べたくなっています。

2024年11月17日日曜日

禅と瞑想とお茶の会


 由利本荘市矢島の金嶺山龍源寺で、国際教養大学(AIU)の皆さんの禅と瞑想(メディテーション)とお茶の会に合流。あぁ、土屋泰順住職の言葉が心に染み入ります。

 龍源寺は生駒家の菩提寺。山門の仁王像に感動し、本堂の大きな茅葺屋根に驚き、庭の美しさに溜息がもれて…。これまでお寺を開放した多くの取り組みがあったと聞きました。今日のお茶会もその一つです。瞑想を説明する土屋住職の説法、「諸々のものは移り変わります。だからこそ今を大切に、今に集中してください」の言葉、「今日は雨が降っていますが、雨が降っていたら雨を入れて…」、そんな柔らかな心持ちが大切だと教えてくれます。

 素敵な一日でした。以前から色々なご縁をいただく矢島ですが、また宝物のような時間を過ごすことができました。ありがとうございました。


2024年11月16日土曜日

大潟村で八郎太郎展


 大潟村創立60周年記念事業で龍神八郎太郎展へ。会場は大潟村干拓博物館です。太郎の生い立ちや躍動と苦悩、南祖坊との戦い、たつこへの愛…、良い企画展でした。坂本みほ子さんの…。

 展示スペースの所々に坂本みほ子さん(人形劇同好会・八郎)の絵があって、これが本当に素敵でした。その表情で太郎の強さや優しさ、たつこの美しさや深い愛が理解できます。ところで太郎に関して、幾つか新しい発見がありました。例えば太郎がお世話になった天瀬川の爺さんは夫殿権現として祀られていますが、その祠の所在を同博物館の方からお聞きできました。そうか、あそこだったか…。

 皆さんも、ぜひ八郎太郎展をお訪ねください。

2024年11月15日金曜日

整える。変える。進む。


 次代のムーブメントは、いつも気づかないうちに始まっています。えび☆ステ(ABS秋田放送)の東成瀬村特集で強く感じました。だから今週のひとことは「整える。変わる。進む。」で…。

 レポート役の酒井茉耶アナウンサーが髪を切ったカット&パーマゆーみん、2拠点居住で夢を追うお笑いコンビこころ、そして台形CSG工法の皆瀬ダム…。それぞれの取り組みが「整える。変わる。進む。」でした。特に酒井さんが前髪を切ったVTRを見て、ココ・シャネルさんの名言「髪を切る女性は人生を変えようとしている」、孫正義さんの「私の髪の毛が後退したのではない。私が前進したのだ」を思い出しました。これに私の思い「頭髪はこれから生え揃う。現状は発毛の場所を確保しているだけ」を足して…、3人がかりで今日のひとことを完成させました。

 世界的に著名なお2人の横に、スキマみつをの名前を並べて書いてドキドキしました。何だか…、スキマみつをも世界のスキマみつをになったような勘違いをしそうです。

2024年11月14日木曜日

サツマイモの葉


 仙北市・角館の武家屋敷通りは紅葉が見頃です。その光景は、今年も一年間頑張って来た皆さまへのご褒美。心ゆくまでお楽しみください。同市・田沢湖の今朝はマイナス2度で…。

 じっけん農場にも霜が降りました。写真はサツマイモの葉に付着した霜です。ウォーキングしている間に、太陽は少しずつ輝きを増して空に昇り、葉を透過しながら氷を溶かして…。その変化がキラキラして綺麗です。お日さまはすごいな。

 一日は父の歩行器選定、トラクターの廃棄処分、冬囲い作業などでバタバタ過ぎました。サツマイモの葉のように、
キラキラできなかったな…。

2024年11月13日水曜日

湖畔の夕焼け喫茶店


 田沢湖畔にある秘密のビーチで喫茶店をオープン。辺りは夕焼けに染まって本当に綺麗です。ホーローのマグカップは直火にあてても大丈夫と聞きました。それで試してみようと…。

 自動販売機で買ったコーヒーを持って、大好きなプライベートビーチ(気持ちだけ…)へ。水鳥がビックリしています。ごめんなさい、コーヒー飲んだら帰るからね。レギュレーターストーブに火を入れ、カップにコーヒーを注いでゴトクに置いて…。火力が強いのか、ホーローの熱伝導率が良いのか、すぐにコーヒーから湯気が上がりました。

 夕焼けの田沢湖畔で美味しくコーヒーが飲めました。ホーローはスグレモノでした。また来ようっと。

2024年11月12日火曜日

冬囲い作業を始めました


 雨の晴れ間をぬって、冬囲い作業を始めました。昔ながらの家なので屋根が大きく、例年だと軒下に2メートル以上の雪が積もります。その雪で雨戸や窓が押し潰されないよう…。

 でもカマキリの雪予想では、それほどの降雪にはなりません。そこで少し手抜きをしながら冬囲い作業をしています(大丈夫かなあ)。この作業、実に歩数を稼げます。材料を持ってきて、合わなくて戻して別の材料を持ってきて…、おかげさまで今日はウォーキングの目標以上の歩数をカウントできました。

 冬囲い作業は間違いなく里山アウトドアです。そう思ったら雨も苦になりません。