2024年11月19日火曜日

泥炭の可能性


 鈴木長悦さん(横手市大雄字福島)が持っているのが田村根っこです。根っこは泥炭のことで草などが時間をかけて炭化した燃料。10年ほど前、有志がこの根っこ掘りを復活させ…。

 地域内の交流促進に泥炭を活用した活動をスタート。これが全国でも着目されて問い合わせが何件もあったそうです。様々な事情で、現在は泥炭の掘り出しができていないとのことですが、お話しを聞けば聞くほど、泥炭にはすごい可能性があると感じます。例えばウイスキーづくり。スコッチウイスキーの本場スコットランドでは泥炭はピートと呼ばれ、発芽した大麦麦芽を乾燥する時の燃料に使用されます。ピートを燃焼した時の煙香が、ウイスキーの品質を左右する重要なファクターです。

 昔は風呂やストーブの燃料として使われ、近隣集落にも販売していたとのこと。小さい頃、父母と泥炭掘りをした時のお話しもしてくれて…。泥炭はとろとろと優しい燃え方で、身体も心も底から温まったそうです。魅力的なお話しです。
※突然のお伺いでしたが、鈴木さんからいろんなお話しをいただき、その上サンプルの泥炭と黒ニンニクをお土産に頂戴しました。この泥炭でご飯を炊こうかと思います。黒ニンニクはまるでゼリーです。すごく美味しい!。ありがとうございました。
※写真の一部は、あきた元気ムラなどネットからお借りしました。
※泥炭発見には、諸国を行脚中の弘法大師さまが深く関わっていた…、この件は後日のお話しとします。

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