2017年2月28日火曜日

「釣り解禁日を早くして」と特区勉強会で

 市内若手グループ畑楽(はたらく)主催の『語ろでオラダの仙北市~特区について考える~』に出席。国内10ヶ所の1つに指定されている市の地方創生・近未来技術特区とは何か、どんなことができるのか、現状と今後について多くの意見交換を行いました。釣りの愛好者からは、「様々な魚種の釣り解禁日を特区で早めることができないか」との提案を受けました。

 特区制度は、安倍内閣の代名詞「3本の矢」の中、「民間投資を喚起する成長戦略」の中心政策に位置付けられる取り組みです。民間ノウハウや資金力を地方創生のパワーに活用できるよう、国と特区自治体が連携して法制度の緩和を行います。「この法律が邪魔して、思い描くビジネス展開ができない」みたい状況の打開にはもってこいの制度です。お話が進むにつれて、「特区の実像を誤解していた」とか、「国から補助金をもらう話だと思っていた」とかの声が多数でした。市民の皆さんにもっと説明が必要なことを痛感しました。

 平成29年度は、市民の皆さんに「特区に指定されて良かった」と思ってもらえるような、小さくても具体的な事例を提供できると思います。釣りの解禁日の前倒しについては、持ち帰って研究することにしました。

2017年2月26日日曜日

田沢湖高原雪まつり今日が最終日

 昨日から始まった田沢湖高原雪まつり。雪像コンテストやけっちぞり大会、えあモーグル選手権、小正月行事大集合や花火大会など、好天に恵まれ多くの皆様で賑わいました。今日も多彩なイベントを用意して、皆様をお待ちしています。

 会場はたざわ湖スキー場の特設会場。今日もお祭り屋台が大人気かな…。10時からのオープンです。以下、イベントのタイムスケジュールをお知らせします。
・11:00~14:00 働くのりものコーナー
・12:00~12:45 ご当地キャラクター大集合(第1部)
・12:45~13:30 スコップ戦士ジャミセリオンライブ
・13:30~14:15 ご当地キャラクター大集合(第2部)
・14:20~14:50 田沢湖龍神太鼓とご当地キャラコラボステージ
・14:50~15:00 フィナーレ

2017年2月24日金曜日

秋田ドローンコミュニティと近未来技術活用で協定

 本日午後、秋田ドローンコミュニティ(宇佐美孝太代表:会員150名)と仙北市は、「近未来技術活用に関する連携協定」を締結しました。SNS上のコミュニティ団体と自治体の締連携協定は余りないかも…。

 協定の目的は、ドローン人材の育成や観光振興、実証実験や実運用などなど多彩な分野に及んでいます。私はあいさつで「ドローンコミュニティと一緒に近未来技術の普及と開発に取り組み、できるだけ多くのビジネスが仙北市で生まれることを期待しています」とお話ししました。

 宇佐美代表は「昨年のドローンアジアカップ以降、仙北市で度々ドローンスクールを開催しています。全国と比べても、ここは人も環境も抜きん出て良い場所です。ご恩返しできるよう頑張ります」と応えてくれました。
 やりましょう!。

2017年2月23日木曜日

「角館冬がたり」休止のお詫びと再開の検討について

 武家屋敷の岩橋家で開かれていた「角館冬がたり」は、冬季観光の主力で多くの観光客から支持をいただく人気事業です。市教育委員会が岩橋家代表から物件を借り受け、市観光課が「かくのだて歴史案内人組合(田村雄幸組合長)」のお力添えをいただいて取り組んできました。

 しかし先般、観光客の皆様をお迎えするにあたり、同組合が果たしてきた役割の重要性や貢献度、お迎えする玄関の運用の考え方、安全対策上の課題など、幾つもの場面で市や市教育委員会職員の認識の欠落、また不適切な言動があったことから、同組合はこのままでの事業継続は困難と判断し、現在は事業が中断しています。

  この事態を受け、昨夜22日に「かくのだて歴史案内人組合」の皆様にお集まりいただき、先ず組合の皆様にお詫びを申し上げました。そしてこれまでの活動に対しての謝意をお伝えし、併せて表玄関からお客様をお迎えする形態で、再開に向けてどうか検討いただけないかとお願いしました。会議では組合の皆様からの多数のご意見がありました。これらを重く受け止め、市と市教育委員会は、改善すべき点にしっかりと取り組むことを約束しました。

 その結果、今朝、同組合の田村組合長より連絡があり、できるだけ早期に再開をしたいとのお話をいただくことができました。これまで以上に文化振興や観光振興にご助力をいただけるとのお話もありました。本当にありがたく思っています。再開に向け、市及び市教育委員会として、きちんと誠意を持って取り組みます。

 観光客の皆様、関係の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけしました。あらためてお詫び申し上げます。
 再開まで少しの間お待ちください。

2017年2月22日水曜日

青山学院大学と初の連携事業「冬季体験交流会」

 今日の午後、青山学院大学と仙北市の共催プログラム「仙北市冬季体験交流会」で、10人の皆さんをお迎えしました。昨年11月の包括連携協定を締結後、公式な連携事業の第1弾になります。

 冬期体験交流会は、昨年11月に三木学長から提案があったもの。「先ずは雪下ろしボランティアとか、小正月行事の視察などで交流を重ねてはどうでしょう」、さらに「ご縁をいただいた地域の文化・歴史を理解して、地域で活躍できる人材、世界に通用する国際人を育成したいと考えています」と。

 一行は明日と明後日、雪下ろしの依頼があるお宅を訪問し、雪下ろし作業を行います。また田沢湖高原雪まつりもサポートします。見かけたらお声かけをお願いします。

サイクリング事業を始めます

 写真の真ん中は、株式会社・美ら地球(ちゅらぼし:岐阜県飛騨市)の山田拓CEO。平成29年度から仙北市・大仙市・美郷町で取り組む「インバウンド・サイクリングロード活用事業」のアドバイスやプランニングを行っていただきます。

 国の復興交付金を活用して、3市町が連携して取り組む新事業です。国内はもとより外国からのお客様をお迎えする場面の多いエリアで、既存の国・県・市・町道を活用して広域サイクリングコースを整備し、周遊者や滞在者の増加、農村文化との交流、健康増進運動などを加速しようと考えています。株式会社・美ら地球はこれまで飛騨市を中心に、数々の成功事例を積み上げた実績があります。

 私は、山田CEOに「いつ会社を飛騨から仙北に移す?」とお聞きしました。だって、やっぱり人材の確保が何より大切ですから…。

牧浦・仙北市近未来創造アドバイザーの新提案

 昨日開催の国家戦略特別区域諮問会議(首相官邸)に参加の皆さん。スゴイ顔ぶれです。左から牧浦・仙北市近未来創造アドバイザー、千葉大の野波先生、DeNAの南場会長、そして日産のゴーン会長です。牧浦アドバイザーは仙北市の状況を踏まえ、「サンド・ボックス特区」を提案しました。

 牧浦アドバイザーのプレゼンテーションは、仙北市で開催のドローン・アジアカップや無人走行実験のビデオ映像で始まりました。安倍総理も興味津々の様子だったと伝え聞いています。それで「サンド・ボックス特区」ですが、牧浦アドバイザーは、「電波法で優遇されている仙北市ですら、調整と手続きに半年弱を要した。これでは世界の技術革新に遅れをとるばかり」と主張。これを改善するには、事前規制や手続きを一時的に停止したり、最低限に抑えたりしながら自由度の高い環境をつくり、実証実験を迅速に行わせる必要があると提案したもの。

 この提案、仙北市の実証実験とビジネス化にとても重要です。議論から目が離せません。
※写真は牧浦アドバイザーのフェイスブックより。

2017年2月21日火曜日

田沢湖再生は複合的な中和処理が有効

 本日午後、大曲農業高等学校・生物工学部の皆さんが、田沢湖の中和実験について中間報告をしてくれました。中和には「段階を踏んで複合的な処理を組み合わせることが効果的」との見解です。

 同校と仙北市は、昨年9月に事業連携協定を締結しました。協定内容は農業・環境に係る産業と教育の振興などです。子ども達は、田沢湖再生に向けた中和処理実験で、第1段階は電気分解、第2段階は石灰石分解、第3段階は活性炭分解、第4段階は植物活用の処理を行っていました。植物活用では効果を見ることができなかったものの、1~3段階を経る中で、中性化が進むことは確認できたと話してくれました。

 桧木内小学校と生保内小学校では、メダカを使った飼育実験にも取り組んでいます。若い皆さんの頑張りが、田沢湖再生のエネルギーです。

2017年2月20日月曜日

交通情報です

 先週お伝えした事案の続報+1です。国道105号北秋田市阿仁地内で発生した雪崩、排雪作業が終わっていて通行は可能です。でも、天候により再発の心配もあります。ご注意のうえ通行ください。また秋田内陸縦貫鉄道ですが、周辺地盤に不安定感があり、一部でバス代行を実施しています。ダイヤが乱れる場合もあります。情報を確認してお出かけください。

W杯たざわ湖大会はキングズベリーが3連覇

  FISフリースタイルスキーW杯のデュアルモーグル部門は、ミカエル・キングズベリー(カナダ)がたざわ湖大会3連覇を達成。女子はブリトニー・コックス(オーストラリア)が優勝し閉幕しました。大勢の皆さんにご来場いただきました。ありがとうございます。
さあ、サンクス・パーティが始まるぞ!

2017年2月18日土曜日

今日のFISフリースタイルW杯の成績

 FISフリースタイルW杯・秋田たざわ湖大会は、先ほど今日の競技部門(モーグル)を終えました。成績は下記の通りです。表彰式で大活躍したプレゼンターは、仙北市役所若手職員の皆さんです。スキー場に一足早くサクラの花が咲くきました!。明日はデュアル・モーグルです。

【女子モーグル結果】
1位 COX Britteny(AUS)
2位 LAFFONT Perrine(FRA)
3位 NAUDE Andi(CAN)


【男子モーグル結果】
1位 KINGSBURY Mikael(CAN)
2位 MARQUIS Philippe(CAN)
3位 CAVET Benjamin(FRA)


 明日はデュアル・モーグル部門が行われます。正午から予選が始まります。決勝は13時30分前後だと思います。皆さんのご来場をお待ちします。

2017年2月17日金曜日

FISフリースタイルスキーW杯秋田・たざわ湖大会

 明日から「FISフリースタイルスキーW杯・秋田たざわ湖大会」です。過去最多の15カ国88人の選手が出場します。今日はそのウエルカム・パーティでした。上村愛子さんと一緒に撮った写真、ノドチンコまで見えそうです…。

 会場となったスキーセンター・レラは、選手やコーチなど150人と大会関係者、また仙北市民(中学生にも参加いただきました)をあわせ、総勢で300人くらいいたでしょうか。本当に気持ち良い高揚感がありました。選手の皆さんは、ご馳走もアトラクションも紙風船上げも、全部が大好評でした。中学生は「小さな国際文化都市」を体感していたようです。良かった!。

 明日は男女モーグル競技、明後日は男女デュアル・モーグル競技が開催されます。天候も回復しそうです。ご来場をお待ちします。

2017年2月16日木曜日

仙北市の平成29年度は…

 本日、市議会全員協議会を開催し、平成29年度の予算などについて説明をしました。私からは、「国際情勢が大きく変質する中、最近の仙北市は明るいニュース(ユネスコ遺産登録やミシュランガイド掲載、農山漁村の宝受賞など)が続いています。平成29年度はこれら先人から受け継いだ歴史や文化に加え、世界最先端技術の移入を図り、人口減少対策に有益な政策には躊躇しないで取り組みます。住み続けたいと思えるまちづくり、移住・定住したいまちづくりを市民と共に進め、在職2期目最後の年をフルスピードで、また挑戦を信条に市政運営にあたります」と所信を申し上げました。

1.各会計予算額
 一般会計 189億円(前年度に比べ1億円の減額)
  特別会計  94億5766万円(前年度に比べ12億5434万円の減額)
 企業会計  68億6794万円(前年度に比べ22億3305万円の減額)


2.主要なプロジェクト
①庁舎整備
 角館庁舎の建築と田沢湖庁舎・西木庁舎の改修、不要庁舎の廃止
②新病院スタートアップ
 4月1日の開院、4月3日の外来受付、ホスピタリティあふれる病院づくり、ほか
③市道岩瀬北野線
 お盆前後の完成
④田沢湖クニマス未来館
 7月1日のオープン、潟分校の市管理と連携強化で田沢湖再生作業を本格化
⑤地方創生・近未来特区
 認可事業の実施と新提案の提出、ヘルスケア事業のスタート、ドローンの実運用に向けた遭難対策プログラム競技会の開催、無人自動車の公道実証地指定、ローカルベンチャーの人材確保・産業創出の支援、ほか
⑥観光とインバウンド
 ユネスコ遺産登録などの表記、曳山会館など施設の実現、火除け地復元調査、函館・大館・仙北(角館)の3Dプロジェクトの始動、民間事業所への引湯管更新支援、案内表示の多言語化、2次アクセスの整備、サイクリングコース整備、アジア太平洋国際温泉会議・国際合気道競技大会・FISフリースタイルスキーワールドカップなど国際イベントの開催、昔ばなし大学・全国京都会議・日本陸水学会田沢湖大会・電子情報通信学会の開催、ほか
⑦福祉政策の充実
 新たに障害者通所支援・運転免許の取得支援制度、フードドライブ運動の推進、医療用ウィッグ(かつら)・乳房パットの補正器具購入助成、ヘルスケア事業の推進、温泉無料入浴の検討、ほか
⑧新たな農林業施策
 ほ場の大規模整備加速、薬用作物の産地化、女性農業者の組織化と加工事業の促進、ドローンの操縦資格取得経費の支援、堆肥処理施設の完成、道の駅の検討、林道の民間管理委託化、治山事業は多数、ほか
⑨建設交通政策の前進
 落合球場の給水管改修と基本設計、各路線の改修・舗装事業は多数、国道46号線は刺巻線形改良整備と第2仙岩トンネル事業化運動の加速、国道105号線は桁沢地区と草峠地区事業、県道は白岩角館線・日三市角館線事業、上下水道事業、ほか
⑩教育の振興
  東京オリンピック・ホストタウン活動とカヌー練習場の施設整備、アスリート合宿やモーグル競技の選手育成、学校適正配置の検討、総合体育館の検討、総合給食センター新築事業は基本設計と実施設計、ほか

2017年2月15日水曜日

熱烈歓迎!台湾桃園市から平鎮高級中学修学旅行団

 先ほど、台湾の桃園市から初の修学旅行団をお迎えしました。市立平鎮高級中学の皆さん35人です。随行団長の謝錦雲校長先生とは昨年お会いしています。また担当の先生や父兄代表の皆さんも合わせると40人を超える一行です。

 立平鎮高級中学は全校生徒が約1800人で、学業もスポーツも両立する名門市立高。同校が立地する桃園市は、人口210万人の都市で桃園空港があることでも有名です。暖かな街から秋田に来た子ども達に、「皆さん寒くないですか」と聞くと、「しっかり防寒着を着ているので寒くありません」と元気いっぱい。今日は田沢湖地区の農家民宿7軒に別れて宿泊ですが、皆さん農家のご馳走が楽しみとニコニコ顔で答えてくれました。
 
 平鎮高級中学の皆さんで、今シーズンの台湾からの修学旅行は3校目となります。これまでの学校はもちろん、謝錦雲校長先生や皆さんと台湾でお会いできるのは7月~8月頃かなあ…。

2017年2月14日火曜日

玉川温泉の冬季岩盤浴を再開したい

 平成24年の雪崩事故以来、玉川温泉の冬季岩盤浴は閉鎖が続いています。私はこれを何とか再開したいと考えています。もちろん安全対策は絶対に必要です。実施可能な手法は何か…。そこで今日の午後、専門家も交え勉強会をスタートさせました。

 事故が発生した後、複数の調査研究機関が玉川での雪崩発生メカニズムを究明し、報告がなされています。その中で、防災科学技術研究所・雪氷防災研究センターの協議会メモには、「植生及び見通し角の条件から、再び表層雪崩が発生する可能性は否定できない。何らかの雪崩対策をとらない限り、冬期間は、被災地点での岩盤浴の利用は避けるべきである」とあります。また、「その際雪崩防止柵等の設置と言うハードウェア対策が困難である場合には、ソフトウェアによる対策が考えられる」との知見をまとめています。

 問題はまだまだあって、例えば現地の権利者や責任の所在が複雑なこと、また誰が安全対策をするのかなど課題は重層的です。

 それを一つずつ整理する作業も必要です。諦めません。

牧浦土雅さんを仙北市近未来創造アドバイザーに

 写真は牧浦土雅(まきうらどが)さんです。先ほど仙北市近未来創造アドバイザーに委嘱しました。スゴイ人です。

 牧浦さんを簡単に紹介します。1993年に東京で生まれ13歳で単身渡英。英国ボーディングスクールからブリストル大学へ。2012年秋から東アフリカ、主にルワンダで国際協力機関と農民とを繋げるプロジェクトを牽引しました。2014年のTED「世界の12人の若者」に選出された後、NewsPicks Paper「40歳以下の日本人イノベーター」、AERA「日本を突破する100人」に次々と選出され、そして今日、仙北市近未来創造アドバイザーを委嘱…と言う訳です。

 昨年開催した「ドローン・インパクトチャレンジ2016in仙北」では、各国選手の束ね役・調整役を担っていただきました。この分野では、タイを拠点に東南アジアでの交通・ドローン関連の新しい事業も準備中と聞きます。アメリカ国内のIT業界・自動車業界とのパイプも太く、仙北市の自動走行実験を国際的な規模に拡大する役割もお引き受けいただきました。
 世界に直結した牧浦さんと、仙北市のコラボレーションが本格化します。

2017年2月13日月曜日

今日と明日は角館の火振りかまくら

 今日と明日、「角館の火振りかまくら」が開催されます。わら紐の先に付けた俵に火をつけ身体の周りを振り回します。神聖な火で厄を払い、五穀豊穣・無病息災・家内安全などを祈願する小正月行事です。
 皆さん参加できます。
 ご来場をお待ちします。

裸参りと大杉沢総会と白岩3地区役員会

 昨日午前は「松葉・相内の裸参り」(仙北市西木町桧木内)でした。無火災を祈願する伝統行事で、清流・桧木内川で身を清めてから旭山神社を詣でます。ブルブル…。ご苦労様でした。

 同時刻、私は生保内の大杉沢町内会総会で、仙北市行政の現状説明を行っていました。ですから裸参りに出席できていません。写真は私の代理で参加した市役所の加古・危機管理監が撮影したもの。気合が入った良い写真です。

 ところで私は、さらに午後に開催の角館・白岩3地区役員交流会に出席し、そこで多数の要望と、大量のお酒をいただきました。やっと家に帰り横になり…。今(午前2時)目が覚めました。

 さあ、今日から角館の火振りかまくらです。詳しくは、http://www.city.semboku.akita.jp/file/5907.pdf
 皆さんのお越しをお待ちします。

2017年2月11日土曜日

感動の立体映像「上桧木内の紙風船上げ」

   秋田ドローンコミュニティの金子直さんが、昨日ドローンで撮影した「上桧木内の紙風船上げ」映像を公開しました。
   私、感動しました。皆さんじっくりご覧ください。
 

おやま囃子芸能発表会と今日の小正月行事

 「おやま囃子芸能発表会」(会場:角館交流センター)を開催中です。15時ぐらいまで。また今日の小正月行事は、「なろか」(会場:田沢湖庁舎駐車場)が18時30分からお焚き上げ、「中里のカンデッコあげ」(会場:国道105号桧木内塞の神堂前)は19時から神事、西明寺荒町のドント焼きなど、各集落の取り組みも多数です。

 代表的な小正月行事の詳細は、http://www.city.semboku.akita.jp/ でご確認ください。

2017年2月10日金曜日

紙風船上げの日に都内で要望活動…

 今日は仙北市西木町「上桧木内の紙風船上げ」です。先ほど神事が始まり、夜の打ち上げは18時からです。でも私、今も都内で要望活動をしています…。

   戻れません。要望は交付税の特殊財政事情説明、インバウンド対策事業要望など多数です。
 
 「紙風船、みんなの願いを叶えてください
           要望事業も叶えてください」

2017年2月9日木曜日

株式会社ツムラと生薬栽培促進の覚書を締結

 今日の午前、株式会社ツムラと仙北市薬草生産組合、仙北市の3者で「薬用植物栽培の促進に関する連携覚書」を締結しました。

 仙北市は、農業所得の確保や農地の高度活用を図る手法として薬草栽培に着目し、平成25年に株式会社ツムラとご縁をいただくことができました。生薬生産組合(佐々木英政組合長)も立ち上がり、組合主導でビャクシやシャクヤク等の生薬栽培がスタート。皆さんの熱心な取り組みで、現在は県内随一の作付面積(16ヘクタール)まで拡大しています。この動きをさらに確実に加速したいと考え、過日はツムラ本社で今後の相互協力体制などを協議、その思いを覚書に盛り込んでいただきました。

 ツムラの皆さんには、本当にお世話になりっぱなしです。今後も協力をよろしくお願いします。仙北市も組合をしっかり支え、日本一の生薬の里づくりを目指します。

2017年2月7日火曜日

〝仙北市宣言〟を採択してフォーラムを閉会

 昨日から開催の「サスティナブル・ツーリズム秋田フォーラム」は、先ほど〝仙北市宣言〟を採択し閉会しました。なお〝仙北市宣言〟は、明日、英訳版を国連に提出します。

 2日目は会場を仙北市のあきた芸術村に移動しました。午前中の分科会では、
①地域の本質を探して活用する
②選ばれるグリーン・ツーリズム
③魅力ある地域の商品サービス
 について議論が行われ、午後のまとめを集約し、これが〝仙北市宣言〟となったものです。
 以下はその内容です。

             ~持続可能な観光を目指す〝仙北市宣言〟~
                                       
 私たちは、国連「2017年開発のための持続可能な観光の国際年」にあたり、国内外の旅人と共に幸せで元気なまちづくりを希求し、かけがえのない豊かな自然と誇りある生活を後世に伝える手段の一つとして、持続可能な観光を目指すことを固く決意し、ここに〝仙北市宣言〟をします。


一、私たちは、国土がもたらす豊かな自然と、先人の知恵に支えられた生活や文化・風習を重んじ、感謝の気持ちを忘れず、これを後世に伝えます。
 
一、私たちは、地球規模で物事で物事を考え、真心を持って国内外からの旅人に喜んで頂ける地域づくりに努めます。

一、私たちは、住んでよし、訪れてよしの持続可能な地域になることを目指し、一人ひとりが努力を惜しまず、手を取り合い、長期的視野を持って取り組みます。

          平成29年2月7日 秋田県仙北市長 門脇 光浩

小林裕高さんが着任しました

 小林裕高(ゆたか)さんは、仙北市で3人目の地域おこし協力隊員です。2月1日に着任いただきました。井川町出身の37才。秋田フォーラスに勤務しながら、秋田市内でイベント・プロデューサーとして活躍してきた経歴の持ち主です。

 SNSが得意で情報発信力が高い小林さん、観光課に在籍していることもあり、昨日開催の「サスティナブル・ツーリズム」を早速アップしていました。さすがです。どんどん仙北市の魅力を発信してください。市民の皆さんも、どこかで見かけたら気軽にお声かけくださいね。
※写真は今朝の魁新聞より

市民の皆さん大活躍!

 今朝、日本郷土民謡協会から郷民章をいただいた地主敏賀さん、有功章をいただいた藤原ミサ子さんが受賞報告で来庁。その直後、今度は第54回全国中学校スキー大会で5位に入賞した生保内中学校3年の田口慧さんから入賞報告をいただきました。

 また今朝の魁新聞では、南外小唄まつりコンクールで、近藤みち子さんが最優秀賞を受賞した記事…。嬉しい!。
 市民の皆さん大活躍です!。

2017年2月6日月曜日

持続可能な観光地づくりでフォーラム

 「サスティナブル・ツーリズム秋田フォーラム」に参加。会場は国際教養大学です。世界では地域文化や自然資源を保全して、高品質な観光地づくりを行う認証制度が始まっています。世界水準の導入には何が必要か、活発な議論が行われました。

 フォーラムでは、高山傑さん(アジア・エコツーリズムネットワーク)、アリアナ・ルキン・サンチェスさん(国連世界観光機関)、フランス・テグさん(インドネシア政府観光局)、半田雅則さん(観光庁)、そして私と5人が講演を行いました。私は仙北市の現状と課題についてお話しました。「仙北市が誕生してから既に5千人の人口が減少しています。国の人口問題研究所の推計では、2040年にはさらに1万人が減少する予測です。実際にこうなれば、文化行事などの観光素材を開催することも、次の世代に継承することも困難です。持続可能な観光地づくりを進めるには、そこに暮らす住民の力が絶対に不可欠です」と…。

 明日は「あきた芸術村」で2日目の日程が進行します。“仙北市宣言”もまとめる準備を進めています。

2017年2月5日日曜日

熱烈歓迎!台北市立景美女子高級中学

 台湾・台北市立景美女子高級中学から、30人の修学旅行生をお迎えしました。同校の黄校長は以前からの友人です。あまり嬉しくて、歓迎会場のクリオン玄関口で抱き合ってしまいました。

 景美女子高級中学は台北市内でも超有名な進学校で、日本では大阪の岸和田高校と姉妹校協定を結んでいます。これまでの修学旅行は大阪と決まっていました。仙北市への修学旅行は、市農山村体験デザイン室の5年越しのアプローチ、昨年の市内モニターツアーの成功、そして何より黄校長のご判断です。これだけ信頼いただいたら、絶対に期待を裏切ることができません。

 今日はクリオンでオリエンテーションと宿泊、明日は武家屋敷の散策や角館高校での国際交流、夜は農家民宿に分泊です。7日は田沢湖や雪遊びなどを予定しています。仙北市で、人生最高の思い出をつくってね!。

アケビ情報第2弾!「アケビで老化防止とダイエット」

 仙北市が以前から取り組み、先ごろ発売になった「純国産アケビ油」に続き、「爽快系ヤマブシタケ」を紹介します。こちらはアケビの皮とヤマブシタケが主成分の栄養補助食品です。マウス実験では中性脂肪の蓄積を30%抑え、老化を防ぐ抗酸化作用も確認しています。

 つまり、アケビは老化防止とダイエットに効果があるわけです。私などは「水を飲んでも太る体質」ですから、これは朗報中の朗報です。開発・販売元の坂本バイオは、秋田大学と仙北市産アケビの研究成果に加え、秋田県総合食品研究センターと続けたヤマブシタケの研究成果を組み合わせた自信商品ではないでしょうか。

 自然いっぱいの仙北市ですが、実はアケビの生産体制が問題なんだよなあ。
※「爽快系ヤマブシタケ」は240粒入り4,980円(税込み)。

2017年2月3日金曜日

秋田・田沢湖モーグル競技会が始まりました!

 2017フリースタイルスキー秋田・田沢湖モーグル競技会(全日本スキー連盟A級公認競技会)が始まりました。今日は公式練習と開会式です。明日はモーグル予選・決勝、明後日はデュアルモーグル予選・決勝、そして閉会式です。

 会場は、ワールドカップでもお馴染みの田沢湖スキー場黒森山モーグルコース。今年は雪不足の後のドカ雪で、難しいコース整備だったそうです。でもスタッフの皆さんの努力で、本当に良い状況で本番を迎えることができました。ありがとうございました。全国からエントリーいただいた64名の選手の皆さん、思いっきり滑ってください。そして競技後の食事や温泉を存分に楽しんでください。

 既にナショナルチームのメンバーもいますが、今大会の成績でワールドカップ出場のチャンスを手にできる選手もいるそうです。頑張れ!。

「持続可能な観光フォーラム」にご参加ください

 NPO法人日本エコツーリズムセンター等と一緒に、「持続可能な観光フォーラム」を開催します。県内2会場(2月6日➡国際教養大学・2月7日➡あきた芸術村)での開催です。7日には「仙北宣言」も発表します。ぜひ皆さんご参加ください。http://www.ecotourism-center.jp/article.php/forum170206

2017年2月2日木曜日

角館中学校卒業生の33歳厄祓い・42歳大厄祓い

 角館中学校卒業の皆さんの33歳厄祓い・42歳大厄祓いが行われ、それぞれの祝賀会と懇親会に出席させていただきました。

 どちらの厄祓い神事も角館総鎮守の神明社で行われ、33歳厄祓い実行委員会(日辻蔵太委員長)は角館グランデールガーデンで祝賀会、42歳厄祓い実行委員会(佐々木麻美実行委員長)は角館花葉館で懇親会を開催しました。
 どちらの会場も無事に厄祓いが終わり、ホッとした様子。それに久しぶりの友人の顔もあって、何より楽しそうです。

 同期生・同級生は、かけがえのない存在です。そして33歳・42歳は、人生の振り返りにも良い時期です。だって全力で走り続けてきたんですから。
 皆さんの健康と活躍を心からご祈念します。

2017年2月1日水曜日

タイ王国のお客様を武者スタイルでお出迎え

 武者スタイルで執務?…。実は直後に開催したタイ王国からのお客様お出迎え、ざっくり言うと「おもてなしコス」です。皆さんは今日から2日間仙北市内に滞在します。

 一行は、タイの旅行会社800社で構成するTTAA(タイ・トラベル・エイジェント・アソシエーション)の代表者20人。みちのく三大桜の名所(弘前市・北上市・仙北市)連絡協議会でお招きしました。昨夜は弘前市で懇談会を開催し、今日から2日間にわたり、仙北市内で旅行商品の造成調査を行います。

 今日の午前に田沢湖庁舎で歓迎会を開催しましたが、代表のスパラーク・ソーラングラさんから「ぜひタイと秋田のチャーター直行便を実現したい。早ければ桜の季節、遅ければスキーシーズン」と、具体的なお話も飛び出しました。
 東京オリンピックで、仙北市はカヌー競技のホストタウンです。また今年はタイ文化の交流事業も予定しています。小さな国際文化都市が少しずつ動き始めています。

あけび油が商品になりました

 仙北市西木地区に昭和初期まで伝わった「あけび油」が復活し商品になりました。西木総合公社(クリオン)や秋田大学、坂本バイオが14年かけて共同研究を進め、今日から1瓶28グラム入り(税別2万7千円)で100本販売します。

 昨日は開発に携わった皆さんが県庁を訪ね、佐竹知事に試食をいただきながら懇談を行いました。実は佐竹北家に伝わる「北家日記」には、今から250年ほど前に「あけび油」を京都へ贈ったと記述があります。それも西木地区で取れたあけびの種から搾った油でした。佐竹知事は西木産のほうれん草を口にして、「あけび油を落としたお醤油だと、食味がまろやかになるね。野菜サラダのあけび油ドレッシングは最高」と話してくれました。

 また秋田大学の池本敦教授は、「あけび油は脂肪として体内に吸収されにくい成分です」、坂本バイオの後藤考宏社長は、「あけび油を使って化粧品の開発も進めたいと思います」と、それぞれ話していました。
※あけび油はクリオンで販売します。