2017年2月14日火曜日

玉川温泉の冬季岩盤浴を再開したい

 平成24年の雪崩事故以来、玉川温泉の冬季岩盤浴は閉鎖が続いています。私はこれを何とか再開したいと考えています。もちろん安全対策は絶対に必要です。実施可能な手法は何か…。そこで今日の午後、専門家も交え勉強会をスタートさせました。

 事故が発生した後、複数の調査研究機関が玉川での雪崩発生メカニズムを究明し、報告がなされています。その中で、防災科学技術研究所・雪氷防災研究センターの協議会メモには、「植生及び見通し角の条件から、再び表層雪崩が発生する可能性は否定できない。何らかの雪崩対策をとらない限り、冬期間は、被災地点での岩盤浴の利用は避けるべきである」とあります。また、「その際雪崩防止柵等の設置と言うハードウェア対策が困難である場合には、ソフトウェアによる対策が考えられる」との知見をまとめています。

 問題はまだまだあって、例えば現地の権利者や責任の所在が複雑なこと、また誰が安全対策をするのかなど課題は重層的です。

 それを一つずつ整理する作業も必要です。諦めません。

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