仙北市西木地区に昭和初期まで伝わった「あけび油」が復活し商品になりました。西木総合公社(クリオン)や秋田大学、坂本バイオが14年かけて共同研究を進め、今日から1瓶28グラム入り(税別2万7千円)で100本販売します。
昨日は開発に携わった皆さんが県庁を訪ね、佐竹知事に試食をいただきながら懇談を行いました。実は佐竹北家に伝わる「北家日記」には、今から250年ほど前に「あけび油」を京都へ贈ったと記述があります。それも西木地区で取れたあけびの種から搾った油でした。佐竹知事は西木産のほうれん草を口にして、「あけび油を落としたお醤油だと、食味がまろやかになるね。野菜サラダのあけび油ドレッシングは最高」と話してくれました。
また秋田大学の池本敦教授は、「あけび油は脂肪として体内に吸収されにくい成分です」、坂本バイオの後藤考宏社長は、「あけび油を使って化粧品の開発も進めたいと思います」と、それぞれ話していました。
※あけび油はクリオンで販売します。
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