本日、市議会全員協議会を開催し、平成29年度の予算などについて説明をしました。私からは、「国際情勢が大きく変質する中、最近の仙北市は明るいニュース(ユネスコ遺産登録やミシュランガイド掲載、農山漁村の宝受賞など)が続いています。平成29年度はこれら先人から受け継いだ歴史や文化に加え、世界最先端技術の移入を図り、人口減少対策に有益な政策には躊躇しないで取り組みます。住み続けたいと思えるまちづくり、移住・定住したいまちづくりを市民と共に進め、在職2期目最後の年をフルスピードで、また挑戦を信条に市政運営にあたります」と所信を申し上げました。
1.各会計予算額
一般会計 189億円(前年度に比べ1億円の減額)
特別会計 94億5766万円(前年度に比べ12億5434万円の減額)
企業会計 68億6794万円(前年度に比べ22億3305万円の減額)
2.主要なプロジェクト
①庁舎整備
角館庁舎の建築と田沢湖庁舎・西木庁舎の改修、不要庁舎の廃止
②新病院スタートアップ
4月1日の開院、4月3日の外来受付、ホスピタリティあふれる病院づくり、ほか
③市道岩瀬北野線
お盆前後の完成
④田沢湖クニマス未来館
7月1日のオープン、潟分校の市管理と連携強化で田沢湖再生作業を本格化
⑤地方創生・近未来特区
認可事業の実施と新提案の提出、ヘルスケア事業のスタート、ドローンの実運用に向けた遭難対策プログラム競技会の開催、無人自動車の公道実証地指定、ローカルベンチャーの人材確保・産業創出の支援、ほか
⑥観光とインバウンド
ユネスコ遺産登録などの表記、曳山会館など施設の実現、火除け地復元調査、函館・大館・仙北(角館)の3Dプロジェクトの始動、民間事業所への引湯管更新支援、案内表示の多言語化、2次アクセスの整備、サイクリングコース整備、アジア太平洋国際温泉会議・国際合気道競技大会・FISフリースタイルスキーワールドカップなど国際イベントの開催、昔ばなし大学・全国京都会議・日本陸水学会田沢湖大会・電子情報通信学会の開催、ほか
⑦福祉政策の充実
新たに障害者通所支援・運転免許の取得支援制度、フードドライブ運動の推進、医療用ウィッグ(かつら)・乳房パットの補正器具購入助成、ヘルスケア事業の推進、温泉無料入浴の検討、ほか
⑧新たな農林業施策
ほ場の大規模整備加速、薬用作物の産地化、女性農業者の組織化と加工事業の促進、ドローンの操縦資格取得経費の支援、堆肥処理施設の完成、道の駅の検討、林道の民間管理委託化、治山事業は多数、ほか
⑨建設交通政策の前進
落合球場の給水管改修と基本設計、各路線の改修・舗装事業は多数、国道46号線は刺巻線形改良整備と第2仙岩トンネル事業化運動の加速、国道105号線は桁沢地区と草峠地区事業、県道は白岩角館線・日三市角館線事業、上下水道事業、ほか
⑩教育の振興
東京オリンピック・ホストタウン活動とカヌー練習場の施設整備、アスリート合宿やモーグル競技の選手育成、学校適正配置の検討、総合体育館の検討、総合給食センター新築事業は基本設計と実施設計、ほか
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