2017年2月23日木曜日

「角館冬がたり」休止のお詫びと再開の検討について

 武家屋敷の岩橋家で開かれていた「角館冬がたり」は、冬季観光の主力で多くの観光客から支持をいただく人気事業です。市教育委員会が岩橋家代表から物件を借り受け、市観光課が「かくのだて歴史案内人組合(田村雄幸組合長)」のお力添えをいただいて取り組んできました。

 しかし先般、観光客の皆様をお迎えするにあたり、同組合が果たしてきた役割の重要性や貢献度、お迎えする玄関の運用の考え方、安全対策上の課題など、幾つもの場面で市や市教育委員会職員の認識の欠落、また不適切な言動があったことから、同組合はこのままでの事業継続は困難と判断し、現在は事業が中断しています。

  この事態を受け、昨夜22日に「かくのだて歴史案内人組合」の皆様にお集まりいただき、先ず組合の皆様にお詫びを申し上げました。そしてこれまでの活動に対しての謝意をお伝えし、併せて表玄関からお客様をお迎えする形態で、再開に向けてどうか検討いただけないかとお願いしました。会議では組合の皆様からの多数のご意見がありました。これらを重く受け止め、市と市教育委員会は、改善すべき点にしっかりと取り組むことを約束しました。

 その結果、今朝、同組合の田村組合長より連絡があり、できるだけ早期に再開をしたいとのお話をいただくことができました。これまで以上に文化振興や観光振興にご助力をいただけるとのお話もありました。本当にありがたく思っています。再開に向け、市及び市教育委員会として、きちんと誠意を持って取り組みます。

 観光客の皆様、関係の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけしました。あらためてお詫び申し上げます。
 再開まで少しの間お待ちください。

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