2021年2月26日金曜日

水素エネルギーの地産地活


 先日の勉強会・展示会は刺激的でした。玉川温泉水から水素を生成する実験、温泉水に溶け込んだレアメタル、水素自動車の試乗…。これらの取り組みで水素エネルギーの地産地活、そして脱炭素社会の歩みに貢献できたら嬉しいです。

 仙北市は東北大学と連係協定を締結し、玉川温泉水からの水素生成やレアメタル活用、学校教育への支援など協働で行っています。同大学院の土屋範芳教授からは水素生成技術の現状報告、その課程で田沢湖の中和処理を加速できるかも知れないと…。さらに温泉水に溶け込んでいるレアメタルの種類、下流域に形成された人工鉱床などにも言及しました。東光鉄工(株)の鳥潟興明シニアマネージャーは、水素ドローンの実験成果を映像で報告。技術開発は日進月歩です。

 秋田トヨペット(株)の百目木宣顕グループリーダーからは、燃料電池自動MIRAIの説明、そして展示試乗を行いました。地道な取り組みこそ産業構造を一変させる近道です。
※写真は玉川温泉の大噴など。


2021年2月25日木曜日

聴覚障がい者に優しい観光マップ


 聴覚障がい者のための観光マップを作ろう会(小松龍子代表)が、「田沢湖・角館・西木耳マーク観光マップ」を発刊しました。おっ、これは良いマップです!。

 マップをお届けいただいたのは、小松龍子代表と永井慎吾副代表、小田島広仁事務局長、そして活動を応援してくれた秋田県南部市民活動サポートセンターの高橋茂理事です。皆さんは昨年も2種類のマップを製作し、たくさんの方々に活用をいただいた実績があります。今回のマップはそれらを一冊にまとめ、さらに耳マークの普及・掲示、筆談できる場所を大幅に増やし初版2000部を発刊したそうです。小松代表は「ワークショップや勉強会、事業所へのお願いなどでも、市民の応援と理解が広がっていること感じました。おかげ様で聴覚障がいの方だけではなく、耳の遠い人にも使ってもらえる便利なマップを作ることができました」と話してくれました。

 この活動で、市内に約160ヶ所の聴覚障がい者等支援拠点が実現した思いです。市民はもちろん、観光で訪れる皆さんにも優しさはきっと伝わります。

2021年2月24日水曜日

AIUインターン生の活動報告会



 仙北市内でインターン活動を行った国際教養大学生(AIU)が会し、それぞれの活動報告やパネルディスカッションを行いました。皆さんからは宝物の発言が続出です。

 現在、(株)安藤醸造に篠木春菜さん、(株)田沢モータースに伊勢悠希さん、堀内智行さん、(株)わらび座にダウルバエバ・カリーナさん、金井美沙紀さん、杉山穂乃佳さん、仙北市役所に中尾智さんが着任しています。仙北市とAIUは7年前に連携協定を締結し、これまでも様々な活動を協働で行ってきました。今回のインターン活動は、コロナの世界感染で留学できなくなった生徒が多数参加した初の取り組みです。各企業・市役所も、ただの職場体験ではない、これまで抱えてきた課題解決の機会と考え、もちろん成果も期待しています。今日はその経過を報告し合った会でした。これから皆さんの耳に入るニュースがたくさんありそうです。ご期待ください。

 また第2部では、仙北市の地域おこし協力隊員・東風平蒔人さん(AIU卒業生)をコーディネーターに、インターン生同士で議論するパネルディスカッションを実施。「仙北市の魅力は観光素材とそこに暮らす人々の営みだ」、「素材は豊富だがアピール力が不足している」、「公共交通などの移動手段が貧弱」、「和式トイレの改修に市が応援できないか」、「大人の修職旅行の提案」…、どれも心が動く発言でした。この模様はYouTubeで配信されました。
 受け入れをいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

2021年2月22日月曜日

コロナ禍から市民を守る予算案


 一般会計204億5千万円、特別会計約80億2千万円、企業会計約86億6千万円の当初予算案、また条例改正案や人事案件などを審議する市議会がスタートしました。

 私は施政方針で、「令和3年度は全職員が最大努力を傾注し、市民の健康と生命と生活を守ることが基本政策です。あわせてSDGsの理念にある誰一人取り残さない姿勢を堅持し、政策実現に向けチーム仙北で取り組みます。当初予算案は先ずコロナ禍から市民を守ることを主眼に、状況の変化やポストコロナ時代への転換にも即応できるよう、予算規模の縮減を図るなど財政の機動力確保に注力しました。さらに総合計画や総合戦略の後期計画初年度として、その施策の実施を担える予算となるよう各種の市民団体にもご協力をいただき予算づくりを進めました」とお話ししました。

 なお市政報告では、除雪・排雪経費で1億4千万円の補正のお願い(本日可決)、暴風雪の被害状況、西木庁舎の改修工事(進捗率65パーセント)、保育園等の入園申込み状況、角館こども園の令和4年度の法人化、市プレミアム商品券の換金額が約3億9千万円だったこと、JR東日本秋田支社と新幹線物流の本格協議が始まったことなどもお知らせしました。市議会の会期は本日から3月19日までです。
※市政報告・施政方針の全文をご覧になりたい方は、
https://www.city.semboku.akita.jp/government/mayor/siseihosin.html
※田沢財産区管理会委員で千葉栄幸さん、藤原修さん、羽根川覚さん、千葉恒昭さん、固定資産評価員で倉橋典夫さんの議会同意を、人権擁護委員で竹田幸博さん、佐藤よし子さんの議会推薦をいただきました。

2021年2月21日日曜日

ライブ配信で国際ドローン映像祭


 仙北・インターナショナルドローンフィルムフェスティバル(以下IDFF)を開催。国内外から75作品のエントリーをいただき、山田義郎さん(三重県)が出品した「Stars on the ground “yokkaichi city”」がグランプリに輝きました。

 IDFFは仙北市が2018年からスタートした国際ドローン映像祭です。コロナ禍の開催でCNA秋田ケーブルテレビ(秋田市)からライブ配信を行いました。この4年で国内屈指の空撮映像コンテストに成長できた要因は、イノマタトシさん(映像作家・IDFFでは審査委員長)や請川博一さん(ドローンパイロット)、国・県の支援など、関係者の熱意で本当に感謝しかありません。

 特別企画も盛りだくさんです。劇団わらび座が制作したオリジナル舞台動画は、市がドローンに取組む狙いを分かりやすく伝えてくれました。その劇中で看板俳優・戎本みろさんが仙北市長役を演じていて本当に素敵でした。

2021年2月20日土曜日

角館の雛めぐり始まりました


 今日から角館の雛めぐりが始まりました。期間は3月7日まで。町内に代々受け継がれてきた享保雛や古今雛の古雛、 押絵雛や土人形などをご覧ください。

 会場は旧町内30ヶ所以上に分散しています。パンフレットやSNS情報で場所を確認しながら、お雛様を訪ねる町歩きもお楽しみください。昨年までメイン会場だった仙北市商工会1階のかつらぎは改修工事中で、今年のメイン会場は角館岩瀬町にある角館まちづくり地域運営体事務所まち角です。

 お雛様シーズンでなければ味わえない雛御膳や雛弁当・甘酒、春を感じる美味しい洋菓子・和菓子、樺細工や小物がオシャレなお土産、大手化粧品メーカーとのコラボ商品…、皆さまのお越しをお待ちします。
※お問合せは仙北市商工会角館本所☎0187-54-2304、仙北市観光情報センター角館駅前蔵☎0187-54-2700などへ。

2021年2月17日水曜日

新幹線を活用して…


 JR東日本秋田支社を訪ねました。新幹線を活用した物流サービスは具体の協議を始めます。

 JR東日本執行役員の木村英明・秋田支社長はじめ、支社幹部の皆さまにはお忙しい中お時間をいただきました。同社と仙北市は2019年に「観光まちづくり」の連携協定を結び、これまでも人事交流や共同企画の実施、JR新ブランドホテルわのゐ角館のオープンなど多くの連携事業があります。今回の訪問では、先ず先日の地震災害のお見舞い、そして早期復旧のお願いをしました。また新幹線を活用した市産食材など物流サービスは具体協議を始めることにしました。あきた新幹線・田沢湖~角館区間の市民活用は、キャッシュレス・チケットレスに連動できるか課題がありそうです。

 4月~9月実施予定のJRデスティネーションキャンペーンでは、JRが角館エリアで観光Maasサービスを行うこと、さらに角館の桜まつりや協賛事業企画のこと、その他にも多くの協議を行いました。ありがとうございました。
※写真は仙北市産で鮮度が売りの食材例。

2021年2月16日火曜日

日本生命とSDGs包括連携


 仙北市と日本生命保険相互会社秋田支社は、SDGsの推進や健康増進・疾病予防、子育て支援など連携して取り組む包括連携協定を締結しました。

 連携事項は8項目。上記の他、高齢者支援、障がい者支援、地域の暮らしの安全・安心、結婚支援、その他の地方創生全般です。高橋弘行・秋田支社長は、「県内市町村との連携協定は、SDGs未来都市の仙北市が初めてです。日本生命は保険事業の枠を超えて子育て支援やヘルスケア、高齢社会の課題解決に車を上げて取り組んで来ました。そのノウハウやネットワークで仙北市の地域づくりを応援します」とお話しをいただきました。

 私からは、「4月から運用が始まる市総合計画・市総合戦略は、SDGsが基本理念になっています。仙北市内の小・中学校でもSDGs学習が行われています。誰ひとり取り残さない仙北市になりたいと本気で考えています」と話し、特に健康活動や認知症対策でのご協力をお願いしました。よろしくお願いします。
※前列着席右が高橋弘行・秋田支社長

強風に細心のご注意を!


 発達した低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、秋田県内は雪を伴った非常に強い風が吹いています。不要不急の外出はお控えください。

 仙北市内の数ヶ所で倒木があり、交通を妨げる事案については撤去作業を行っています。ビニールハウスなどの被害情報もあります。現在のところ公共施設等に被害はありません。停電情報もありません。外に出ないでください。各地でホワイトアウト現象も発生しています。

 細心のご注意をお願いします。
※写真はホワイトアウト現象で前が見えない今朝の様子。


2021年2月14日日曜日

冬の田沢湖畔が楽しい


 仙北市をフルシーズン野外活動のメッカにしたいと思います。既にキャンプも渓流釣りもカヌーもスキーも大人気ですが、冬の焚火体験、雪中キャンプ、スノーシューツアー…、まだまだ可能性は盛りだくさんです。

 先週、中山里沙さん(市地域おこし協力隊)等が焚火ミートアップモニターツアーを開催しました。会場は田沢湖畔かたまえ山森林公園です。焚火をしながらお話ししたり読書をしたり、パンを焼いたり珈琲を飲んだり…。これは楽しかったと思います(参加したかった!)。実はこの前、私もここで自作自演のコマーシャル映像を撮りました。出来はともかく展望台からの景色は最高でした。同公園にはコテージやバンガロー、山の学校、炭焼き体験窯があって、むらっこ物産館もすぐそばです。

 さらに湖畔は、田沢湖キャンプ場、田沢湖オートキャンプ場(縄文の森たざわこ)、石倉沢キャンプ場、テントサウナ、田沢湖くにます未来館と周辺の森散策など、人気の野外活動ステージが集積しています。冬季の野外活動のメニュー造成をさらに進めたいと思います。

仙北市の地震対応など


 昨晩の地震、仙北市は震度4でした。総合防災課を中心に各部局で市内パトロールを、また消防・警察などから情報収集を行っています。現状で被害報告はありません。しかし余震が続いています。

 あらためて火の元用心をお願いします。雪崩、また雪の重みと重なっての家屋倒壊なども心配しています。道路状況の変化も考えられます。交通では東北新幹線が運休となっているため、秋田新幹線も運休(今日と明日→10日間程度かかる報道あり)です。田沢湖線の普通列車は通常運転です。秋田内陸縦貫鉄道も定時運行中です。大きな揺れとなった地域の皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

 今後も引き続き警戒態勢を維持し、情報収集を継続します。
※写真は国道105号大覚野峠の雪庇。

2021年2月12日金曜日

思わなければ始まらない


 昨年春に採用の市職員と市長ミーティング。たくさんの提案がありました。市民の皆さんの役に立ちたい、何が課題でどんな改善策が必要か…。そうです、思わなければ始まらないんです。

 私は新人の役割の1つに、市民感覚からズレた市役所の常識があったら感じ取り、それは違うんじゃないかと職場で話題にすることも仕事だと話しました。今日参加してくれた7人から多くの指摘がありました。また市で取り組む必要がある政策の議論では、住宅支援に限らない定住対策、例えば遊び場、運動の場、買い物の場、交流の場、コミュニティなど居場所づくりに努力が必要との意見が多数ありました。市民のためのまちの魅力づくりが必要だとの指摘です。本当にそうです。

 新たに掲げる〝市民の健康と生命と生活を守る〟の看板政策は、コロナ対策だけではなく、市民の定住対策としても有効だと考えています。職員が市民の幸せづくりに思いを巡らし、それを丁寧に実行していく地道な作業です。

2021年2月10日水曜日

紙風船上げのこと


 今日は例年だったら上桧木内の紙風船上げです。でも新型コロナの感染拡大防止で中止になりました。あの感動を美しいドローン動画で思い出してください。紙風船と冬花火、花火の光に染まる会場…、必見です。

 紙風船上げは全国に知られる仙北市の小正月行事で、今年も楽天トラベル「全国の雪まつり」に選定されています。動画は2017年2月10日の紙風船上げでドローン撮影されたもの。撮影は秋田ドローンコミュニティ、監督・編集は金子直さんです。金子さんは、仙北インターナショナルドローンフィルムフェスティバルに素晴らしい作品を出品してくれる方です。

 どうぞご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=MEOVYQmsKME&t=41s

2021年2月9日火曜日

市民の総合美術展にご来館を


 今年で10回目を数える仙北市総合美術展。絵画・書・詩歌・写真・工芸・手芸…、市民の皆さまから生まれた162点をご覧ください。

 個人的な思いで恐縮ですが、今回一番のお気に入りは色鉛筆画のスバル360です。40年前のドラマ熱中時代で、北野先生(水谷豊)が乗っていた丸くて小さい車…、今はなかなかお目にかかれません。あの頃、大曲の中古車センターに赤いスバル360が展示されていて、友だちに乗せてもらって見に行きました。

 きっと貴方の1点に出逢えます。2月14日まで平福記念美術館(入場無料)で開催中です。マスク着用でご来館ください。

2021年2月8日月曜日

秋田味噌を仕込みました


 初めてお味噌を仕込みました。大豆と米麹と食塩の秋田味噌です。

 記録のため作り方を書いておきます。大豆を1キログラム用意して、18時間水につけた後で4時間ゆでます。米麹を1キログラムと食塩400グラムをもみながら混ぜます。ゆであがった大豆はペースト状になるまで丁寧につぶします。つぶした大豆と米麹をしっとりするまで良く混ぜます。これを握りこぶし大くらいの味噌玉にします。味噌壺の下に30グラムの塩をしき、その上に味噌玉を積み重ねます。空気が入らないよう隙間なく埋めて平らにした後、また塩を30グラムふって終了です。空気が入らないようラップをかけて重石を乗せます。半年から1年ねかせてから食べます。

 小さい頃の記憶で、庭で味噌造りをしたこと、大豆の煮える匂いを覚えています。思えば豊かな時間でした。

ワクチン接種予算を可決


 仙北市議会臨時会を開催。新型コロナワクチンの接種に向け、その体制づくり費用(接種券・予診票づくりと発送、健康管理システムの改修、コールセンター開設費、人件費ほか)、実際のワクチン接種の一部経費など約1826万円を可決いただきました。

 市政報告では、市税等の収納率が向上していること、豪雪災害で人身事故が発生していること、インフルエンザ予防接種では65歳以上の皆さんの接種が伸びたこと、PCR検査助成は8人の申請があったことなどをお伝えしました。なお暫定数値ですが2020年の観光客入り込み数は約218万人(2019年は約504万人)、宿泊者数は約35万人(〃50万人)の見込みを持っていること、また県の新型コロナウイルス独自警戒レベルの引き上げを受け、市立角館総合病院は準備病院から即応病床確保病院に移行したこともお話ししました。

 ワクチン接種に対する取組みで、議員の皆さまからは市内での接種の方法、その会場、集団接種と個別接種の併用、ディープフリーザーの数などについて質問がありました。令和3年度分の経費は当初予算で計上します。
 市民の皆さまに便利で不安がない接種事業になるよう準備を進めます。
※市政報告では~は、既にブログ等で掲載した事項は省略。

2021年2月7日日曜日

勝手に除雪隊③でティムス


 秋田内陸縦貫鉄道の3駅(八津・西明寺・羽後太田)を一人勝手に除雪隊。今日で仙北市内の全駅を一巡しました。おやつに作ったインドネシアのティムス(スイートポテト)でお祝いです。

 八津駅では赤倉辰巳さんとバッタリ。一人勝手に除雪隊も世間話しに花が咲きました。今日の雪は雨交じりでとても重くて…。辰巳さん毎日ありがとうございます。各駅で毎日ご難儀の皆さん、本当にありがとうございます。

※ティムス:インドネシアのスイートポテト。さつまいもを蒸してつぶして、コーンスターチと砂糖を加えて俵の形に整えて、表面がきつね色に揚がったら出来上がり。

2021年2月4日木曜日

市議会の全員協議会で


 午前は仙北市議会全員協議会を開催いただきました。案件は第2次総合計画と総合戦略の後期計画案、企業誘致(植物工場整備計画)の一時凍結、新型コロナワクチン接種の準備状況や今後のスケジュールなどです。

 第2次仙北市総合計画案と総合戦略案の協議では、だれ一人取り残さないとした基本理念がどのように各項目に盛り込まれているか、商社系と連係した畜産振興策が必要ではないか、医師確保の予算は十分か、品種が違う桜の植栽で開花時期を延長できないか、公共施設の再整備の順番とその根拠、アンケート調査の実施手法、子育てや定住対策の考え方等で活発な意見をいただきました。植物工場整備計画の一時凍結は、コロナ禍で激変した市場動向に対応できる計画の見直しや技術改善の必要があり、今年度事業では実施が困難で仕切り直しの判断をしたことをお話ししました。コロナワクチンの接種については、臨時議会(2月8日)に所用経費の予算を提案すること、また以降のスケジュールなどを説明しました。

 その他、スーパーシティ特区申請の現状、また新市建設計画の変更なども説明しました。

※写真は中尾智さん(仙北市農山村体験推進協議会スノーシューツアー造成活動から)

2021年2月3日水曜日

コロナ時代の秋田新幹線


 秋田新幹線を日常の交通手段に、また首都圏への食材輸送に活用できないか…、夢ではないと思います。

 秋田新幹線はビジネスや旅行と言った遠距離の乗車頻度が高く、日常の移動手段として乗る人は限られているようです。しかし数年前、観光協会の懇談会で面白いお話を伺いました。「区間限定で低価格な回数券があったら、例えば田沢湖~角館間で観光利用が増えるんじゃないか」と。さらに先日、国際教養大学の中尾智さん(仙北市インターン生)から、「市民の通院や買い物といった日常の交通手段に、秋田新幹線を活用できないか」との提案。確かに博多南線の前例もあります。


 またJR東日本は車輌の貨客混載に熱心で、これまで何度も首都圏の産直市場へ農水産品の輸送を行っています。これを常態化すれば、家食が増えた食材供給で農家にビジネスチャンスが生まれます。コロナ時代に必要な対策です。

2021年2月2日火曜日

イクボスon-lineセミナーご案内



 2月9日、「仙北市イクボスセミナーWithコロナでも成果を出せるイクボス式マネジメント」を開催します。セミナーはオンライン開催ですが、新たに宣言をされる方は市総合情報センターにお越しください。

 仙北市・同男女共同参画推進委員会(坂本佐穂会長)・同女性活躍推進協議会(高橋義男会長)の共催。仙北市はこれまで2度、企業や団体の経営者、市管理職等の参加でイクボス宣言を行いました。時間外勤務の縮減や休暇取得の促進など、仕事と家庭の両立(ワークライフバランス)を応援し、自らも仕事と私生活を楽しむ「イクボス」になることを目指したもので、現在のコロナ時代はさらに重要度が増した行動規範です。この宣言をきっかけに、職場内の仕事と家庭(子育てや介護等)の両立を進めたいと考えています。

 今回はコロナ対策もありオンラインセミナーを計画しました。過去2度のイクボス宣言者・新たにイクボス宣言を実施する方などの参加をお待ちします。
〇日時
 令和3年2月9日(火)
 14:00~16:00
〇講師
 後藤大平さん
 ファザーリングジャパン東北
 (仙北市角館出身)
※お問合せは仙北市役所総務部企画政策課・男女共同参画担当へ
 ℡0187-43-1112
 fax 0187-43-1300
 mail kikaku@city.semboku.akita.jp

※写真は初めて作った四海巻き

2021年2月1日月曜日

市ワクチン接種推進室を開設


 仙北市新型コロナウイルスワクチン接種推進室を開設。ワクチン接種に関する各機関との調整・工程管理・諸対応等の中核組織です。市民相談をお受けするコールセンターの設置も準備中です。

 今朝の辞令交付式で、私は「世界中がウイルスと闘っています。ワクチン接種推進室の仕事は誰も経験がなく、国も自治体も手探りで進めています。しかし市民の生命に直結する最重要な業務です。皆さんが安心してワクチン接種を受けられるよう万全の準備をお願いします」と話しました。推進室は専従職員3名のスタートし、この後、会計年度任用職員の募集、新年度の保健課職員兼務発令等を行いながら体制強化を続けます。

 同推進室は、角館庁舎に隣接する市健康管理センター内にあります。また2月8日の臨時議会で、ワクチン接種に係る初動の必要経費約1.8百万円を提案します。
※写真は事務所開設や辞令交付式、NHK報道番組など。