2022年7月31日日曜日

赤の力


 赤い色には特別な力がありそうです。勝負時の赤いパンツ、必勝祈願の選挙ダルマ、神社仏閣の鳥居やお宮、鬼や天狗など異界の者たちの顔も真っ赤で…。

 赤色をちゃんと勉強しようと思い、「赤色に宿るチカラ展」(岩手県立博物館)を訪ねました。説明によれば、古代国家の時代から赤は儀礼の場でも格式の高い色で、縁起を担ぐ武人も勝ち色の赤を好んでいたそうです。また赤い装束は自らの力量以上の力を誇示する目的があったとか。赤に宿る魔除けの力も昔から信じられていて、身の回りに赤い玩具を置くのはその名残だと。異形・異界の鬼や天狗などに赤い顔が多いのは、特別な霊力を持つ者の証だと言います。

 現実的なお話しでは、夏バテ防止に赤い野菜や果物を食べましょうと。これは科学的な裏付けも実証済みです。これからは赤いものを食べて、赤い何かを持ち歩こうかと…。

2022年7月30日土曜日

田沢湖をアキラメない!


 たざわ湖・龍神祭りのメインステージから呼びかけました。「1940年以前の田沢湖を取り戻すため、世界中の皆さんに水質中和の技術提供をお願いします。私たちは田沢湖再生を諦めません」と。

 戦時体制化だった1940年、国は食糧増産と電源開発を目的に、上流の玉川温泉(ph1.1の強酸性泉が毎分9、000リットル湧出)から田沢湖への導水を始めました。その結果、クニマスなど田沢湖に住む魚は死滅し、以降、田沢湖は死の湖と言われるようになりました。しかし、近年は国や県の中和処理対策、山梨県西湖でのクニマス発見、仙北市の田沢湖クニマス未来館建設などで、田沢湖再生に向けた活動が続いています。

 でも…、残念なことに水質改善が思うように進みません。私は子どもたちが理科実験室で中和処理技術の開発に取り組んでいることを紹介し、「この子どもたち、さらにその子どもたちの時代に、田沢湖は再生するのかも知れません。魚影が豊富でクニマスも泳ぐ田沢湖です。時間はかかりますが諦めないことです」とお話をしました。
※ステージでの記念写真は、左からシャバ駄馬男さん(司会)、私(一社・市民活動あきた)、三浦久さん(田沢湖再生検討会)、田口寿宜さん(ざっくばらんの会)、田口達生さん(田沢湖に生命を育む会)、小玉夕美子さん(司会)。

2022年7月29日金曜日

思色(Omoi-iro)



 本屋さんで見つけた可愛い表紙の四季彩図鑑。でも思色(Omoi-iro)って何?…。

 同書は四季それぞれのシーンを切り取り、日本の伝統色が105枚の写真で綴られています。著者は北山建穂さん、詩は永江佑樹さん、発行はみらいパブリッシング。ページ写真ごとに和色名やその名前の由来などが記されていて…。表紙写真のページを読むと、思色の説明がありました。

 思色は明るい赤色で緋色(hi-iro)の別名。写真の右の金魚が思色で、平安時代から思色と呼ばれていたそうです。思色…、趣きがあります。

2022年7月28日木曜日

ものづくりは経済の永久エンジン


 美郷町商工会の工業部会(齋藤伸英部長)でお話の機会をいただきました。秋田EVプロジェクトへの参加を呼びかけながら、「ものづくりは経済の永久エンジン」だと…。

 秋田EVプロジェクトの他、酒蔵づくり、秋田カレー大作戦、柿プロジェクトなどを紹介し、ものづくりは経済の原点で永久エンジンだと思っていることをお話ししました。参加いただいた方からは、ジェラートづくりのアドバイス、県産ターメリック(ウコン)の情報などもいただいて…。

 やっぱり出歩かないと、生きた情報は手に入りません。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

2022年7月27日水曜日

龍神まつりで田沢湖再生を探る


 角館高校2年の尾樽部こころさんが描いた、第50回たざわ湖・龍神まつり(7月30日)のポスター。とても素敵です。さて半世紀を迎えた龍神まつりで、初めて湖の再生に向けた公開ステージトークが…。

 登壇するのは田沢湖の環境改善に取組む各団体代表の皆さん。田沢湖再生検討会からは三浦久さん、田沢湖に生命を育む会からは田口達生さん、ざっくばらんの会からは田口寿宜さん、一般社団法人・市民活動あきたからは私が、田沢湖再生を本気度100%でお話します。たぶん祭典時のステージイベントとしては異色です。

 場所は田沢湖畔お祭り広場ステージ。時間は13時30分から14時30分。硬派なトークイベントをお聴き逃しなく!。

2022年7月26日火曜日

3つの初体験


 今日はワクワクした3つの初体験がありました。1つは秋田市から仙北市田沢湖まで、3輪EV車の無充電走行を応援できたこと、1つはABS秋田放送えび☆ステの番組収録に参加したこと、そしてもう1つは…。

 写真の3輪EV車は、J-ST社のhoz3(愛称:ほおずき)で、ドライバーは同社(EV WORLR代表社員)の藤澤誠さん。藤澤さんは私たち秋田EVプロジェクトの強力メンバーです。hoz3の特徴は2500wモーターのハイパワー車両で、バッテリーも2セット搭載していること。私はABS秋田放送に向かう途中で待ち伏せし、藤澤さんとhoz3を応援することができました。同車とgig3(愛称:みずすまし)の2台は、30日のたざわ湖・龍神まつりで体験試乗ができます。

 次の初体験は、ABS秋田放送えび☆ステが初めて番組収録を行ったこと。いつもは金曜日の夕方に生放送をしていますが、今週は少年野球の対応と言うことで短縮30分(通常は1時間)の収録番組になりました。私のひとこともありません(写真は放送されない幻の一言…、やっぱり生がいい)。初めての番組収録でしたが、私的には生放送より緊張しました。だって下手なコメントは撮り直しが可能で、他の出演の皆さんにご迷惑がかかります。ああ、緊張したなあ。

 3つ目の初体験は私の62歳の誕生日。62歳は初めてです。当たり前ですが…、ワクワクします。

2022年7月25日月曜日

未来への手紙


 盛岡市内をウォーキング中に偶然みつけました。未来への手紙…、スゴクいい!。

 場所はホットライン肴町アーケード商店街。ここは盛岡市の中心部,岩手城公園から中津川を渡った先にあります。お話しではアーケードのリニューアルをお祝いしたイベントで、子どもから高齢者まで50人が2012年の自分に手紙を出したんだそうです。

 以前から小・中学校で書いた手紙を、成人式に開封するイベントはありました。自分から自分に頑張れのメッセージです。子どもたちにワクワクをプレゼントしたいなあ。

2022年7月24日日曜日

シャッター開ける人!


 宮城県栗原市栗駒の六日町通り商店街。細倉鉱山の閉山(1987年)やくりはら田園鉄道の廃線(2007年)で、地域は賑わいを失いかけます。ところがこの数年、商店街への移住や新たなお店の開店が続いて…。

 若者の往来が増え続けています。この流れを作った取組みが、商店街活性化プロジェクト・地域おこし協力隊「シャッター開ける人!」。その中心人物の一人、千田昭子さんが開いた〝六日町ナマケモノ書店〟を訪ね、お話をお聞きすることができました。お店のコンセプトは~大人の休み時間~。実にその通りで、興味深い本や作家作品、マンガ、雑貨などが整然と並んでいます。さらにシェアショップコーナーもあって、「一人で新店舗を出すのは大変でも、スペースをシェアしたりブースを貸出しすればハードルが下がりますから」と、なるほど。

 同商店街の変化は、自身もcafeかいめんこやを開店し、以降も移住や空き店舗活用のサポートを主導する杉浦風ノ介さんが原動力とのこと。2019年には六日町合同会社を立ち上げ、家主さんと若い借り手の間で調整作業も担っているそうです。杉浦さん、お会いしたいなあ。
※ネコはナマケモノ書店の広報部長・むいちゃん。


ブルーベリーで始まる一日


 日曜日の朝、贅沢な朝食です。畑のブルーベリーを摘んでスムージーとジャムをつくりました。はい、ミントも採れたてです。

 ブルーベリーは6月、わらび座のエコニコ農園から導入しました。品種はブルーレイとブルークロップで、どちらも生食で十分に美味しい果実です。今朝のジャムは糖度30%、少し酸っぱいジャムを目指しました。もう少し実のカタチを残したほうが良かったかな。スムージーはヨーグルトと牛乳、蜂蜜を少し加えて…、これ美味しいです。

 農家の朝食、これは贅沢です。

2022年7月23日土曜日

県産スパイスのカレーづくり


 県産スパイス100%のカレーづくり「秋田カレー大作戦」に挑戦中です。クミン(写真)は少しですが収穫できました。あとはターメリックとコリアンダーです。県内で栽培の皆さんがいたらご協力を!。

 印度カリー子さんは、「スパイスは3種類で大丈夫。ターメリック(ウコン)、コリアンダー(パクチー)、そしてクミン。クミンが入るだけでカレーっぽくなります」と言っています。クミンはひと握りですが収穫できたので、県産ターメリックとコリアンダーがあればカレーがつくれます。具は栽培中のひよこ豆を使おうかと…。

 秋田県内でターメリックとコリアンダーを栽培している方がいたら、どうかご連絡ください。


2022年7月22日金曜日

見えない、言えない…


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとことコーナー」は、〝見えないけれど大切なこと、言えないけれど大事な人〟です。井川町の皆さんの丁寧な日常が素敵でした。

 VTRにご登場いただいたのは、りんご園の湊さん、お庭の手入れが上手な鈴木さんご夫妻、そしてこけしコレクターの半田さんです。私は師匠・相田みつおさんの残した言葉「花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根、根は見えねんだなあ」を例に、「目前のカタチあるものだけではなく、そのムコウにある大切なことに心の目を向けている皆さんでした。言葉にならない愛情も強く感じました」と。

 五城目町の山菜の餃子、あれは美味しそう。食べたい!。

2022年7月21日木曜日

壁面緑化は食べられる野菜で…


 左上の写真は都内大手町の住友商事本社ビル、左下は浜松町の世界貿易センタービル南館、どちらも壁面緑化が美しくて涼やかでした。でも…。

 どうせだったら食べられる野菜、例えばニガウリ、ヘチマ、きゅうり、インゲン、ミニカボチャなどツルものを植えた方が良いと思うのですが…。ちなみにウチのグリーンカーテン(右中と下の写真)は、ジェラートづくりに使いたい青色素を抽出するバタフライピーです。

 みんなで野菜の壁面緑化・グリーンカーテンづくり大作戦はどう?。

2022年7月20日水曜日

ふるさとを受け継いで


 仙北市立西明寺中学校(高階勝巳校長)でふるさと学習。旧・西木村誕生40周年記念事業(1996年)で、なぜ戸沢氏祭は始まったのか…、当時の思いと現状を正直にお話ししました。

 「40周年記念実行委員会は、記念事業を実施する1年前から準備に入りました。ふるさとの歌の募集や新たな夏祭り創出に向けて、私など若手職員、それに民間委員の協働作業が休日返上で続きました。なぜ戸沢氏祭だったのかと言うと、戸沢氏が西木村の文化的・歴史的な共通項だったからです。戸沢、宮田、相内、鳥谷崎(大台野)、門屋…、村内各地に館を築き、鉱山を開発し、南下して角館、常陸、最後は新庄藩の藩主となる戸沢氏を顕彰することで、地域エゴのない村づくり、心を一つに進もうと言う村民の連帯感を高めよう…。それが本来の戸沢氏祭の開催目的でした」と。

 「でも近年は祭を開催しなければ…、みたいな義務感が先に立っていたかも知れません。あのお家行列は、門屋城から小松山城(角館城)に遷城する様子を再現したものですよ。皆さんも暑い日は辛かったでしょう。目に見えるものは続いたけれど、目的だった地域エゴがない地域づくり、住民の連帯感の醸成はどうだったか…。次の走者は皆さんです」と、ふるさとの継承をお願いしました。
※生徒の皆さんから感想の声が届きました。読んだ私のほうが感動しています。


2022年7月18日月曜日

何も買わなかった3日間


 この3日連休は、ほぼ雨の中の街歩きと赤すもものジャムづくりでした。古本屋さん、中古食器屋さん、食材屋さんにも行きましたが…。

 モノを買うと、その後さらに忙しくなることに気づきました。いえ、忙しいのは構いません。ちゃんと後始末ができるかどうかです。

 モノを買わないということは、じっくり時間を使えるということなのでは…。


 

2022年7月17日日曜日

次代のエンジニアとドライバー


 横手市雄物川河川公園でミニ電気自動車レース。出場チームは秋田工業高校、大館桂桜高等学校、大曲工業高等学校、男鹿工業高等学校、横手清陵学院高等学校の5校。次代を担う若きエンジニアとドライバー、そしてサポートの皆さん、素晴らしい!!。

 主催は同組織委員会。朝一番で大会本部を訪ね、高田肇さん、根田祐子さん、今幸喜智さん、小野直人さんなどにご挨拶。「秋田県の技術力を結集してA-Car(県産車)を作りたいんです。今日はその勉強に伺いました」と自己紹介をさせてもらって…。皆さんお忙しかったでしょうに、突然の訪問にもかかわらず丁寧にお話をいただきました。本当にありがとうございました。この大会の最初の一歩を尋ねると、根田さんが「私、実は大潟村のソーラーカー・ラリーに6~7回参加していて、とても良かったので県南でも開催したいと思って…。共催の秋田県高等学校教育研究会工業部会の皆さんのおかげです」と。

 会場の雄物川河川公園は、せせらぎ水路の周辺に1.4kmの周回舗装路が整備されていて、これは絶好のレース会場です。高校生もスタッフも気温以上に暑い皆さんばかりでした。

2022年7月16日土曜日

タンタンコロリン


 タンタンコロリンは仙台市界隈に伝わる柿の妖怪です。柿の実を採らないまま放置しておくと出没すると言われています。柿の実に興味をなくしたのは秋田も同様で、いつご近所にタンタンコロリンが現れるか分かりません。そこで…。

 今から柿の実の収穫作戦を考えることにしました。万が一、タンタンコロリンが出没した時の対抗策も同時進行で検討することに。それにはタンタンコロリンを深く知ることが必要です。そこで車を飛ばして仙台へ。市内の老舗店などに飛び込み取材をしましたが、なんと絵本(写真)すら見たことがないとのご返答…。現代人は柿にも柿の妖怪にも興味を失ってしまったようです。

 萬葉堂書店(東北最大の古本屋さん)で多くの情報をいただきました。タンタンコロリンには複数バージョンがありますが、いずれも人さまに危害を加える妖怪ではないと。だったら会いたいな…。

2022年7月15日金曜日

人生は投げて振って…


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとことコーナー」は、〝人生は投げて振らなきゃ始まらない〟です。考えたり悩んだりの時間が長すぎると、いつまでたっても楽しいことは始まりませんよ!。

 鹿角市内でお豆腐屋さんを営む奈良さんは、おからを使ったドーナッツやチュロスを作って皆さんから喜ばれていました。また県内で初めて泡パック美容を提供している斉藤さん、そして写真館で一番の美しさを映像に残す佐藤さん、それぞれの技術は唯一無二でした。全部は上手く行かないかも知れません。でも実際に動かないと分からないことばかりです。人生のマウンドに立ったら、勝負の一球を投げることです。バッターボックスに入ったら、とにかくバットを振ることです。

 失敗こそ財産です。取り返せる失敗だったら何度でも…。

2022年7月14日木曜日

ウルトラマンのご利益


 所要で盛岡。代々にわたって南部の殿さまは異界の存在を信じていた(達増知事もオバケ好き)ことに敬意を評し、南部藩総鎮守の桜山神社を参拝。すると、正面鳥居に写真の七夕飾りが…。これはいい!。

 街の通り側から見ると、織姫と彦星が天の川で再会しているオブジェです。ところが境内の中に入って通り側を振り返ると、彦星は何とウルトラマンになっているではありませんか。でも、「そうかぁ、天の川は果てしなく広いから、彦星はウルトラマンになって飛んで逢いに行くんだな」と妙に納得です。

 岩手県はパワースポットが多いと聞きました。桜山神社もその一つ。さらにウルトラマンのご利益も…。

2022年7月13日水曜日

秋田EVプロジェクト始動!


 ふるさとの技術を結集し、電気自動車の製造販売を行う「秋田EVプロジェクト」が動き始めました。この秋田から次世代の公共交通とパーソナル・モビリティを革新します。皆さんもご参加ください。

 今日、㈱田沢モータースの吉田雄吾・代表取締役、㈱Jーshootecの泉享・技術顧問、合同会社EV WORLDの藤澤誠・代表社員と意見交換を行い、本事業の社会的な必要性を共有しました。㈱Jーshootecは既に電気自動車を販売しています。秋田で調達ができるパーツは何かを調査し、車づくりに必要なノウハウや人材の定着を進め、海外の製造拠点を県内に移すことができれば、輸入経費は不要になって販売価格を下げることができるはずです。何より県内のモノづくり産業が活性化し、職場づくりが進みます。一方で海外だから低価格が可能な部材もあるようです。100%秋田県産パーツの車が現実的か…、そんな議論もありました。さすが秋田で電気自動車を作ろうと決意した皆さんです。お話が前向きでワクワクしました。

 秋田は日本で最も高齢比率が高く少子化も進んでいます。移動手段の確保対策は定住の重要な要素ですが、行政サービスを待ってばかりではいられません。
※写真は右から藤澤さん、泉さん、吉田さん、私


2022年7月12日火曜日

シジュウカラに助けてもらって…


 私、子年生まれのせいかヘビを見ると動けなくなります。先日も農道をウォーキング中にヘビと遭遇し、しばらく立ちすくみ、やっと後ずさりし、そのまま自宅に逃げ帰りました。ヘビがいる場所を知ることができたら…。

 そう考えていたら娘から有力な情報です。何とシジュウカラが教えてくれると言うのです。熱心なシジュウカラ語の研究者(京大の鈴木俊貴先生ほか)は、既に幾つかの鳴き声の意味を解読していて…。以下、ざっと紹介すると、
・ピーツピ 警戒して!
・ヂヂヂヂ みんな集まれ!
・ジャージャー ヘビがいるぞ!
・ヒーヒーヒー カラスが来たぞ!
 などは検証済み。さらに凄いことに、シジュウカラの鳴き声で他の小鳥も対応を始めることから、シジュウカラ語が小鳥の中では共通言語かも知れないと…。

 今日からのウォーキング、シジュウカラに助けてもらいます。

2022年7月11日月曜日

20年間ありがとうございました


 政治活動の拠点だった「門脇みつひろ後援会事務所」は、その役割を終え先ごろ閉所しました。皆さん、20年間の長きに渡りお支えいただき本当にありがとうございました。

 事務所は国道105号線脇の西木町上新井新屋地内、西明寺ローソン・錦寿司が両隣り、郵便局とガソリンスタンド、役所も目と鼻の先でした。平成14年9月に西木村役場を退職した後、ここに自宅のちゃぶ台を持ち込んで事務所を開き、以来20年です。その間、後援会の皆さん、地域の皆さんのおかげで秋田県議会議員、また仙北市長の仕事をさせてもらいました。事務所は政務と公務、それに人と人を繋ぐ大切な場所でした。

 閉所式には、後援会を代表して門脇健朗会長にご参列をいただきました。神事は加美現威神社の加藤義規宮司です。改めて心から感謝を申し上げます。
※参議院議員通常選挙が終了したタイミングでのご報告としました。

2022年7月10日日曜日

ひよこ豆が実った!


 国内ではあまり収穫実績がない〝ひよこ豆〟ですが、プランターに植えた苗で実(写真)を確認しました。嬉しい!。

 ひよこ豆はインド、カナダ、アメリカなどが主な産地。パキスタンやトルコでも盛んに作られています。日本ではカレーやスープ、サラダなどで消費量は多いものの、国内栽培はほとんど行われていません。近年になり、北海道の篤農家がハウス栽培に挑戦している事例を見つけ勇気づけられました。そしたら…、うちの実験農場でも実をつけてくれて。ありがとう。

 大発見は…、ひよこ豆ってサヤに一粒なんだな…。

2022年7月9日土曜日

今週のひとこと総集編


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとことコーナー」は、〝装いは敬いとエール、自分らしく颯爽と〟です。さらにYouTubeで5月の総集編が7分でお楽しみいただけます。下のアドレスをポチっと…。

 装いは~は、特番・女子アナ夏のコーデ対決で浮かんだ言葉です。TPOに応じながら周囲を気遣い、相手を敬うことがコーディネートの真髄だと知りました。さらに自身を元気づける着こなし…。そう言えば私もここ一番の時は赤いパンツを着けて出勤したなあ。大切なことは個性を忘れない、自分らしく颯爽と、です。

 あ、5月総集編のアドレスはこちらから。

2022年7月8日金曜日

安倍晋三元総理のこと


 仙北市としては、国家戦略特区諮問会議やSGDs未来都市認定などで本当にお世話になりました。今は経験のない強いショックと喪失感、悲しみでいっぱいです。こんな凶行・蛮行が日本で起こるなんて…。

 ABS秋田放送えび☆ステの生放送で、私は午前から秋田市に向かっていました。携帯に第一報が入ったのは正午。その後、局に到着しましたが騒然としていて、このまま番組の放送をするかどうか、ずいぶん検討があったようです。リハーサルも通常時とは全く違う雰囲気でした。

 写真は秋田市内で配布された秋田魁新報の号外。今はただただご冥福を祈るばかりです。

2022年7月7日木曜日

短冊に書いた願いごと


 七夕です。それで短冊に願いごとを書きました。世界平和はもちろん…。

 トップガン・マーベリックの余韻が冷めないままの七夕だったので、トム・クルーズのようになりたいこと、エアコンが壊れてしまい買い換えたいこと、ヒット曲を引っさげて紅白歌合戦に出たいこと、長年の生え揃っていない頭髪問題、その他、皆さまの幸せを願ったり、織姫と彦星のお節介だったり…、多数の短冊が熱風に喘いでいます。

 短冊の多さか、願いごとの重さが原因でしょう、笹だけが大きくシナり…、一晩も持ちそうにありません。

2022年7月6日水曜日

鎌倉殿、それは桑の実です。


 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第26話(7月3日放送)。落馬して意識の戻らない源頼朝に食事を運ぶ政子。看病で疲れた政子がうたた寝から目覚めると、頼朝は縁側に座り、器から実をつまんで政子に尋ねました。「これは何ですか」…。

 この頼朝の問いかけに、政子が答える暇もないまま頼朝は逝ってしまいます。ドラマでもSNSでも答えが見つかりません。が、しかし…、あの場面を注意深く見返してみると、頼朝が手に持っていたのは桑の実、同じ器に盛り付けられた赤い実はグミではないか…、と推測しました。脚本を書いた三谷幸喜さんも、「第1話で頼朝と政子が交わした会話を再現し、季節考証はさておいて物語性を高めました」と話しています。

 では…、私が政子に代わり答えるシーン。「鎌倉殿、それは桑の実です」。続けて「桑の実ジャム、グミの実ジャム、作っちゃいました。食べますか?」。
※写真はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」より。


2022年7月5日火曜日

河童を訪ねて盛岡へ


 荒俣宏妖怪探偵団のニッポン見聞録(発行:学研)を読んで驚きました。盛岡藩主の南部家に代々伝わる「水虎之図」(水虎=河童)が、2019年にもりおか歴史文化館で一般公開されていたのです。これはスンゴイことです。

 何はともあれ急いで同館に向かいました。転がるように入館し1階フロア(無料)を物色。ここに河童の気配はありません。そこで2階へ。係りの方に恐る恐る「私、河童が大好きなんですが、もう水虎之図は展示していませんよね」と。係りの方は申し訳なさそうに「ええ、展示は特別展だったので…。でも図録は1階の売店にありますよ」と教えてくれました。「え、図録があったんですか、ありがとうございます」と、再び転がるように階段を駆け下りて1階へ。そして見つけました。こんな貴重な図録が1千円です。

 水虎之図は、全国各地の河童の目撃例をまとめたもの。様々な河童の姿と説明文が生々しいほどです。やはり河童は…。

2022年7月4日月曜日

コモンマロウの水出しハーブティ


 春、実験農場に定植したコモンマロウが咲き始めました。さっそく花を摘み水出しでハーブティをつくっています。

 育苗ハウスで種から育て、その苗を4月10日に定植しました。田沢湖ブルーのジェラートづくりに必要な色素抽出が目的です。5月初旬まで毎日のように水やりをしていましたが、その後はほとんど手がかかりませんでした。今日初めて花を摘み、電子レンジで乾燥させてからティパックに入れて水出し中です。

 明日の朝まで様子を見ますが、今のところ青よりも紫系(写真右下)の色素が発色しています。少しイメージが違うかなあ…。

2022年7月3日日曜日

知の旅人


 今日はせんぼくふるさと検定の2日目、通常受験を選択した7人の皆さんの筆記試験でした。ご参加をいただき本当にありがとうございました。

 「面白かった。でも知らないことも多かった」、「改めて仙北市に魅力を感じた」などの感想をお聞きしました。在宅やオープン受験の皆さんの感想もあわせ、後ほど冊子にまとめる予定です。ふるさと検定は知識と出会う旅で、受験した皆さんは知の旅人だと思います。今回が思うような点数にならない人は、この後もっと多くの知識に出会える、楽しみの多い旅が待っていますよ。

 一般の部を受験した皆さん、開催にご尽力をいただいた皆さんに感謝を申し上げます。来月は児童・生徒の部です。多数のご参加とご家庭や学校等ご理解とご協力をお願いします。

2022年7月2日土曜日

ふるさと検定が始まりました


 私たち社団法人が主催する第1回せんぼくふるさと検定が、仙北市角館樺細工伝承館を会場に始まりました。明日3日の筆記試験まで2日間の行程です。今日は角館・武家屋敷通りの散策と講話会で…。

 直前の会場変更などでご迷惑をおかけしましたが、角館高校の皆さんのご協力もあって混乱なく初日を終えました。さて皆さん、武家屋敷通りの散策はいかがだったでしょう。町の歴史に詳しい方と歩いたことで、2倍・3倍の楽しさを感じた方もいたのでは…。また私の経験談をお話した講話会も、熱心にお聞きいただいて恐縮しています。

 副題にあるように、検定の目標は「せんぼく発見!あしたへアクション!」です。きっとアクションがふるさとを磨く力になります。

6月の平均は13.7km/日


 アプリ記録を見ると、6月は1日平均13.7kmのウォーキングです。我ながら良く歩きました。

 さて、今週のABS秋田放送えび☆ステ「門脇さんのひとことコーナー」は、〝身土不二の幸せ〟です。GGG+フォーラム(6月20日)報告のブログで書いたように、「暮らしている土地で採れた食物が体に一番ストレスがない」こと、番組の特集のふるさとアクションでも強く感じました。トマト、アスパラ、根曲がりダケ、赤牛、イワナ…、東成瀬村の食材は絶品です。そして同じように優れた食材は全県にも多数存在します。食べ歩きがしたいなあ…。

 ところで…、日々のウォーキングですが歩き過ぎているような気がします。7月は距離優先ではない充実度の高いウォーキングを目指します。