2022年7月6日水曜日

鎌倉殿、それは桑の実です。


 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第26話(7月3日放送)。落馬して意識の戻らない源頼朝に食事を運ぶ政子。看病で疲れた政子がうたた寝から目覚めると、頼朝は縁側に座り、器から実をつまんで政子に尋ねました。「これは何ですか」…。

 この頼朝の問いかけに、政子が答える暇もないまま頼朝は逝ってしまいます。ドラマでもSNSでも答えが見つかりません。が、しかし…、あの場面を注意深く見返してみると、頼朝が手に持っていたのは桑の実、同じ器に盛り付けられた赤い実はグミではないか…、と推測しました。脚本を書いた三谷幸喜さんも、「第1話で頼朝と政子が交わした会話を再現し、季節考証はさておいて物語性を高めました」と話しています。

 では…、私が政子に代わり答えるシーン。「鎌倉殿、それは桑の実です」。続けて「桑の実ジャム、グミの実ジャム、作っちゃいました。食べますか?」。
※写真はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」より。


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