2022年7月24日日曜日

シャッター開ける人!


 宮城県栗原市栗駒の六日町通り商店街。細倉鉱山の閉山(1987年)やくりはら田園鉄道の廃線(2007年)で、地域は賑わいを失いかけます。ところがこの数年、商店街への移住や新たなお店の開店が続いて…。

 若者の往来が増え続けています。この流れを作った取組みが、商店街活性化プロジェクト・地域おこし協力隊「シャッター開ける人!」。その中心人物の一人、千田昭子さんが開いた〝六日町ナマケモノ書店〟を訪ね、お話をお聞きすることができました。お店のコンセプトは~大人の休み時間~。実にその通りで、興味深い本や作家作品、マンガ、雑貨などが整然と並んでいます。さらにシェアショップコーナーもあって、「一人で新店舗を出すのは大変でも、スペースをシェアしたりブースを貸出しすればハードルが下がりますから」と、なるほど。

 同商店街の変化は、自身もcafeかいめんこやを開店し、以降も移住や空き店舗活用のサポートを主導する杉浦風ノ介さんが原動力とのこと。2019年には六日町合同会社を立ち上げ、家主さんと若い借り手の間で調整作業も担っているそうです。杉浦さん、お会いしたいなあ。
※ネコはナマケモノ書店の広報部長・むいちゃん。


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