荒俣宏妖怪探偵団のニッポン見聞録(発行:学研)を読んで驚きました。盛岡藩主の南部家に代々伝わる「水虎之図」(水虎=河童)が、2019年にもりおか歴史文化館で一般公開されていたのです。これはスンゴイことです。
何はともあれ急いで同館に向かいました。転がるように入館し1階フロア(無料)を物色。ここに河童の気配はありません。そこで2階へ。係りの方に恐る恐る「私、河童が大好きなんですが、もう水虎之図は展示していませんよね」と。係りの方は申し訳なさそうに「ええ、展示は特別展だったので…。でも図録は1階の売店にありますよ」と教えてくれました。「え、図録があったんですか、ありがとうございます」と、再び転がるように階段を駆け下りて1階へ。そして見つけました。こんな貴重な図録が1千円です。
水虎之図は、全国各地の河童の目撃例をまとめたもの。様々な河童の姿と説明文が生々しいほどです。やはり河童は…。
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