2013年12月25日水曜日

荒木田裕子さんをお迎えして

日本オリンピック委員会理事の荒木田裕子さんをお迎えし、「スポーツの力・オリンピックの魅力」と題した講演会を開催しました。会場の市民会館は、市内小中学生と一般参加者で満席でした。

 荒木田裕子さんは仙北市田沢湖出身で、長く日本バレー界を牽引してきた方。バレーとの出会いは神代中学校から始まりました。角館南高校では全国大会準優勝、その後現日立に入社、全日本チームのメンバーとして世界3大タイトル(世界選手権・モントリオールオリンピック・ワールドカップ)を獲得。またヨーロッパを中心に指導者として選手の育成にあたり、今回の2020東京オリンピック・パラリンピック招致団の一員としても大活躍でした。

 勇気や元気をいただけた本当に素晴らしい講演内容でした。特別な人しかオリンピックには出場できないと思っていた少女が、現実としてオリンピックのメダリストになれたのは、チームを信じて世界一の練習をしたから…とのお話しは、聞いていた子ども達を奮い立たせるに十分な体験談です。2020東京オリンピック・パラリンピックは、都内を中心に開催されるけれど、選手としての参加以外でも、例えば通訳だったり、選手村の運営ボランティアだったり、また各地での強化合宿のサポートだったり、オリンピックに参加する方法は幾らでもあるとのお話しも、子ども達にとっては興味津々な様子でした。たぶん英語をもう少し頑張ろうかなと思った人は相当いたと思います。

 講演終了後、仙北市観光大使を任命させていただきました。「仙北市がスポーツ・ツーリズムのメッカになれるよう、どうかご協力をお願いします」とお願いしました。いやあ、魅力的な方でした。

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