2014年1月4日土曜日

今日から作業再開!

平成26年がスタートしています。自分的には年末29日まで新年度予算の編成作業があり、今日(4日)またその作業を再開しています。財政課の皆さんには本当に難儀をかけてしまっていて…。

 お正月は1日の午前に初詣(御座石神社)をすることができました。午後は集落や町内の集会があって、御神酒をいただきました。何だか「うまどし」と言うこともあってか、どこでも皆さんの表情は「今年はうまく行くぞ~!」みたいな明るさを感じます。ミニバブルと言う方々もいるくらいですから、経済状況は好転しているのかなあ。でも実感が全くないわけで…。

 写真は仙北市の平成26年度当初予算編成資料です。赤や青の付箋が山ほどついています。政策として練り込みが足りなかったり、各課間の調整が取れていないなどで、まだまだ査定が必要です。現状では歳入と比べて歳出が9億円ほど上回っています。と言うことは、簡単に言えば9億円分の要求をバッサバッサ切り捨てなければ、予算は成立しないと、そんな感じです。

 ところが、ほとんどの経常経費は査定が尽くされていて、削減できる部分は全て赤ペン(減額削除)が入っています。もう鼻血も出ません。事業を削る以外に方法がない中で、攻めの当初予算を編成したいけれど、現下の情勢(①歳入では税の伸びが期待できないし国からの地方交付税も伸びない、②歳出では社会保障費関連が大幅に増加する、③消費税のアップで必要額が軒並み増加する、④将来の芽出しをする予算は確保したい…)では、ほとんど困難です。職員数の減少に伴って人件費は減額、また市借金の償還額が少しずつ小さくなっていて公債費が減額、なことは事実ですが、これらを政策予算に回せない悪循環をどうやって断ち切るのか…。

 どこかに埋蔵金はないかなあ。

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