2011年9月5日月曜日

自信と勇気と誇り


 写真は溝畑宏観光庁長官です。昨日9月4日、たざわこ芸術村での講演会スナップ。溝畑長官は、観光はまちづくりで、その底流には地域に対する自信と勇気と誇りが大切とお話しくださいました。

 田沢湖・角館観光連盟主催の「溝畑宏観光庁長官講演会」は、連盟が設立したタイミングでの開催を計画していましたが、東日本大震災後に、長官自ら全国を行脚していて、日程が延び延びになっていました。市内観光関係者120名に加え、佐竹知事、伊藤仙北地域振興局長もおいでいたくことができました。

 溝畑長官は午前に秋田空港に到着後、角館・西木・田沢湖を視察。角館ではJR角館駅前に設置されている置山(角館のお祭りは9月7日~9日)前で、横浜からの旅行グループと記念撮影をしたり、武家屋敷に出入りする観光客と立ち話をしたり…。武家屋敷通りを「セクシーな街並み」、また西木のむらっこ物産館で働く農家の皆さんを「秋田美人の宝庫」、ルリ色の田沢湖を「神秘的で尊厳を感じる湖」と、それぞれ溝畑流の言葉で表現していました。

 講演会では、震災後の国内観光の動向、なぜ国際交流が必要かなどを丁寧に分析。幼少期にヨーロッパで暮らした経験から、「ドイツなどでは普通の家々が、窓辺に花を飾ったり人形を置いたり、訪問者を楽しませる工夫と努力を徹底して行っています。日本もまず住んでいる土地に愛着を持つことから観光は始まります。住民全てが観光に携わっているという意識が大切です。観光はまさに総合的な知的戦略産業ということができます」と話していました。

 溝畑長官、お忙しい中お越しくださり、本当にありがとうございました。

※観光庁のホームページに今回の仙北市訪問記をアップすると話していました。皆さん、のぞいてみましょう。

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