2011年9月14日水曜日

一般質問7《八柳良太郎議員》


【議員質問】①桧木内川・古城山のさくらの景観維持について。②大震災が原因での倒産企業、また従業員の雇用状況は。③震災後これまでの経済対策の実績は。④市外・県外対象でプレミアム付き商品券の発行はできないか。

【門脇答弁】今年の春の桜は、野鳥のウソの被害が多く、訪れた方々に美しい桜を見せることができなかった。観光地の真ん中で猟友会などの発砲も様々なことが心配で現在は行っていない。桜を愛する地元の皆さんで見守り隊をつくることもアイディアだと思っています。古城山の桜は友好交流をしている長崎県大村市からいただいたオオムラザクラを守るだけで精一杯というのが実情です。
 さてがんばろう仙北の各事業について答弁します。大震災を原因として倒産した事例はありません。また震災直後、従業員の中で解雇・自宅待機はホテル・旅館等で6社88人です。現状は再就職42人、就職訓練中が2人、雇用保険受給者23人、未確認が22人です。またこれまでの経済対策については、まず宿泊クーポン券事業。これは第1弾から第3弾まで間断なく、また対象者を拡大しながら実施しています。第1弾、第2弾の対象者は合わせて1000人ですが、相対的に見れば80%を超える利用率といえます。第3弾は12月いっぱいまで利用可能なクーポンです。各ホテル等では8月の夏休みには福島県からの避難者を受け入れることを優先したようで、部屋を確保できない状況だったと聞きます。第3弾はファミリー件ですので、今後の活用を期待しています。田沢湖・角館観光協会が行っていた里帰りキャンペーンの成果は、角館のお祭りが終わって直後で数値の確認ができていません。また田沢湖マラソンも来週です。少しお時間をください。
 市外・県外にプレミアム付き商品券を発行したらとのアイディアですが、とても実効性があると思います。ただ心配なこともあります。ご存知の通りプレミアム分は仙北市民の税金が原資です。血税を納入者ではない皆さんに還元する政策ととられると、税の公平性が崩れます。議論が必要です。ところで県外での物産販売などで仙北市をPRする機会がこの後多数あります。義援金をおくった先の茨城県高萩・常陸太田、埼玉県川越市、神奈川県大和市、東京都板橋区・葛飾区、恒例の山のらく市もあります。

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