2011年9月13日火曜日

一般質問2《稲田修議員》


【議員質問】①門脇市政の行財政改革とは。②滞納対策を怠っていないか。③公債費比率を気にし過ぎ、もっと公共事業を増やせないか。④社会資本の整備状況は。⑤政策財源の確保と市民サービス、人口減少について。⑥職員がじっくり仕事をする環境があるか。⑦市民の声を聞き過ぎていないか。

【門脇答弁】自分が選挙で示したマニフェストは、バラ色の設計図ではありません。これまでで成果が上がった項目を除き、受益と負担の見直しや財務4表作成など、課題の残っているものを中心に新改革大綱をまとめました。もちろん滞納整理も重要で、適正な執行に務めます。また平成22年度の実質公債費比率は19.2%です。既に危険域に達しています。この比率を気にしない行政運営は不可能です。合併協議会が策定した新市建設計画にあった大まかな73項目の事業は、今年度で事業完了するものが31事業、事業が継続されて実施しているものが40事業、平成24年度以降の取り組みが2事業という状況です。確かに政策財源の確保に苦慮しています。人口が減少することは歳入が減少することです。その中で質も量も落とさないサービスを行う訳ですから、税金の使い方はさらにシビアになります。職員の移動が早すぎて、市民の皆さんにお叱りをいただいています。過去を断ち切り、市民に向かい合った仕事をして欲しいとの思いで、大規模な異動を2年続けましたが、この後は落ち着きます。市民の声を聞き過ぎて、部長等幹部の意見を聞かないと言うのではありません。市民の声を聞き、それを行政に持ち込み、議会と政策議論をするというのが自分の政治手法です

2 件のコメント:

  1. 門脇市長、日々の公務ご苦労様です。

    稲田修市議からの「⑦市民の声を聞き過ぎていないか」の質問について。

    社会人なら自分の考えを述べた上で、相手の意見を聞くことがマナーと思いますが、稲田修市議は自分の意見をお述べられたのでしょうか?

    時代劇のダメ老中の台詞ですね。
    (お殿様は民の声を聞き過ぎです)

    声を聞く(耳を傾ける)ことに「過ぎる」ということは不適切です。
    情報を得ることを制限するのでは無く、情報を判断し、検討・実施していくのが貴方方(稲田修市議)の公務でしょう???

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  2. 門脇みつひろ2011年9月19日 7:50

     議員は、もっと職員とのコミュニケーションをとることが大切だとの指摘だったと理解しています。確かに職員とじっくり政策議論をする時間が少ない状況で、それを心配しての質問と受け止めています。

     市民の皆さんとの時間を優先してきたことが、職員との意志疎通の妨げになっているというのであれば、それは自分の未熟さ故のこと。まず自分のどこに非があるか、それを考えています。

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