2011年9月16日金曜日

土地改良団体との意見交換


 昨日、仙北市内外の土地改良区関係の皆さんと意見交換を行うことができました。参加いただいたのは、角館碇、秋田県仙北平野、秋田県田沢疎水、田沢湖若松堰、黒倉堰、神代、西木の各団体。

 意見交換では大雨等への対策、農業基盤整備事業の促進、土地改良区の統合、土地改良施設が持つ施設の多面的活用方法などをテーマにしました。大雨はデータを見ても相当の降水量で、最近のゲリラ豪雨を裏付けしています。水路整備が進んで流速が早まり、アッという間に河川へ流れ出て…。そんな状況があちらこちらで発生して河川がその水量を飲み込めず、これが原因で上流部、下流部共に災害が発生しています。市では常襲地域を12地域指定し、できるだけ早期の改善を行うことにしています。

 これまで、排(配)水対策で十分機能すると見込まれた設計上の基準、また河川改修の基準等は、現在は役に立たないと、設計基準の見直しを国や県に訴えています。また昨年から、県管理の河川であっても、市が県と協議をして河川内の砂利搬出等も行っています。県管理の河川だから県に要望する…では防災対策にスピード感がありません。

 また土地改良施設を活用して、小水力発電の可能性や、水車の活用についてお話をさせてもらいました。農業生産基盤は、今後もっともっと活用できます。

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