2013年2月6日水曜日

岩田公雄さんの講話


 読売テレビ報道局特別解説委員の岩田公雄さんです。昨晩、角館北都会(会長:安藤恭蔵さん)が主催した新春講演会・懇親会の講師として来市されました。安倍総理と近く、国際政治にも太いパイプをお持ちの方です。出身は北海道の旭川市ですが、ルーツは富山県の利賀村(現在は南砺市)なんだそうです。利賀村は過疎からの脱却策に演劇を選び、世界演劇祭を開催して全国に有名です。自分も随分勉強させてもらった思いがあって、岩田さんが急に近い人に思えて来たりして(勝手な錯覚ですが)…、懇親会では話が弾みました。それに日頃からお世話になっている橋本五郎さんは、岩田さんの2つ先輩だとか。仙北のお酒はうまいと褒めてくれるし、美人が多いねと嬉しい言葉もいただいて、ああ、本当に魅力的な方でした。テレビで見るよりもずっとずっと素敵です。

 さて講演の内容を。ググッとまとめて紹介します。「2013年を展望する~日本の進路を読む~」と題した講話の前半は、直接担当したグリコ森永事件、マニラ支局勤務時代に起こった三井物産若王子事件、中国天安門事件などなど…。特に天安門事件では「実際にその現場に立たなければ伝えることができない」と、命がけの取材だったそうです。その気持ちよく理解できます。後半の内政、特に安倍政権については、「7月の参議院議員選挙まで経済で高揚感を実利のあるものにして、その後、憲法改正に向かうのではないか」と話していました。さらに、「日本は自動車輸出でバッシングを受け、その後はバブル崩壊で国際社会からパッシングされ、空白の20年と称した時代の中でナッシング、あとは自信も何もかも失ってミッシング…。そんな流れがあった。でもトータルで考えると日本は再生できる力を持っている。これからはジャパン・ライジングだ」と結びました。

※講演会だったので、講話中の写真撮影を遠慮しました。アップした写真は会が終わり、お辞儀して演壇から降りようとしている岩田さんです。少し腰が曲がっているのはそのセイです。

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