2013年2月18日月曜日

どれだけ夢中になってやれるか


 佐竹秋田県知事をお招きしての「県政を語る会」に参加。主催は仙北市議会有志の会、場所はグランデールガーデン。これまでの県政を振り返り、その所感をお話しいただきました。以下はその一部。

~本当に時代が変わったことを感じている。昔から日本は原料を輸入し、加工した製品を輸出して経済を立ててきた。今は違う。海外でどれだけ商売ができるかが問われている。直近の劇的な変化は円が安くなって株価が上がったこと。強く感じることは消費マインドの変質。例えば某ファストフードのハンバーガーは、長く安売りで黒字経営を行ってきたが、消費者は安さだけではない価値を欲しがった。今は質や安全性を対価として求める時代だ。この現象からも分かる通り、今後の日本人の消費行動は、目に見えないものへお金を使う傾向が強まること。退職年齢の方々にお話しを聞くと、旅行がしたいと口を揃えて言う。秋田はまさに可能性の塊みたいな場所ではないか。最初からコチャコチャ細かに考えないようにして、まず大きく物事を見ることが重要。その次は大きな戦略、そして緻密な戦術…。どれだけ夢中になってやれるか、それで決まる~。

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