2013年2月21日木曜日

仙北市の平成25年度当初予算案


 昨日午後の記者会見で、仙北市の平成25年度予算案概要をお伝えしました。一般会計規模で188億2,000万円は、市政誕生後の最大予算額です。市民の生活を支え、産業育成と地域の活力づくりを進めたい、どこの自治体よりも元気な市民の皆さんの営みで市勢全体をパワーアップしたい、そんな思いで12月から予算編成に取り組んできました。
 ただ昨年末の政権交代や秋田県知事選挙の関係で、国・県の予算は制度や政策の詳細が未だ不透明です。国の補正は2月中に、同じく当初予算は5月中に、県の予算は選挙後に明らかになります。それまで市の予算づくりを待つことはできませんから、平成24年度の補正予算の追加予算、また平成25年度当初予算の補正予算など、今後は編成が必要になります。経済対策を見据えた予算案です。

 少し予算の内容をご紹介します。
■継続事業:岩瀬北野線整備、各交通基盤整備、道路改良・河川改良、光ブロードバンド整備、農業夢プラン推進、ふれあいの森整備、住宅リフォーム促進、小学生までの医療費支給、各種予防事業、クニマスプロジェクト、弘道書院復元調査、地域運営体活動などなど…。
■新規事業:大規模肥育牛団地整備、角館駅東西自由通路整備、新規道路・河川事業、市民会館改修整備、全市LED街灯整備、保育園待機児童支援、在宅子育て支援、障がい者タクシー利用券給付、訪問看護ステーション整備、人工透析通院支援、病院建築負担金(厚生連)、種苗交換会費用、キャリア教育・ふるさと学習支援、国民文化祭推進費、JRディスティネーションキャンペーンなどなど…。市独自の雇用創出にも取り組みます。
■特別会計:神代地区への水道拡張や公共下水道対整備などなど…。
■企業会計:病院建築や新医療機器導入経費、温泉施設の管理経費などなど…。

 新年度予算を性質別に区分し、昨年度と増減を比較すれば…。収入では市税で1億円強の増額、地方交付税は1億円の減額、事業財源となる国・県支出金や市債は合わせて5億円弱の増額です。一方、支出では人件費が1億円強の減額、借金返済にあてる公債費も3億円弱の減額です。事業調査や施設修繕、災害廃棄物対策などに使う物件費、生活を守る扶助費、各種活動を支援する補助費等は合わせて3億円強の増額、建設事業は7億円強の増額です。市議会は今月26日からスタートします。今後の議会の議論、一般質問等にご注目ください。
※写真は「平成25年度を燃えるような熱い年にしたい」の気持ちをイメージしました。

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