2021年12月2日木曜日

阿部亙英(ひろひで)さんと


 阿部亙英さんは角館高校の同級生。彼は日本を代表する映画人で、日本アカデミー賞の最優秀編集賞を2度受賞しています。久しぶりに楽しい懇談が叶いました。

 旧協和町(大仙市)出身。角館高校には自宅から40分かけてのバス通学でした。荒川書店で本を買い、バス移動中に多くの本を読んだと言います。たまたま同級生の親戚に黒澤明監督がいて(これも凄いお話しですが)、サインをもらったことも映画界に進むきっかけの1つだったと…。今村昌平さんにお世話になったご縁で、日本映画大学の教授として若手育成に取り組んだ時期がありました。市川崑さんや深作欣二さんなど、多くの名監督の下で映画づくりに携わってきたことも、素晴らしい受賞歴も、何も自慢することなく職人気質で映画に向き合ってきた姿は、私から見ても本当に魅力的です。

 彼が携わった映画は、「バトル・ロワイヤル」、「ラジオの時間」、「写楽」、「佐賀のがばいばあちゃん」、「西の魔女が死んだ」など多数。ほとんど観ています、だってファンですから。

1 件のコメント:

  1. 久しぶりに楽しい時間を過ごせました。
    ちゃんと話したのは45年ぶり位でしょうか。
    奥様と東京を楽しんでお帰りください。
    嶋村さんともまた会いましょう。

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