2021年12月21日火曜日

ハタハタの柿漬け


 ハタハタの柿漬けです。仙北地方に昔から伝わる郷土料理ですが、いま漬ける人は少ないようで、この分量、漬け込みで良いのか少し心配です。

 記録には雲然柿を使ったとあります。雲然柿は大根の柿漬けでお馴染みの食材です。ハタハタの柿漬けは、ハタハタと雲然柿など渋柿を砕いて一緒に漬けるもの。柿が塩分をすって渋が抜け、その柿の甘みがハタハタに染み込んで食味が増します。今回の分量はハタハタ1500グラム、塩150グラム、昆布適量、中ザラ糖一握り、柿はハタハタが見えなくなる量。本漬けの前に下漬けしますが、その時に塩を投入します。2~3日で赤水が上がりますので、これを捨ててから本漬けしてください。

 年越し、お正月のお楽しみです。

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