西明寺小学校のくりっこ探検隊に参加。3年の皆さんに不思議な昔話をお話ししました。1話は漆原のばけ石、2話は真山寺の乳イチョウ、3話は太郎とたつこ伝説、4話は面箱石です。
漆原のばけ石は、今も八幡神社の境内にお祀りされています。昔、夜になると一つ目の大入道が現れ、通行人を襲ったり戸口を蹴って家の中に乱入したり、好き放題の暴れようでした。この大入道を成敗しようと八幡神社別当の慈明院法師が立ち向かいます。剣の達人の法師が一太刀浴びせると、ガチッと鈍い音がして大入道は消え失せて…。翌朝、法師が現場に行くと刀傷の付いた石が横たわっていたと言うお話しです。
根雪が降る夜、一晩で全ての葉を落とす真山寺の乳イチョウ、龍神の太郎とたつこには、伝説になったモデルがいたかも知れないと言うお話し、月夜の田沢湖で行われた魔物の狂宴を止めさせようと、翁面を封じ込めた面箱石…、子ども達はどう感じたかな。
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