2018年9月20日木曜日

「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」



 昨日から月刊誌・新潮45の特集記事をめぐり、新潮社を創業した佐藤義亮(仙北市角館出身)の言葉がネット上を駆け巡っています。その言葉は「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」で…。


 これは、佐藤義亮が新潮社を立ち上げる際の社則3ヶ条の1つです。改めて3ヶ条を紹介すると、
1.良心に背く出版は、殺されてもせぬ事。
1.どんな場合でも借金をしない事。
1.決して約束手形を書かぬ事。
 だったと言います。



 今回の騒動は、新潮45の10月号に載った「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」への批判です。この記事に対し作家らもツイッターで続々と批判の声を上げ、新潮社の社内でも同誌への異論が噴出している現状です。同社のツイッターアカウントは「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」という佐藤義亮の言葉を紹介し、批判をリツイートしています。言論の自由を守りながらも、新潮社に流れる義亮イズムを強く感じます。

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