2018年9月12日水曜日

長靴はいてクワもって麦わら帽子で…



 市議会一般質問の2日目です。今日は平岡裕子議員・阿部則比古議員、真崎寿浩議員、田口寿宜議員が登壇しました。特徴的な質疑応答は以下の通りです。

《平岡裕子議員》
Q 県は中学生の医療費無料化を決めた。仙北市は既に無料化しているが、窓口で上限1千円の負担をお願いしている。これを撤廃できないか。また高校生の無料化はどうか。
A 議員の提案は私の思いと同様。しかし財源を来年度以降も継続して確保できるかどうかだ。仙北市はこの数年で子育て支援が格段に充実し、県や他市町村で実施していない制度も多い。高校生の対応も同じだが、段階な対応(入院・歯科受診など)も検討したい。


《阿部則比古議員》
Q 昨年の6月議会で、市内にある森林資源のミズナラでウイスキー樽をつくってはどうかと提案したが、その後どうなっているか。
A あの直後から、市内の森林調査とウイスキーメーカーへの協議を数度にわたって行った。これは不調に終わった。しかし(株)ドリームリンクが取組む秋田県産ウイスキーづくりで、ウイスキー樽の原料を仙北市で調達してもらう結論に至っている。楽しみだ。


《真崎寿浩議員(蒼生会)》
Q 抱返り渓谷は、これまでの紅葉シーズンに留まらない観光スポットとして、集客力が高まっている。春や夏、冬も外国からの来訪者が多くい。安全対策と施設整備は万全か。
A この夏とても悲しい事故が起きた。安全対策にこれで良いと言うことはない。常の管理と改善に最大努力する。近年で渓谷入口の歩道勾配改修、舗装工事と防護柵設置、トンネル改修設計業務の発注(県)まで進み、今年は神社から神の岩橋までの街灯設置を行う。


《田口寿宜議員(蒼生会)》
Q SDGs未来都市に市が選定された。持続可能な社会づくりの視点で事業に取組むとしているが、市民の幸せづくりを進めることこそ、持続可能な開発ではないか。
A SDGsも特区もIot推進ラボも、言ってみれば市民のまちづくりの道具だ。例えば田畑を耕すために、玄関で長靴(特区)をはいて、畑を耕すクワ(SDGs)を持って、麦わら帽子(Iot推進ラボ)をかぶった
ようなもの。土を耕し種を蒔き収穫する作業まで手が届かなければ、市民の幸せづくりにはならない。

 明日の本会議議案質疑は、髙久昭二議員、熊谷一夫議員が行う予定です。その後、議案を委員会に付託し、本会議終了後に予算常任委員会(付託議質疑・分科会分担)の開会となる予定です。

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