2020年6月10日水曜日

魅せる農業



 国道46号で角館から秋田市に向かう途中、花葉館の手前にある花壇の中のモニュメント。隣の「魅せる農業実践中」の看板も目をひきます。思わず車を寄せてしまいました。

 建てたのは角館・古米沢川下田資源保全組合(代表:伊藤隆一郎さん)の皆さん。農業をしている人もそうでない人も、地域全体で生活環境の保全や農地の維持活動、ちいきづくりに取り組んでいます。このモニュメントもその活動の一環でした。伊藤さんにお聞きすると、「手書きの文字は、この春この場所を離れて関東圏の高校に進学する子どもが書きました。ふる里を想う気持ちが生涯忘れることのない出来事の一つとして、きっと心に残ると思います」と話してくれました。

 モニュメントには「かじか やまめ 沢ガニ 蛍 イバラトミヨ だっているよ」書いてあります。素晴らしい自然環境と一緒に、地域の明るさや前向きな姿勢、郷土愛がバンバン伝わってきます。

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