2018年8月10日金曜日

防災は人の思いと人の手で



 昨日の仙北市防災訓練は、ちょっと今までとは違う内容で実施しました。秋田駒ヶ岳の噴火警戒レベルが1から3に引き上がると、どんな対応が必要になるのか…。つまり災害は未だ起きていない想定です。


 先ずはドローンを飛ばして、上空から駒ヶ岳登山の皆さんの状況を確認し、下山を促す警戒活動はドローンに装着したスピーカーで行ったり、連絡手段のない登山者には携帯電話を届けたり…。下山の障害となる倒木の撤去、ヘリでのけが人救助、また火山ハザードマップにある市民の避難行動、福祉施設入所者など要配慮者の避難行動などを体験し検証を行いました。不意にその時を迎えると、判断が難しい場面ばかりでした。


 強く感じたのは、どんなに最新の機材を導入しても、防災は人が人を助ける思い、そして必要な人の手の確保、これが基本で最重要だということ。
 改めて多くの皆さんのご参加に心から感謝を申し上げます。ご苦労様でした。ありがとうございました。


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