先日、2日間にわたって開催された「2014フリースタイイル秋田・たざわ湖モーグル競技会(会場:たざわ湖スキー場)」ですが、様々な成果や改善を必要とする点があったようです。
競技種目が若い分、会場周辺では選手や応援者の年齢が若く、とても華やかな雰囲気でした。ソチオリンピックの影響からか、競技自体に興味を持った中学生なども応援に来ていました。夏場のトレーニングが課題とのお話もありましたが、田沢湖に向かってエアの練習台を整備したり、空中制御イメージを体に教え込むトランポリンセンターなど、モーグルのメッカとしての“必需品”を構想する関係者もいました。そんな設備ができあがって、地元の中学生や高校生が、ワールドカップやオリンピックに出場したら、どんなに楽しいでしょう。
黒森山ゲレンデは、長さは充分、若干左に傾きがあるようですが競技には支障がないとのこと(でも補正できるんだったらやった方が良い…)。選手が滑り降りてくる場所の周辺をもう少し広く確保して、観客と混雑しないような配慮、そもそもお客様をどのスペースで観戦いただくか、それは無料席か有料席か、実行委員会の構成や事務局体制の在り方はもちろん、何よりもコース整備に必要な人材の確保対策(これが本当に大変だったお話です。競技会直前に降ったドカ雪で、整備は2度手間・3度手間になったとか)…。
6月には大会開催が本決定されるとのことでしたから、そうなってからだと「いいとこ半年」です。今から手がけておかなければ間に合わない準備作業もありそうです。いろんなことを感じた2日間でした。
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