2018年12月22日土曜日

子ども達の未来を閉ざさない



 昨日、第7回仙北市議会が閉会しました。初日の提案、最終日の追加提案、全てを可決いただきました。そんな中、仙北市育英奨学基金の継続について、多くの感動的な議論がありました。

 仙北市育英奨学基金は、進学したい子ども達にとって頼りになる存在でした。しかし、平成28年度制定の「ゲットバック育英奨学資金補助事業」(定住促進対策で市内居住などの条件を満たす方の償還金免除)以降は利用者が急増し、資金不足から必要な子ども達に奨学金を提供できなくなってしまう現状でした。この実態が判明したのが約2週間前だったこともあり、議会最終日(昨日)、新たに基金2,600万円を積み増ししたいと提案しました。議員からは「チェックが甘い」「どんぶり勘定だ」と多くの批判がありました。しかし、それにも増して、「改めることは至急改めてもらうが、何よりも大切なことは基金を継続し、進学したい子ども達の未来を閉ざさないことだ」との意見が大勢でした。

 関係者への状況説明、基金の運用や在り方の再検討、体制の見直しと強化、寄付金等の積み増し財源への活用、滞納者対策など、課題は多数ですが期間をおくことなく改善を急ぎます。その他、市内小中学校へのエアコン設置関係経費、総合給食センター契約案件なども可決をいただきました。

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