2018年10月23日火曜日
従来型観光の課題とDMOの可能性
田沢湖・角館観光協会(佐藤和志会長)は、国土交通省や青森県観光連盟等から講師を招請し、協会員・市議会・市と一緒に、Destination Management Organization(DMO)の意見交換会を開催しました。
観光業界は凄いスピードで変化しています。人口減少による国内旅行者の掘り起こし対策、訪日外国人観光客(インバウンド)対策、それに老朽化した施設改修を同時進行している現状です。特にインバウンド対策は、これまで日本人が日本人相手に上に積み上げてきたノウハウが通用しません。そこで田沢湖・角館観光協会と、小さな国際文化都市を標榜する市は強く連携し、世界に開かれた観光地域づくりやマーケティング・マネジメントを行う官民一体の観光地経営体(=日本版DMO)の立ち上げに向かいたいと思います。これで課題を全て解決できるものではありませんが、突破策の一つとして有効なことは間違いないと考えています。
この春に市内観光協会等が一本化し、また国では国際観光旅客税も来年本格スタートします。その財源活用を考えると、DMOの立ち上げは今だと関係者の判断があります。必要な取り組みをさらに進めます。
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