本日(1月13日)、秋田県市町村会館で「あきた未来づくり本部会議」が開催されました。本部長は佐竹知事です。この会議で、仙北市と秋田県が取り組んできたプログラム“田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクト”が正式に認定され、事業スタートが決定しました(写真は県と市が認定書にサインをした後の祈念撮影)。
田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクトは、その事業期間を平成27~30年度とし、総事業費4億3千万円を見込んでいます。この後、市が事業主体となって取り組む事項は次の通りです。
【田沢湖の再生に向けた環境整備】
1.田沢湖再生に向けた環境保全意識の向上
①田沢湖クニマス未来館の整備事業
・田沢湖環境学習や研究機能の整備
・環境学習プログラムの発信
②鳴き砂復活など湖畔再生
・鳴き砂復活に向けた検討協議会の発足
・定期的な清掃活動やモニタリング調査の実施
③再生のシンボルモニュメント整備
2.田沢湖畔の賑わいづくり
①田沢湖歴史案内人の育成
②EV自転車の配備
③公道でのタンデムツーリングの実施
【田沢湖・角館・西木が連携した体験型ツーリズム推進】
1.各地域資源を活かした体験メニューの再構築
2.田沢湖とその周辺の情報交流の推進
また県の事業として、または県と市が協働で取り組む事項は次の通りです。
1.県事業
・クニマスの飼育技術の確立に向けた試験研究
2.県と市の協働事業
・田沢湖の水質改善調査事業の拡充
・クニマス未来館への導入サインの整備や道路の安全確保
・仙台圏や首都圏等への情報発信
平成22年12月、山梨県西湖でクニマスが発見され、以降は県と市が事業を展開してきましたが、本プロジェクトの正式スタートで、田沢湖再生・クニマス復活の取り組みは新たなステージに進みます。
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