写真左は非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会の佐久間朋宏・代表理事、右は同法人のモハメッド・シャーミン・バングラデシュ支局長です。先日(1月23日~25日)市内農家民宿でマレーシアの3家族に滞在をいただき、ムスリム(イスラム教)の皆さんを受け入れる条件調査を行いましたが、その最終日にお会いして、今後の課題などを話し合いました。
佐久間事務局長は、「何より良いことは、仙北市の農家の皆さんが外国人を怖がらないこと。それに言葉以上のコミュニケーション能力があること。他ではなかなか見られません」と話していました。シャーミン支局長は、「仙北市の食べ物は本当に美味しくて、海外にも紹介したいと強く思っています」と話していました。またお2人の共通事項では、「ハラル(イスラム教で認められた食事)については、ほぼ安心できる状況ですが、お祈りの場所を事前に準備しておくことや、温泉の楽しみ方を工夫することなど」の課題があると指摘を受けました。
国では、2020年の外国人観光客数2000万人が目標です。石破地方創生大臣は、16日に都内で開催された外食産業界の新年会で、「いかにしてイスラム圏の方々を日本に呼ぶか、ハラルがキーポイント」と言っていましたが、既に対応を始めた企業が横手市内にあって…。今回の仙北市の調査事業でも協力をいただいた林泉堂株式会社(林博樹代表取締役)は、ハラルラーメンを試作中です。マレーシアの皆さんにも試食をいただきましたが大好評でした。
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