ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“終わりは始まり”です。規格外の野菜も人の一生も、いったん終わることで新たな始まりが…。
湯沢市の黒澤理沙さんは、市場に出せない規格外の野菜を農家から買ってお弁当を作っています。カタチが歪だったり大きさがバラバラの大根やニンジン…、でも味も栄養価も変わりはありません。野菜からすれば、出荷から外れた時点で「ああオレの野菜人生は終わった…」と思ったでしょう。ところが黒澤さんに買ってもらって「お弁当のおかず人生が始まった!」のです。農家にはお金が回り、フードロス対策で消費者にも好循環が始まっています。
今週は、県内のあちこちで小学校や中学校の卒業式がありました。卒業生は友達とのお別れに涙したと思います。でも大丈夫。それまでの日常は終わりましたが、次の日常が始まります。人生は終わりから生まれた始まり、始まりから生まれた終わりで満ちています。だからこそ一瞬一瞬が尊いのです。皆さんの人生が花咲くよう、満開のサクラも添え書きしました。
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