2017年8月7日月曜日

仙北市は先端技術の開発フィールド



 写真右は(株)リコーの松浦要蔵・専務執行役員。乗用車にリコーが開発中の特殊カメラを搭載し、道路を走りながら路盤画像を収録する「路面性状モニタリング調査」で、その成果と課題について報告書を提出いただきました。

 同調査は、仙北市が近未来技術実証特区に指定されたことから始まりました。実走撮影は昨年11月と今年4月の2回、国道や県道、市道など8ヶ所で実施。その映像を解析して、道路のひび割れやわだち掘れを数値化しました。さらに時間をおいて同じ場所を実走撮影すると、経年劣化の変化も数値化できることから、この技術が確立すれば数年後の道路の性状の予測が可能になり、いつ補修を行うことが最も効率的かを判断する有力な材料に成り得ます。
 このように、未だ世の中に出ていない先端技術の開発が、他にも各社との連携で進んでいます。

 リコーでは、今年度(降雪前後)も続けて実証実験を行うとのこと。将来の社会で有益な技術が仙北市を舞台に開発されていることに、正直ワクワクしています。

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