2017年8月23日水曜日
人生は苦楽半々
大雨対策をする中、先週末にお伺いした故・宮川信先生(前仙北市病院事業管理者)の三回忌ご法要を思い出しました。お世話になった宮川先生はご実家の近く、長野県飯田市にある運松寺に眠っています。このご法要でご住職から聞いたお話です。
私は初めて会ったご住職に話しかけました。「秋田は7月の豪雨で大災害が発生しました。災害に限らず、最近は辛いことばかりです。人生は苦楽半々と思っていましたが違いますね」と。するとご住職、「いえ、たぶん人生は苦楽半々ですよ。あなたがそう思わないのは、幸せを幸せと感じていないだけでしょう」と。「どう言うことですか」と私。「あなたは毎日、多くの幸せをいただいているはずです。周囲の人からだったり環境からだったり。あなたは川に行って水をくんで飲みますか?。ろうそくの灯火で夜を過ごしますか?。たぶん違うでしょう。蛇口をひねれば水が出て、スイッチを押せば電灯がついて…。毎日ご飯が食べられる。なんて幸せな生活でしょう」。
何とも思わない毎日が実は幸せで満ちている…。今回の大雨は被害なく済みそうです。皆さんのご協力に感謝申し上げます。
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