2017年9月30日土曜日
3D連携フォーラムin角館・SEMBOKU CITY
昨日から角館温泉・花葉館を主会場に、3D連携フォーラムin角館・SEMBOKU CITYが開催されています。3Dは函館・大館・角館の館(ダテのD)をご縁に、北海道と東北の広域交流を進める構想の略称。昨日は函館市長・大館市長・小坂町長・仙北市長・JR各社の皆さんとのパネルディスカッション、その後は道南いさりび鉄道と秋田内陸縦貫鉄道の観光協定式を行いました。今日はまち歩きを行います。
フォーラム前半の、工藤壽樹・函館市長の講演が印象的でした。年間500万人の観光客を迎える函館市は、その数では仙北市とあまり変わりがありません。しかし宿泊者数には大きな違いがあります。函館市は年間360万人の宿泊者があり、仙北市の60万人とは比較にならない実数です。函館観光のトップは夜景で、楽しむには泊まらなければならない必然性があることが強みになっています。また有名な温泉も各地にありますが、旅館やホテルが、団体旅行者から個人旅行者に受入れ体制を変化させ、建設ラッシュが続いているそうです。
広域連携の必要性では、特に海外からの旅行日程(3泊~6泊)を考えると、1つの市や町、1つの道や県で囲い込んでも、満足いただける観光素材を提供できない時代になったと話していました。また北海道新幹線の効果で、道内からの修学旅行受入れに秋田はもっと力を注ぐべきとのアドバイスもありました。
パネルディスカッションの内容については、後日またお知らせします。
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