2023年6月24日土曜日

稲の多年草化栽培


 市民活動あきたと友部コモンズ(茨城県)の第1回web会議。まちづくりや環境再生で興味深い意見交換になりました。中でも稲の多年草化栽培に心が揺さぶられて…。

 小さい頃から抱いた疑問でした。秋の稲刈り後、田んぼに残った稲株から青い葉が芽吹いて…、このまま大きく育てたら、また米が稔るんじゃないかと思っていました。今日の会議で既にそんな農法が研究されていることを知りました。簡単に説明すると、今年の米づくりが終わった後、耕起は行わないで稲株をそのまま残し、冬の間は水を張り、田んぼを生き物の循環場所に変え、農薬や化学肥料を使わず、自然の力で育った稲を再び刈り取りする…、です。

 大規模農業・機械化農業とは間逆です。放棄地を活用したい人、自給自足や半農半Xを考えている人、米づくりと都市生活の2地域居住希望者などなどが、過疎地を活躍の場にする可能性を感じます。面白いなあ。やりたーい!。
※写真は「稲の多年草化栽培〜小規模自給農への新たな道〜」より。


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