2012年7月10日火曜日

鈴木徳夫さん、良かった!


 奇跡のような連絡が入ったのは、市の消防訓練大会(8日)も全ての競技が終了し、間もなく閉会式を始めようとした辺りです。広域消防の幹部から、「鈴木徳夫さんが見つかったようです。ヘリで病院へ搬送されるとの連絡です」と言う報告でした。

 言い方に生存のニュアンスがあって、思わず聞き返しました。「えっ?、生きているんですか?」「だいぶ憔悴の様子ですが、名前や自宅の電話番号を話したらしいです」。

 3週間も山の中で生きていられるのか…。奇跡だと思いました。一刻も消防団員にお伝えしたい思いに駆られましたが、グッと我慢をしました。確認しないと。
 その後、断片的な情報が線になっていきました。各地区では、夕方近くになって消防団を慰労する会が開催されましたが、その頃にやっと事実関係がかなりはっきりして、皆さんに生還をお伝えすることができました。どこの慰労会でも、どよめきや歓声、拍手が巻き起こりました。

 鈴木徳夫さん、良かった。本当に良かった。

1 件のコメント:

  1. 良かった!!よかった。本当によかった。

    返信削除