2018年3月15日木曜日

西明寺小学校の小さな科学者たち



 第61回全国学芸サイエンスコンクールで、西明寺小学校くりっこサイエンスクラブが小学校部門で金賞、また同学校が学校特別奨励賞を受賞しました。金賞は理科研究1万5,422点の応募中でまさに快挙です。


 同コンクールは、主催が旺文社し、内閣府・文部科学省・環境省が後援して毎年開催しています。くりっこサイエンスクラブの研究テーマは、「うずに関する研究・お風呂そうじの時間短縮大作戦」。代表の佐々木愛蕾さん(6年生)によると、「私の家での仕事はお風呂掃除。でも栓を抜いてからお湯がなくなるまで時間がかかってイライラします。時間をもっと好きなことに使えたら」と思っていたそうです。それで渦をつくれば早くお湯が抜けることを聞き、試してみると渦はいつも左回りに…、どうして?。こんな日常がクラブの研究に発展しました。


 選評では多くの選者が、「生活の中で“もっと楽に”が科学を発展させる動機になります。その後、クラブ員が協力して様々な仮説を立て、これを実験し、結果として水抜き時間を2分も短縮させることに成功しました。これは本当に素晴らしいことです」と。
 子どもたちの可能性は無限大です。そして一人ひとりが未来です。小さな科学者たち、これからも頑張って!。


《くりっこサイエンスクラブ》
佐々木愛蕾さん(6年生)
高橋諒真さん(5年生)
西宮百椛さん(5年生)
江橋希音さん(4年生)
菊田陽生さん(4年生)
木元ひなたさん(4年生)
佐々木棟旺さん(4年生)
千葉暁さん(4年生)


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