2017年3月17日金曜日

市議会閉会~委員会判断を覆し本会議で原案可決~

 市議会定例会が閉会しました。平成29年度当初予算案は総合給食センターに関する事業費が減額修正で可決、条例関係では思い出の潟分校条例案が修正可決、高等学校入学準備金貸付条例の一部改正条例案が否決となりました。新・角館庁舎建設に向けた測量事業費、総合体育館の構想策定事業費などの予算案、また他の条例案は原案通り可決です。特徴的だった場面は、田沢湖クニマス未来館設置条例案の審議です。次の賛成・反対討論がありました。

 田沢湖クニマス未来館は、今年7月のオープンを目指し工事が進んでいます。設置条例は、名称や建物の位置、業務内容、開館と閉館の約束ごと、観覧料金などについて規定するものです。しかし先の総務文教常任委員会では、この条例を否決しました。田沢湖クニマス未来館という名称や、観覧料は適切かどうか疑問が残るなどの理由でした。今議会で決めなくても、6月の定例議会で可決すれば良いという思いもあったようです。しかし4月に入ってすぐ、オープンまでに進めなければいけない作業をスタートしないと間に合いません。その財源は平成29年度当初予算案に盛り込まれています。この予算は減額修正などなく可決しています。

 賛成討論で田口寿宜議員は、「この事業は県と市の協同プロジェクト。田沢湖クニマス未来館は、旧来の行政運営手法では生み出せなかった。不安要素はあるが、予算を認めて条例を認めないことは事業を止めること。田沢湖の新たな未来を手にするため前に進もう」と主張。一方、反対討論で高久昭二議員は、「クニマスを山梨県から借り入れて、仮にその後に死亡したら、代わりのクニマスはいただけるのか。未来館を造るより、孵化場や養殖場を造ることが先ではないか。それに設計の違算金問題も解決していない」と主張しました。

 その後、市議会は2度に渡る休憩をとって内容を精査。その上で採決を行い、総務文教常任委員会の判断(否決)を本会議で覆し、賛成多数で条例案を原案通り可決しました。

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