2019年12月19日木曜日

新幹線を活用した物資輸送



 10月、私は農林水産省の食品流通合理化検討委員会で、〝新幹線は物流動脈になり得る〟と発言しました。不勉強を露呈しますが、既にJR各社は取組みを進めていました。

 先日は、大宮で開催された秋田県のイベントに、秋田新幹線でセリやマイタケが試験輸送されました。それより以前、東北新幹線で宮城県の農産物を首都圏に輸送しています。さらにそれより以前、北陸新幹線が長野県のあんずを運んでいます。これらは2018年6月の「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づく取組みのようです。同様の試みは九州新幹線(JR九州)でも行われています。

 トラック輸送など自動車運送業界は、ドライバーの人手不足が深刻です。新幹線を活用した物資輸送は、自動車運送業界の負担や環境の負荷を軽減する手法として有効で、早期の実運用が必要だと思っています。

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