2010年7月8日木曜日

椎川忍氏の言葉


 文化庁「芸術拠点形成事業」の第4回特別講座で、総務省から椎川忍審議官をお迎えし、お話をお伺いする機会に恵まれました。少し椎川さんをご紹介すると…。1953年生まれで総務省・自治大学校長、地域創造審議官、知己に飛び出す公務員ネットワーク代表等々、多くの肩書きを持ちながら、それら一つ一つのスペシャリストで、毎日全国を駆けめぐっている方です。

 椎川さんの言葉から。
「答えは縦にはない、横に見つかる。現在の個別の補助金制度では限界がある。このシステムが変われば省庁の権益が取り払われ、縦割りもなくなる。今は分業体制の悪弊が現れてばかり。公務員も意識の改革が急務で、ミッションを取り違えている。1次ミッションは住民の幸せ感の増幅だ。目先のミッション(2次ミッション=職場での毎日の仕事)にとらわれている。公務員は立ち位置を正すべき。これが地域再生の近道だと思う。」…と辛辣で刺激的。

 ワクワクしたお話でした。

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